松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~ -35ページ目

松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

創造芸術は人間の根源的な表現欲求と知的好奇心の発露の最も崇高な形。音楽家・作曲家を目指す貴方、自分の信じる道(未知)を進んでいきましょう。芸術・音楽・文化と共に人生と社会を豊かにしていきましょう。~頑張れ日本!〜がんばろうニッポン!

国際木文化フェスティバルの日本初開催の各種イベントの回想を始めています。

《World Wood Day 2025 Japan》(《ワールト・ウッド・デー 2025 日本大会》)

(略称:WWD2025)が、2025年に長期分散開催されました。

SDGsにも繋がる、地球環境持続的保全の根幹にも関わる"木の良さ"(Wood is Good !)を

スローガンに掲げる、IWCS国際木文化学会(本部USA/CA)とJWCS(一社)日本木文化学会が、

ワールト・ウッド・デー 2025 日本大会実行委員会を組織して開催した国際フェスティバルでした。

皆様のご注目、ご来場、誠にありがとうございました。

 

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WWD2025は3月から11月頃まで、全国各地で断続的に分散開催を展開しました。

今日は<Temple of Treesプロジェクト記者会見>開催の報告です。

World Wood Day / International Day of Forest である3月21日に、熊本大学で行われました。

尚、<Temple of Trees>の実際の制作や展示の本開催は、

2025年の9月から10月にかけて熊本大学キャンパス内で展開される予定でしたが、

残念ながらキーパースンの諸般の事情により、開催中止となりました。

 

WWD2025熊本記念イベント・Temple of Treesプロジェクト

           記者会見

スケジュール案

2025年3月21日(金)ワールド・ウッド・デー

8:50 集合(時間厳守)
9:00-11:00 熊本大学教育学部本館1C講義室(小中学生約20名)

  • Wood is Good 体験教室
  • I Love Trees 絵画ワークショップ


10:00-11:00 熊本大学クスノキ会館(記者会見)

  • World Wood Day 2025 記念式典
  • Temple of Treesプロジェクト発表・設計図公表
  • くまモン登場
  • 熊本大学邦楽部演奏
  • 記念植樹


11:30-13:30 熊本大学クスノキ会館レセプションルーム パーティ
Celebration Party


参加者予定:熊本大学,キャンパスミュージアム,熊本県,熊本市,森林総合研究所九州支所,                   熊本県林業研究・研修センター,熊本県木材事業協同組合連合会,熊本県建築士事務所協会,協賛木材企業,              国際木文化学会,ワールド・ウッド・デー基金会

 

 

 

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毎年の3月21日は、IWCS国際木文化学会が提唱する World Wood Day であり、

国連が制定している 国際森林デー でもあります。

また、10月8日は日本の「木の日」です。

概ね、この3月21日から10月8日にかけての約半年間の会期の中で、

全国各地で各種イベントの断続的な開催を展開する分散開催方式で、

《World Wood Day 2025 Japan》/《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》

を開催を展開しました。皆様のご注目、ご来場、ご協力、ありがとうございました。

 

 

英語サイトはこちらです。

https://www.worldwoodday.org/2025/

 

明日以降も、各イベントを回想する記事を連続掲載していきます。どうぞお楽しみに!

 

 

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第199巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、

碓氷峠越え用に開発された急行用直流電車169系の先頭車クモハ165形が、

JR発足後に施された新長野色をまとった爽やかな姿を楽しめます。

 

 

それではいつものようにパッケージを解いて、

奥底から第199巻の冊子を取り出しましょう。

 

 

巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。

現在は残念ながら廃線になってしまっている旧信越本線の碓氷峠越えですが、

超急勾配を補助機関車との協調運転で上り下りする機能を持たせた電車が、

特急形は189系、急行形は169系として開発されました。

JR以降後にクリーム&グリーンの「長野色」に塗色変更されましたが、

長野五輪が近づくと更にアルパインブルー&リフレッシュグリーンの

「新長野色」に模様替えして活躍しました。

 

 

