松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~ -36ページ目

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!

今日から、国際木文化フェスティバルの日本初開催の各種イベントの回想を始めます。

《World Wood Day 2025 Japan》(《ワールト・ウッド・デー 2025 日本大会》)

(略称:WWD2025)は、2025年の3月から11月にかけて断続的に開催しました。

SDGsにも繋がる、地球環境持続的保全の根幹にも関わる"木の良さ"(Wood is Good !)を

スローガンに掲げる、IWCS国際木文化学会(本部USA/CA)とJWCS(一社)日本木文化学会が、

ワールト・ウッド・デー 2025 日本大会実行委員会を組織して開催した国際フェスティバルでした。

皆様のご注目、ご来場、ご参加、誠にありがとうございました。

 

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WWD2025は、このシンポジウムとの協同の実現から、本格的な開催に入りました。

シンポジウム

ISWST2025国際シンポジウム・WWD2025 Symposium & 

The 7th IUFRO Forest Products Culture Colloquium 特別セッション

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12885100365

 

開催日

2025年3月17~19日

概要

一般社団法人 日本木材学会(JWRS)は、木材のさまざまな側面に関心を持ち、関係しているすべての科学者を、           仙台国際センターで開催される国際木材科学技術シンポジウム2025(ISWST2025)に招待します。
この会議は、21世紀に向けて持続可能かつ最も有望なこの生体素材に取り組んでいる                       科学者を集めることを目的としています。
また、「2025 ワールド・ウッド・デー シンポジウム」および「第7回IUFRO森林製品文化コロキウム」も             同時開催されました。

セッション

  1. 木材物理学
  2. 木材工学
  3. 木材化学
  4. 複合材料と接着
  5. 細胞形成と木材構造
  6. 木材の生分解と保存
  7. バイオリファイナリー
  8. 「2025 ワールド・ウッド・デー シンポジウム」および「第7回IUFRO森林製品文化コロキウム」

開催地:仙台市

人口100万人の都市であり、東北地方の政治と経済の中心地です。仙台は大都市でありながら、

自然と調和した近代都市として広く知られています。

会場:

 

仙台国際センター
住所: 〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山無番地
電話番号: 022-265-2211

 

主催者:

一般社団法人 日本木材学会(JWRS)は、日本が高度成長経済に向かうなか、

日本木材学会の会員による木材と林産物に関する科学技術の促進を支援するため、

1955年に設立されました。JWRS の使命は、定款にある通り、

再生可能な資源に基づく持続可能な社会の発展に貢献する学術研究を推進することです。

 

 

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毎年の3月21日は、IWCS国際木文化学会が提唱する World Wood Day であり、

国連が制定している 国際森林デー でもあります。

また、10月8日は「十」+「八」で「木の日」です。

概ね、この3月から11月にかけての半年以上の会期の中で、

全国各地で各種イベントの断続的な開催を展開する分散開催方式で、

《World Wood Day 2025 Japan》/《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》

を開催し増田。皆様のご注目、ご来場、ご参加に、改めて感謝いたします。。

 

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WWD2025日本語サイトです。

 

 

英語サイトはこちらです。

https://www.worldwoodday.org/2025/

 

明日以降も、各イベントを回想する記事を連続掲載していきます。どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

オリンピック&パラリンピック2020東京の開催年ということで、

当初は2020年の3月21日前後に集中開催を準備していた国際木文化フェスティバル、

《World Wood Day 2020 Tokyo》は、開催を目前にした2月に、

新型コロナウイルス感染拡大という事態に直面して、開催断念を余儀なくされました。

 

しかし、国際本部=IWCS国際木文化学会とワールドウッドデー基金及び世界各国から、

世界に冠たる木の文化や森林を持つ国土を擁している日本での開催を求める声は大きく、

大阪万博開催が予定されている2025年に、あらためて日本大会を行う準備を開始しました。

そして、下に掲載したチラシ画像の通り、また下にリンクしたWEBサイトの通り、

来年2025年の3月頃から10月頃にかけて、一部は大阪万博とも連携しながら、

《ワールド・ウッド・デー2025ジャパン》を分散開催方式で実現することになりました。

皆様のご注目やご来場を、よろしくお願い申し上げます。

 

