船井総研の創業者である船井幸雄は、
「社会性」、「教育性」を追求し、その結果として「収益性」のある会社をつくると言っていました。
「社会性」
これは、船井幸雄の創業者の精神として、今の社員にも配られるクレドにありますが、
「よく働き、よく稼ぎ、よく学び、よく考え、世のため人のために尽くそう」
というように経営コンサルティングという仕事を通して、社会貢献するということが根底にあります。
そして、「教育性」は、
ここで働く人が模範となるような人財になるよう育成していくことです。
その結果として、企業としての「収益性」が上がるという考えです。
商売は、商店にきてくださる「お客様」がいて成り立ちます。
今は、有店舗でなくても、WEB上の店舗にご来店いただければよいかもしれません。
いろいろなお客様に自店をご利用いただき、
その中から、自店を好きになってくださる方を作っていく。
そのために、いろいろな工夫をしていくことが商売の醍醐味でもあると考えます。
社会の中で、認められる商売をして、そのために商売が出来る人になり、収益を上げる。
今の時流は、
WEBの中では、唯一、そこにしかないものが強いのでしょう。
地元に根ざす有店舗の場合、その地域には無くてはならない、その地域の方々が好きでいてくれる、
そんなお店として商売をすることが、そのお店を強くするのだと考えます。
そのために、顧客密着、地域密着、そしてより選択されるための高付加価値が大切になっているのだと考えます。
前職のコンビニで本部の仕事をしていた時は、
加盟店様の店頭にきてくださるお客様のことを考え、
そして、そのお客様が来てくださる加盟店様のことを考え、
商品の扱いや企画を考えていました。
船井幸雄は、「社会性の追及」、「教育性の追求」、その結果としての「収益性の追求」という順番の表現で船井社員に経営や商売のことを伝えようとしていたのだと考えます。
船井総研 写真館ビジネスチーム チーフ経営コンサルタント 井口 章
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