絞り(F値) | 子供写真の撮り方、お父さんの通販日記

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カメラを使って写真撮影をする際にとても重要な「絞り(F値)」。
たぶん、最も基本的なカメラ用語です。

まず、写真はレンズを通った光が撮像素子(フィルム、イメージセンサー)にあたって出来ます。
レンズには光の入る量を調節する穴があり、撮影場所の明るさなどによって穴の口径を大きくしたり
小さくして調節する必要があります。

大きくすれば取り込む光の量は多くなり、小さくすれば少なくなります。

日差しの強い時間帯の外で撮影しようとするとき、穴を大きくしたままでは明るすぎて写真が白くなってしまうため
程よく絞って、入る光の量を調整します。

人間が、周囲が薄暗くて見えにくいときに目を見開いてじっと見ようとし、逆に日差しがさんさんと降り注ぐような場所では眩しくて目を細めるのと同じことです。

レンズの穴の大小は複数の羽根で構成された絞り羽根によって行われます。

レンズにもよりますが、羽根の枚数はだいたい6~9枚が多く、絞ったときに中心の穴の円形に近い形になっているものを円形絞りといい、そうではないタイプを多角形絞りといいます。

穴を大きくすることを「絞りを開ける」、小さくしていくことを「絞り込む」と言います。

また、羽根を全く使用せず全開した状態を開放といい、そのレンズで最大限の光を取り込める状態となります。
絞りの度合によって一眼レフカメラならではのぼんやりした雰囲気を出すこともできます。
絞りを開くとピントが合って見える範囲は狭くなり、絞り込むと広がります。

絞りの度合を数値化したものをF値または絞り値といいます。
絞り込むほどF値は大きく、開くほど小さくなります。

では、実際にはどう関係するのか?

絞り(F値)で最も重要なことは、ピントの範囲と考えて下さい( `ー´)ノ

景色を撮影するときにビシッと全部の景色をピンボケなしで撮影したいときには 絞ります!!
絞り(F値)を大きくします。
具体的には絞り(F値)をF8とかF11以上に大きい数字にします。
こうすると、ピンボケなしで全部にピントが合います。

反対に背景をぼかして撮影する写真では、絞り(F値)を小さい数字にします。
F4や、F5.6でOK。
これが「絞り(F値)」です。

光の量により、シャッタースピードとの関係もありますが、そこはおいおい勉強するとして、
「絞り(F値)」は光を通す量を調節して、ピントを合わせる、ぼかして撮影すると覚えてください。

雰囲気を見せる写真では、背景をぼかすため、F1.8やF4などの小さな数字で背景はぼける。

家の写真は、全部がクリアに見えて欲しいので、F8とかF11。

絞りとは?
光の量を調節し、ピントを合わせる範囲を調節する数字。
F1、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22など。

F1.4で撮影すると背景はボケボケ
F16で撮影すれば背景までくっきり