続くページに目を移すと、レトロ感満点のモノクロ写真によって

大きく掲載された旧型電車の姿が強烈な印象を与えてくれます。

前身の菊池電気鉄道時代からの生え抜き車両だった、

熊本電気鉄道のモハ101形の特集です。

第二次大戦中に日立製作所に発注して3両製造された当初は、

モハ101とクハ201&202として納入されましたが、

戦後の復興の中でクハも電装化されて、モハ101形は3両となりました。

1986年まで現役で活躍しました。

 

 

更にページをめくると、蒸気機関車の写真が並んでいます。

これまたモノクロ写真で迫力満点です。

日本のC55形が台湾に渡って活躍したCT250形蒸気機関車の特集です。

日本統治時代の台湾総督府鉄道向けに9両製造されたC55形は、

戦後も台湾鐵路局ではCT250形として活躍を続けて、

日本国内の引退よりも長く、1970年代末まで現役運用されたそうです。

 

 

「日本の鉄道の歴史」シリーズは、

県都から志賀高原を結ぶ信州民鉄の雄、長野電鉄の特集です。

明治時代に千曲川西岸に開通した信越本線に対して、

東岸の町や村をつなぐ路線として発展した河東鉄道が発展して、

現在の長野電鉄に至っています。

全盛期よりは路線が縮小されてしまいましたが、

長野〜湯田中間の連絡に集約して、有料特急も走らせる観光鉄道としても

地域輸送の担い手としても、存在感を放っている地方私鉄の雄です。

 

 

巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。

小田原と箱根を結ぶ日本有数の山岳鉄道=箱根登山鉄道の旧型電車、

モハ1形・モハ2形(総称して100形)の特集です。

80パーミルの急勾配と半径30mの急カーブが在る険しい行路を、

スイッチバックも使いながらぐいぐい登っていく鉄道そのものが、

箱根の観光資源にもなっている存在です。

新旧さまざまな車両が行き来する箱根登山鉄道で、

現役最古参の電車がモハ1形2両とモハ2形1両の計3両です。

大正時代に製造された木造車両がルーツで、戦後に車体が鋼体化され、

今のその姿をほぼ変えずに現役で活躍しています。

逞しい面構えや、車両の細部のそこかしこに見られる

昭和初期のデザインと雰囲気が、新型車両に伍して余りある人気を博しています。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。

 

 

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ
(Dmitrii Dmitrievich Shostakovich / 1906-1975)の
交響曲(全15曲)の探訪を先週からアップしています。

弱冠19歳で書いた<交響曲第1番>(1926)が大評判となって、
国際音楽界に衝撃的なデビューを果たしたショスタコーヴィチ
は、その後はソヴィエト体制の中での葛藤の中で
したたかに創作活動を続けていきました。

<交響曲第5番>(1937年)と
<第7番「レニングラード」>(1941年)の
表向きは社会主義リアリズムに沿った内容の
(実は巧妙に批判精神を織り込んでいた)作品の成功によって
確固たる地位を固めていたショスタコーヴィチは、
続く<第8番>を1943年に発表しました。

前作につづいて、第2次大戦を題材にした交響曲で、
スターリングラード攻防戦の犠牲者への追悼を込めて
作曲されましたが、あまりに悲痛で暗鬱なために、
1948年の"ジダーノフ批判"の対象にされてしまい、
1960年まで演奏禁止という憂き目に遭った作品です。

近年では、この交響曲への評価は極めて高く、
調性音楽の制約の中で高度な技法を駆使しながら
戦争の悲惨さを冷徹に描いた傑作として認知され、
大物指揮者による録音も多数リリーズされています。
このところの欧米メジャーオーケストラでは、
<第5番>や<第1番>よりも
この<第8番>や<第10番>の方が、
定期演奏会への登場頻度が高いようです。