各イベント個々については、今後、公式WEBサイトやこのブログなどで、

順次ご案内・ご紹介をしてまいります。どうぞご期待ください。

 

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第197巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、

寝台特急「ゆうづる」を牽引したED75形700番台交流電気機関車の

颯爽とした有志をお楽しみいただけます。

 

 

それではいつものようにパッケージを解いて、

奥底から第197巻の冊子を取り出しましょう。

 

 

巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。

常磐線の電化延伸を機に開発されたED75形交流電気機関車は、

同線を経由して上野と青森を結ぶ寝台特急「ゆうづる」の牽引にも起用され、

客車列車「ゆうづる」が廃止となる1988年まで活躍しました。

 

 

次のページに目を移すと、カラフルな二両編成の電車の写真が目に飛び込みます。

静岡鉄道A3000形電車の特集です。

在来の主力電車1000形の後継として開発された新型電車A3000形は、

現在急ピッチで増備中で、近い将来には全列車が

このA3000形で運行されるようになるということです。

 

 

更にページをめくると、JR四国の発足時の客車列車の置き換えに

大きく貢献した1000形気動車の特集です。

特に、都市近郊非電化区間のサービスアップのために開発されたため、

片側3ドアの軽快な外観が新しい時代の到来を感じさせてくれました。

主に徳島・高知エリアに計56両が量産されて導入されて、

現在も活躍が続いています。

 

 

「日本の鉄道の歴史」シリーズは、みかんを運んだ和歌山の小鉄道、

有田鉄道の特集です。

国鉄紀勢本線が延伸する以前の大正時代に、

名産の有田みかんを港に積み出す目的で建設された有田鉄道です。

一時期には国鉄に乗り入れるほどの盛況を誇りましたが、

次第にみかん輸送の役割も失って、2002年に廃止となりました。

現在は「有田川町鉄道公園」が整備されて、

動態保存車両の展示運転も行われているということです。

 

 

巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。

本号では、西武鉄道の最新型特急専用車両、

001系「Laview(ラビュー)」の特集です。

未来的な斬新な外観から車内の意匠まで、実に斬新な車両です。

今のところ、池袋線・秩父線系統の特急「ちちぶ」「むさし」で

活躍を始めています。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。

 

 

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ
(Dmitrii Dmitrievich Shostakovich / 1906-1975)の
交響曲(全15曲)の探訪を先週からアップしています。

<交響曲第1番>(1926)が大評判となって、
国際音楽界に衝撃的なデビューを果たしたショスタコーヴィチは、
1927年には、ソ連当局の一機関、国立出版アジアプロット局の
委嘱作品として、前衛的な気概にも満ちた単一楽章構成による
<交響曲第2番「十月革命に捧げる」>が作曲し、
1929年には、委嘱作品ではなく自発的に、より祝祭色の強い
<交響曲第3番「メーデー」>を作曲して、発表しました。
ソヴィエト連邦建設の推進を賛美する作品を
書かざるを得ない事情が、きっとあったことでしょう。

ところがその後、スターリン体制になると、
芸術界の前衛的な試みは弾圧されるようになり、
1936年には共産党機関誌"プラウダ"で批判を受け、
ショスタコーヴィチはソヴィエト社会での
窮地に追い込まれました。
折から初演の準備を進めていた
<交響曲第4番>の初演を撤回して、
批判以後に作曲した<交響曲第5番>で
何とか名誉を回復しました。

その<第5番>は、社会主義リアリズムに迎合した作品として
長らく語られてきましたが、作曲家の死後に公表された
様々な証言資料等が明るみになるに従って、
体制批判のメッセージを巧妙に仕込んだ作品であることが
知られるようになってきました。

その次の交響曲が、1939年に書かれたこの<第6番>です。
オーソドックスな4楽章構成を採った<第5番>に対して、
この<第6番>はやや変則的な3楽章構成となっています。
簡単に説明してしまうと、ソナタ形式による冒頭楽章を欠いた
緩徐楽章・スケルツォ楽章・終楽章による
3楽章構成と言えます。
但し、深層はもっと複合的でしょうが・・・

