一眼レフカメラの購入を考えるとき、どのメーカーを選ぼうか、どんな機種を選ぼうかと考えるとき、
まずは自分がそのカメラをどんなシーンで使い、どんなものを撮りたいと思っているのかを明確にすることが大切です。
(私の場合には最初なので一般的なキャノンの一眼レフで、オークションで値段と相談し、
EOS 30Dを購入しました、これが最初の一眼レフです)
日常で使うだけでなく趣味の旅行や登山などにも携帯したいと考えるのであれば、
重さや形状など持ちやすさを考慮する必要があります。
実は、この「携帯のしやすさ」というのが、特に初心者にとっては重要な項目ともいえます。
撮影や画質などにこだわる前に、手に持つ、持ち続けることができなければきちんと撮ることができません。
但し、一つ認識しておきたいのは、軽量のカメラは即ちボディが華奢(きゃしゃ)であるということです。
様々な箇所に使われる材質がプラスティックであるため、軽量であると同時に華奢になってしまうのです。
アクティブな旅行や山登りに持って行きたいとなると、軽くても衝撃に弱いようでは不都合なこともあります。
形やかさばり方も、持ち歩きの際には大きく影響します。
例えば一眼レフカメラ本体に交換レンズ数本、バッテリー、三脚などを専用バッグに入れれば、物によっては10㎏近くなることもある上、そのバッグ一つのかさから、カメラ関連だけでひと荷物になってしまうことが考えられます。
軽ければ傷つきやすく、重たいハードなものであれば頑丈だけれども持ち運びがしにくく、操作しきれるかが心配・・・と悩ましいところですが、その点を頭に入れ、店頭で実物に触れてみるのがまず第一でしょう。