ペットと暮らす家庭が多くなりました。
ちょとした仕草や表情が可愛くて、つい手元の携帯端末やデジカメで撮影してしまうことは多いでしょう。
ペットの写真も一眼レフカメラを使えばぐっと出来栄えが変わり素敵なものになります。
ペットの撮影で厄介なのは「はいチーズ」と言っても止まってくれないところ。
いざシャッターを押せばすっと目線が逸れてしまったりと、なかなか思うようにいきませんね。
室内で過ごすペットの愛らしい表情を捉えるポイントをチェックしてみましょう。
まず、室内は光が少ないのでシャッター速度は遅くなる上、ペットは動き回ったりもするため、尚更手ぶれを起こしやすくなります。
そこでシャッター速度が遅くならないようISO感度を上げます。
日差しが入る明るい窓のある日中の室内ならISO400~800、蛍光灯の下であればISO800~1600、暗い室内ならISO3200以上を目安に設定します。
但し、このとき、ISO感度は高くすれば画質が粗くなるということを頭に入れておきましょう。
シャッターを押す際は出来るだけペットと同じ目線になると可愛い表情を捉えることができます。
また、一瞬の表情やチャンスを捉えるには連写し、とにかくたくさん撮ってみることです。
デジタル式カメラはフィルムカメラと違い、不要なものは削除できるのでフィルムの無駄遣いを気にしなくていいのが大きな長所。
山ほど撮影した中のほんの一枚でも、これと言えるものがあれば成功です。