当時のソヴィエト当局は、あの模範的な<第5番>の次が
この作品ということで、戸惑いを隠せなかったようです。

近年はあまり演奏されないように感じますが、
かつてはムラヴィンスキー率いるレニングラード・フィルの
来日公演にプログラミングされる等、聴く機会が多くありました。

#####<交響曲第6番 ロ短調 作品54>#####

[第1楽章]
哀切な、あるいは悲痛な、哀歌のような深淵たる緩徐楽章です。
作曲家の痛切なメッセージが込められた音楽が連綿と続きます。
二つの主題が緊張感の中で提示された後、
更に音楽は静謐且つ沈欝な展開になっていきます。
やがて最弱奏の中での変容再現部のような経過部を経て、
かすかな希望の光を見出しかけるような雰囲気を
醸し出しつつも消えるように楽章を閉じます。
この楽章は、15分を超える長大な音楽です。
後続の二つの楽章を合わせた長さを超えています。
何ともアンバランスな異例な冒頭楽章です。

[第2楽章]
一転して楽天的な音楽が炸裂します。
オーソドックスな複合三部形式によるスケルツォ風の楽章です。
主部が回帰してからはオーケストレーションが弱奏になり、
あっさりと楽章を閉じることろはちょっとお洒落でもあります。

[第3楽章]
ショスタコーヴィチ流のロンドソナタ形式による終楽章です。
数々のエピソードを挟みながら、音楽が進行していきます。
終盤に更に一層楽天的なファンファーレが聴こえてきます。
表向きは社会主義リアリズム賛美の作品の仮面を被っていますが、
実はむしろ揶揄・嘲笑しているようにも聴こえてくる音楽です。

仕事場のライブラリのCDは、ムラヴィンスキー盤です。

CD:ショスタコーヴィチ/交響曲第6番&10番
   エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
   レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
   1972年&1976年 ライヴ録音
   BMG / BVCX-4007
ムラヴィンスキー盤
このところ、10年以上も前に刊行されていた鉄道雑誌を回想しています。

<私鉄全駅・全車両基地>記事シリーズも
いよいよ最終回となりました。

最終号は名古屋の地下鉄、名古屋市交通局の紹介です。
実は私は、名古屋の地下鉄には
ほとんど乗ったことがありません。
僅かに、1994年に愛知県立芸術劇場で開催された
東京フィル名古屋定期演奏会で、
拙作<フォノスフェール第1番>が演奏された際に、
新幹線を名古屋駅で降りて栄駅まで乗車したのが、
おそらく唯一の体験です。

番外編の体験としては、香川県の高松琴平電鉄に、
名古屋市交通局から譲渡された車両が走っていて、
屋島線で乗ったことがありました。

私鉄全駅シリーズ31/大阪市交通局

###私鉄全駅・全車両基地32/名古屋市交通局###

この最終号では、名古屋の地下鉄の全線、
東山線、名城線、名港線、鶴舞線、桜通線、上飯田線、
そして名古屋市独特の交通システムが紹介されています。

東山線と名城線は言わば老舗格で、
第三軌条集電方式が採用されています。
名城線は環状線で、周回運転をしているという
特徴があり、金山席で接続する名港線は、
新たな開発により発展を遂げている
港湾地域に向けた支線となっています。

鶴舞線は、東南側で名鉄・豊田線と接続して、
西北側では名鉄・犬山線と接続して、
両側で相互乗り入れ直通運転を行っています。

桜通線は、相互乗り入れ路線はないものの、
鶴舞線と同一の規格で架線集電方式を採用しています。

最新でユニークな存在が、上飯田線です。
名鉄・小牧線の起点駅が地下鉄の平安通駅から
1キロ離れた不便な位置に甘んじていた不便を
解消するために建設されました。
たった一駅、0,8キロの日本最短の地下鉄です。
本来ならば名鉄が建設・開業すべき性格の路線
と言えるでしょう。実際、
車両や乗務員の運用は、全て名鉄に委託されています。

私鉄全駅シリーズ32/名古屋市交通局

名古屋の中心は、名古屋駅の東側の栄(旧・栄町)駅周辺です。
オフィス街であり、また日本最大級の地下街が発達した
栄駅周辺が大々的に紹介されています。

中心地=栄

地下鉄の他にも、名古屋独特の
先進的な交通システムを見逃してはなりません。
市街密集地は高架線の専用軌道を走行し、
郊外では一般道路を普通のバスとして運行する、
ガイドウエイバスが実用化されています。
名城線・大曽根駅が起点となっている
「ゆとりーとライン」です。

