朝風 | 消しゴム君 寫画集

消しゴム君 寫画集

寫眞と物語と言葉で綴った寫画集

 
 
 
 
ときおり
朝露に頬を染めた風に吹かれてみる
 
吹かれながら
目を閉じてみる
 
閉じると
それまで見えていなかった
風のささやき声や
青草の懐かしい香り
火照った肌を鎮める雨の雫が
僕の細胞をおはようと目覚めさせてくれる
 
それは物凄く些細な事だけれど
それは物凄く些細なものだけれど
 
今日を与えてくれた誰かの「想い」を
とても強く感じるンです