一方、東山線の東側の終点駅、藤が丘駅からは、
「リニモ」(愛知高速鉄道東部丘陵線)が走っています。
今のところ国内愛唯一の
磁気浮上式による営業鉄道路線です。

名古屋自慢の新システム

毎号お馴染の各種車両の紹介や、車両基地の紹介記事も、
この号で見納めとなります。

車両基地や各種車両

懐かしい昔の写真や全駅紹介も、今まで通り満載です。

懐かしの写真と全駅紹介

巻末近くのページに「名古屋市交通局早わかり」
の記事は、とてもよくまとめらた情報になっています。

歴史早分かり

これで最終号の紹介もおしまいです。
一抹の寂しさが漂いますが・・・
これからも"乗り鉄"&"撮り鉄"として、
鉄道ファンを続けていく私です。

私の邦楽器作品の最新作は、下のチラシ画像の通り、

2019年7月27日に初演されました。

 

 

勤務先の洗足学園音楽大学の2019年度の大学院2年生に

箏専攻学生とオルガン専攻の留学生が在籍しているので、

その二人が協演できるステージを創出しようということに

なって、この作品が誕生する運びになりました。

 

箏(素朴な木製弦楽器)と

オルガン(大規模な金属製管楽器)

(注:オルガンは鍵盤楽器ですが、

発音メカニズムは管楽器です)

という対照的な二つの楽器のための

二重奏作品ということで、

音と音の対照を奏者と聴き手の双方にとっての

共通コンセプトとなる楽曲シリーズ=

"音・音 / Sound Sound シリーズ"の第5番として

作曲することにしました。

 

オルガンは笙を思わせる音色を中心に繊細な演奏を

見せつつ、箏はその音色と機能を存分に発揮しつつ、

両者が対照や融合を繰り広げていきます。

 

箏パートは、中国の箏=古箏でもトレース可能に

してあるので、オルガンと古箏の二重奏で

中国でも演奏していただけたらと、

作曲者としての願いも込められています。

 

このシリーズの今までの軌跡は、

《音・音 / Sound Sound 〜二群の邦楽合奏の為の二章》

《音・音 / Sound Sound Ⅱ

        〜トランペットとオルガンの為に》

《音・音 / Sound Sound Ⅲ〜笙とコントラバスの為に》

《音・音 / Sound Sound Ⅲ-b 〜笙とリコーダーの為に》

《音・音 / Sound Sound Ⅲ-c 

        〜バンドネオンとコントラバスの為に》

《音・音 / Sound Sound Ⅳ 

         〜尺八、二十絃箏、打楽器群の為に》

となっています。

そして

《音・音 / Sound Sound Ⅴ》

        〜箏とオルガンの為の幻想曲〜

の誕生となりました。

 

 

 

 

・・・・・・・・初演演奏会・・・・・・・・

 

     邦楽演奏会「和のいろは」

[日時]7月27日(土) 開場13:30 開演14:00

[会場]洗足学園音楽大学シルバーマウンテン1F 入場無料

[プログラム]
「アルカディア」沢井比河流 作曲
「津軽・風の舞」 山中信人 作曲 

         冨田慎平 太鼓作調[初演]
「紫苑」山本邦山 作曲
《Sound Sound Ⅴ》〜箏とオルガンの為の幻想曲〜 

                松尾祐孝 作曲[初演]
「春の一日」長澤勝俊 作曲

[出演]
洗足学園音楽大学学生、院生、卒業生、講師、

現代邦楽研究所研究生
 

木の文化の祭典《World Wood Day 2025 Japan》(《ワールト・ウッド・デー 2025 日本》)

(略称:WWD2025)が、今年2025年の2月から11月にかけて開催されました。

今日から、その全イベントを回想していきます。

 

2月1日に開催された<中学生木工チャレンジコンテスト>の

ファイナルステージ(WEB開催)にWWD2025実行委員長の私が出席して、

特別講演をする機会を得て、WWD2025はプレオープンとなりました。

 

〜〜<中学生木工チャレンジコンテスト>〜〜

https://www.ajgika.ne.jp/~mokkou/

 

毎年の3月21日は、IWCS国際木文化学会が提唱する World Wood Day であり、

国連が制定している 国際森林デー でもあります。

また、10月8日は日本の「木の日」です。

概ね、この3月半ばから11月下旬にかけての半年以上の会期の中で、

全国各地で各種イベントの断続的な開催を展開する分散開催方式で、

《World Wood Day 2025 Japan》/《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》

を開催しました。皆様のご注目、ご来場、ご参加に、改めて感謝申し上げます。

 

 

英語サイトはこちらです。

https://www.worldwoodday.org/2025/

 

 

明日以降、各イベントを回想する記事を連続掲載していきます。どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

一昨年の World Wood Day 2023 オンライン・フェスティバルの公式サイトを下にリンクします。

2021年以来、洗足学園音楽大学の邦楽器部門の国際連携活動の一環として、

《邦楽定期演奏会》を《World Wood Day Special Concert》として

インターネット配信もして、日本の木文化の一翼を担っている

邦楽器の素晴らしさを世界にアピールしてもいます。

下のリンクから昨年の記録動画をご視聴いただけます。

 

 

昨年もオンラインを中心に、World Wood Day 2024 が展開されました。

 

 

その WWD2024 に連携して、2024年3月20日には今年の邦楽定期演奏会が開催されました。

現在は、《World Wood Day 2024 Special Concert》としてアーカイヴ配信をお楽しみいただけます。

 

 

オリンピック&パラリンピック2020東京の開催年ということで、

当初は2020年の3月21日前後に集中開催を準備していた国際木文化フェスティバル、

《World Wood Day 2020 Tokyo》は、開催を目前にした2月に、

新型コロナウイルス感染拡大という事態に直面して、開催断念を余儀なくされました。

 

しかし、国際本部=IWCS国際木文化学会とワールドウッドデー基金及び世界各国から、

世界に冠たる木の文化や森林を持つ国土を擁している日本での開催を求める声は大きく、

大阪万博開催が予定されている2025年に、あらためて日本大会を行う準備を開始しました。

そして、2025年の3月から11月にかけて、一部は大阪万博とも連携しながら、

《ワールド・ウッド・デー2025ジャパン》を分散開催方式で実現することになったのでした。

 

明日以降、主催イベントを中心にWWD2025の各イベントを回想していきます。

 

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第196巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、

石巻線や磐越西線などで見られた東北色を纏った

キハ58系急行形ディーゼル電車の先頭車、キハ58形の

落ち着いた雰囲気の姿ををお楽しみいただけます。

 

 

それではいつものようにパッケージを解いて、

奥底から第196巻の冊子を取り出しましょう。

 

 

巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。

グループ全体で1800両以上製造された急行形気動車キハ58系は、

国鉄民営化時に1000両以上がJR各社に引き継がれました。

そして、全国各地で独自の塗装を施されて活躍した車両も多く、

そのバラエティーは多岐に渡りました。

JR東日本東北地域本社(現・仙台支社)管轄の小牛田運輸区のキハ58系は、

クリーム色+濃淡グリーンの塗色で、快速「南三陸」などで活躍しました。

 

 

次のページに目を移すと、今度はステンレス車体の電車の写真が目に飛び込みます。

熊本電鉄6000系電車の特集です。

この形式は、都営地下鉄三田線の主力車両だった6000系の譲渡を受けたもので、

形式名もそのままに活躍を続けて、地方鉄道の近代化に貢献しています。

 

 

更にページをめくると、最新型の中型気動車の写真に目を惹かれます。

JR北海道が新たな住民の足として投入を開始したH100形の特集です。

この形式は、最新の技術を導入して開発された電気式気動車です。

つまり、ディーゼルエンジンで発電機を駆動して主電動機で走行する仕組みです。

技術革新によって軽量化や高出力化が実現した電気式気動車の導入によって、

JR北海道の不採算路線の状況が少しでも好転することを願ってやみません。

 

 

「鉄道建築」シリーズは、北海道の倶知安駅舎の特集です。

2031年に予定されている北海道新幹線伸延の暁には、

新幹線の駅も設置される見込みの、函館本線(山線)の中核駅です。

二階建てで間口が広く横長に広がる大きな駅舎が、

この地域の中心駅らしい雰囲気を醸し出しています。

 

 

巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。

本号では、明治初期に北海道開拓の先鋭として活躍した

「義経」「弁慶」などと命名された、7100形蒸気機関車の特集です。

当時、北海道開拓はアメリカの協力を得て進められていたこともあって、

この機関車群はアメリカから輸入されました。

そのため、火の粉止めの付いた大きな煙突や動物よけのカウキャッチャーなど、

まるで西部劇映画に出てきそうなスタイルが特徴です。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。

 

 

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ
(Dmitrii Dmitrievich Shostakovich / 1906-1975)の
交響曲(全15曲)の探訪を7日(月)からアップしています。

<交響曲第1番>(1926)が大評判となって、
国際音楽界に衝撃的なデビューを果たした
若き才能=ショスタコーヴィチは、
1927年には、ソ連当局の一機関、
国立出版アジアプロット局の委嘱作品として、
前衛的な気概にも満ちた単一楽章構成による
<交響曲第2番「十月革命に捧げる」>が作曲し、
1929年には、委嘱作品ではなく自発的に、より祝祭色の強い
<交響曲第3番「メーデー」>を作曲して、発表しました。
ソヴィエト連邦建設の推進を賛美する作品を
書かざるを得ない事情が、きっとあったことでしょう。

ところがその後、スターリン体制になると、
前衛的な試みは弾圧されるようになりました。
そして、
1936年には歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」と
バレエ「明るい小川」が共産党機関誌"プラウダ"で
批判を受け、ソヴィエト社会での窮地に追い込まれました。
折から初演の準備を進めていた<交響曲第4番>の初演を
苦慮の末に撤回して、批判以後に作曲した
あの有名な<交響曲第5番>で名誉を回復するまで、
ショスタコーヴィチの立場は
極めて危なかったものと想像されます。

そのような経緯から、この作品は社会主義リアリズムに
迎合した作品として長らく語られてきましたが、
作曲家の死後に公表された
様々な証言資料等が明るみになるに従って、
体制批判のメッセージを巧妙に仕込んだ作品であることが
知られるようになってきました。
しかし、そのような背景を抜きにしても、純音楽として
極めてよくまとまった上で独創性も高い交響曲として、
充分に存在価値がある作品であると、私は考えます。

「革命20周年」という記念の年、1937年に初演されて、
当局からも絶賛されて名誉回復を果たし、
西側にも広く紹介されることになったこの作品は、
時に「革命」という副題を付されて語られることも
ありましたが、正式なものではありません。

####<交響曲第5番 ニ短調 作品47>#####

<第2番>と<第3番>の
讃歌的交響詩のような単一楽章構成から、
巨大な構成による3楽章構成の<第4番>を経て、
この<第5番>では、再び<第1番>のような
伝統的な4楽章構成に立ち戻っています。

[第1楽章]
冒頭から、悲痛な叫びのような
第1主題が心に食い込んできます。
主題の提示からそのまま発展に繋がって
大きなエモーションを喚起する筆致は、
チャイコフスキーの交響曲以来の
ロシアのシンフォニストの伝統的手法を言えるかもしれません。
融和な和音伴奏に乗せて奏される第2主題は、
第1主題と密接な関連があることが明快です。
マーラーが蘇ったかのように厭世的に響きます。
展開部の充実も濃密です。マーラーも得意としていた
行進曲調の発展を盛り込みながら
音楽は高揚して驀進していきます。
クライマックスで速度を倍に早めた第1主題を登場させて
そのまま再現部に雪崩れ込むというアイデアは実に効果的です。
ようやく音楽が穏やかに落ち着いて第2主題の再現に入り、
やがて静謐な終結部に滑り込んでいきます。
ソナタ形式を見事の使いこなした独創的な冒頭楽章です。
ピアノやチェレスタを巧妙に活用したオーケストレーションは、
ショスタコーヴィチ独特の筆致です。

[第2楽章]
スケルツォらしいスケルツォ楽章です。
ブルックナー以来の本格的スケルツォと言えるでしょう。
苦虫を噛み潰したような味わいは、
ベートーヴェン以来のスケルツォに相応しいものです。
スケルツォ主題は、第1楽章の第1主題との関連性が明白です。
トリオ(中間部)はマーラーが得意としていた
レントラー風の音楽になっています。

[第3楽章]
金管楽器を全く使用せず、少ない音で効果的に書かれた
静謐でまた哀切な緩徐楽章です。
何かに耐え忍んでいるような、そして祈るような音楽です。
初演の会場では、この楽章の演奏中に
すすり泣きが聴こえたそうです。

[第4楽章]
いきなりティンパニの完全4度音程の連打によって、
短調の行進曲による音楽が驀進を始めます。
そして、これでもかという波状を重ねて展開していきます。
正に天才的な筆致です。
クライマックスまで上り詰めた後、
一音楽は一旦静寂に落ち着きますが、
やがて地の底から這い上がるように緩やかに上昇して、
遂には輝かしい長調の行進曲に到達して、
壮大なフィナーレとなります。

この楽章の重要な動機(モティーフ)=ラレーミーファー
という音の進行は、歌劇「カルメン」の「ジプシーの歌」
からの引用と思われます。他にもいろいろと
作曲家のサインが盛り込まれているようです。
それらに込められたショスタコーヴィチが体制下で精一杯
(秘密裏に)織り込んだメッセージを、
貴方はどのように読み解くでしょうか。

YouTube / ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 - コンドラシン / モスクワ・フィル



この<第5番>、私は高校生時代にムラヴィンスキー盤LP
を何度何度も聴きました。来日公演では、この曲の演奏日の
チケットが買えず、チャイコフスキーの第5番を聴きました。

 LP=ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
  ムラヴィンスキー指揮
  レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
  ビクター1000クラシカル・シリーズ
  MK-1022新世界レコード
ムラヴィンスキー盤

私の前半生最大の作品<PHONOSPHER no.1>が
収録されている、ドイツで発売されたCDが、
実はこの<第5番>とのカップリングになっています。

 CD=ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
    松尾祐孝/フォノスフェール第1番
         ~尺八と管弦楽の為に~
  大野和士指揮/バーデン州立歌劇場管弦楽団
  ANTESEDTION / HOEPFNER
  CLASSICS / BM-CD31.9112
松尾PS1&ショスタコ第5

大野和士氏には、チェコ・フィル盤もあります。
珍しい組曲「ボルト」とのカップリングです。

 CD=ショスタコーヴィチ/交響曲第5番&組曲「ボルト」
  大野和士指揮/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  PONY-CANYON / POCL-00292
大野和士盤

大野氏と同世代の広上淳一氏にも、当時の手兵と収録した
ショスタコ第5のCDがあります。

 CD=ショスタコーヴィチ/交響曲第5番&交響詩「十月革命」
  広上淳一指揮/ノールショピング交響楽団
  ファンハウス / FHCE-2014
広上淳一盤

これらのディスクが仕事場のライブラリーに在ります。
私個人にとって、とても想い出深い作品なのです。
このところ、10年以上も前に刊行されていた鉄道雑誌を回想しています。

<私鉄全駅・全車両基地>シリーズの記事も、
全国の大手私鉄を一巡して、いよいよ終盤になり、
東京の地下鉄を網羅した後、いよいよ
大阪と名古屋の地下鉄を残すのみとなっています。

今回は大阪の地下鉄、大阪市交通局の紹介号です。
幼少期に父親と関西方面を訪ねた際に、
確か御堂筋線に駅に降り立った時の記憶が微かにあります。
東京の地下鉄では見られない、
丸く高い天井が広がる巨大な空間を見上げた時の情景が
今でも瞼の裏に蘇ってきます。
大きくて堂々とした空間は、
商人の街=大阪の心意気の現れなのでしょうか。

私鉄全駅シリーズ31/大阪市交通局

###私鉄全駅・全車両基地31/大阪市交通局###

御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、
長堀鶴見緑地線、今里筋線、南港ポートタウン線、
北大阪急行電鉄南北線、が紹介されています。

心斎橋駅

大阪市街の中心拠点駅とした名高く、
丸く高い天井が広がる大空間が贅沢な
御堂筋線ホームの威容等、
様々な大阪地下鉄の表情が紹介されています。
また、戦前から戦後にかけての懐かしい情景から、
今日の新交通システム線の軽快な走行風景まで、
様々な記事と写真が満載されています。

今昔風景様々

勿論、全駅と車両の紹介も毎号の通りに網羅されています。
大阪市交通局単独運営の路線は、
第三軌条伝集電方式が主体です。

山手線内を東京市電(後の都電)の独占地域とする
施策をとった為に、大手私鉄の起点駅が
山手線の駅で頭打ちになった経緯を持つ東京では、
山手線内を中心に地下鉄網が整備され、
その両端で私鉄(一部は国鉄地(現JR)との
相互乗り入れが発達しました。

しかし、大阪では私鉄が大阪環状線の内側まで路線を
延ばして、独自のターミナルを持っていましたから、
相互乗り入れの必要性があまり高まらなかったのでしょう。
阪急千里線・京都線と相互乗り入れをしている堺筋線のみ、
架線集電方式を採用しています。
ユニークなのは中央線で、相互乗り入れの相手方、
近鉄・かいはんな線の方が第三軌条方式を採用して
新線として建設されたという、珍しい事例になっています。

車両紹介&全駅紹介

巻末に近いページにある「大阪市交通局早わかり」は、
とてもよくまとまった情報が掲載されています。

歴史早分かり

久しぶりに大阪の地下鉄の乗ってみたくなった私です。

邦楽器作品の創作と邦楽器演奏界の更なる振興を
ライフワークの柱に据えている私です。
このところ、自作邦楽器作品の紹介を続けています。

 

 


今日ご紹介する作品は、一昨年末に洗足学園音楽大学

〖冬の音楽祭 邦楽コンサート〗で初演された最近作、

<新譜音悦多Ⅲ〜架空の民謡による音風景集>です。
 

2018年12月2日(日)に洗足学園音楽大学・冬の音楽祭

〖FUYUON!2018〗の一環として開催された
【冬の音楽祭 邦楽コンサート】の最後のステージで
私自身の指揮によって初演されたばかりです。

 

・・《新譜音悦多 III》 〜架空の民謡による音風景集〜・・

現代邦楽研究所・洗足学園音楽大学現代邦楽コースの為の

書き下ろし邦楽合奏曲“新譜音悦多”シリーズの第三作です。

私の心の中に鳴り響く日本情緒を醸し出す五つのイメージを

邦楽器の合奏に託した音楽です。

《第一景:追分節》は、拍節感が無い

追分節や馬追歌調の架空の旋律による音風景、

《第二景:下町情緒》は、夏の終わりの花街の

軒先に廻る走馬燈のような音風景、

《第三景:祭り幻想》は、民衆の魂が爆発する音風景、

《第四景:津軽颯爽》は、

津軽三味線へのオマージュを込めた音風景、 

そして最後の《第五景:故郷・ふるさと》は、

懐かしさが込み上げてくるような

架空の民謡を歌い上げる音風景、

となっています。

 

邦楽器の持つ独特の魅力と邦楽の伝統に、

西洋音楽の精緻な合奏の伝統を融合することによって、

素晴らしい触発が起こることを目指している

“新譜音悦多”シリーズの最新作を、

これからも書き続けようと考えています。

 

 

【冬の音楽祭 邦楽コンサート 〜伝統の音色、現代の響き〜】

   2018年12月2日(日) 13:30開場 14:00開演

  会場:洗足学園音楽大学 シルバーマウンテンB1F

 

【出演】

稲垣美沙(箏/院2) 青木里加(箏/院1)

平原愛香(箏/3年))  高木しずく(打楽器/3年)

竹下茉里(箏/2年))王莹(箏/2年)

染谷美里(津軽三味線/1年)

藤田葉子(三味線/現邦研)田原聡(三味線/現邦研)

石井愛子(尺八/現邦研)大友美由奈(三味線/修了生・助演)

中島翔(尺八/修了生・助演)冨田慎平(打楽器/講師)

松尾祐孝(司会・指揮/教授)

 

【プログラム】

・「星涼之賦」/ 川崎絵都夫 作曲

・「和太鼓独奏曲  - 怒涛 -」/ 冨田慎平 作曲 [初演]

・「三味線と尺八のセレナード」/ 玉木宏樹 作曲

・箏と十七弦による「百花譜 -春、夏、秋、冬-」

                / 沢井忠夫 作曲

・「新譜音悦多Ⅲ〜架空の民謡による音風景集〜」

               / 松尾祐孝 作曲 [初演]