#####<交響曲第8番 ハ短調 作品65>#####

[第1楽章]
演奏時間25分にも及ぶ冒頭楽章ですが、
後続の4つの楽章の演奏時間合計は40分弱というバランスです。
マーラーの<第2番「復活」>や<第3番>に通じる、
巨大冒頭楽章+多数の後続楽章という構成と言えるでしょうか。
<第5番>冒頭の主題に近似性を持つ第1主題に始まり、
三つの主題を持つ提示部が沈痛に厳粛に進んでいきます。
展開部は一転して突進を開始して、
凶暴なまでのクライマックスの後、
第3主題から再現するシィスタコーヴィチ得意の
逆順再現部を経て、諦念の中に静かに楽章を閉じます。

[第2楽章]
スケルツォを得意としたショスタコーヴィチの面目躍如、
小粒ながらピリリと辛く、そしてややユーモラスな楽章です。

[第3楽章]
この楽章から終楽章まではアタッカで通奏されます。
様々なファンファーレ風の断片が様々な楽器で奏される、
行進曲調の音楽は次第に高揚していきます。
全曲中最大と感じられる強烈なクライマックスの到達した後、
後続の楽章に続いていきます。

[第4楽章]
第3楽章に続いて凶暴な楽想が続くかと思っていると、
突然静謐な音楽に収束して、
葬送行進曲風の緩徐楽章になります。
第1楽章の第1主題に関連する定旋律パターンに基づく
パッサカリア=連続変奏曲様式の持つ厳粛さが、
悲痛な音楽の構成に相応しい楽章です。

[第5楽章]
ショスタコーヴィチが終楽章で多用した
ロンド・ソナタ形式の応用による構成です。
前楽章の沈欝な音楽から一転して、楽天的な主題から始ります。
二つの副主題部を挟んだ後にフーガによる展開となり、
やがて暗雲が垂れ込めるかのような
厳しい雰囲気のクライマックスに到達します。
一転して再現部は弱奏が主体になります。
その後、更に音楽は静謐を極め、
不思議な浮遊感を漂わせながら全曲を閉じます。
戦争はまだ続くのか・・・全ては夢の出来事だったのか・・・
というようにも感じられる、不思議なエンディングです。

YouTube / ショスタコーヴィチ交響曲8番 
      ビシュコフ / ケルン放送交響楽団



仕事場のライブラリーには、このCDが在ります。

CD:ショスタコーヴィチ/交響曲第8番
   マリス・ヤンソンス指揮/ピッツバーグ交響楽団
   EMI / TOCE-55368
マリス・ヤンソンス盤
今日から夕方の記事シリーズとして、
<映画は楽し!>番外編として、
映画「007シリーズ」を特集していきます。

「007~ドクター・ノオ」は、
原作=イアン・フレミングの長編小説の第6作で、
映画シリーズとしては第1作です。
1962年の作品で、日本公開は1963年
(当時の邦題は「007は殺しの番号」でした。



###「007~ドクター・ノオ」
      邦題は「007は殺しの番号」###
監督=テレンス・ヤング
主演=ショーン・コネリー(ジェームズ・ボンド)
ボンドガール=アーシュラ・アンドレス
音楽=モンティ・ノーマン
主題曲編曲=ジョン・バリー
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1960年代の世界情勢は東西冷戦の緊張状態の中に
ありましたから、諜報活動の盛んな英国のスパイ組織が
主人公となるシリーズとしては、
やはりその辺りの影響が色濃く反映されていきます。
この第1作から、アメリカの月面ロケット計画
(当時はアポロ計画の真っ最中)を阻止せんとする
秘密組織との戦いという図式になっています。

そして、颯爽としたタフガイであると同時に
色男でもあるジェームズ・ボンドと、
そこに魅惑的な女性スパイ(ボンド・ガール)が
絡んでくるというパターンも、
早くもこの初回作から登場しています。

そして、あのオープニングの音楽・・・
ワクワクドキドキしてきます。

それにしても、CGが全く無い時代に、
これだけの気宇壮大なストーリーと映像を実現した
当時の映画人のバイタリティーには、頭が下がります。
今見てみても、充分に楽しめる
娯楽エンターテインメント&アクション映画です。


歴代ジェームズ・ボンド総出演の
「ジェームズ・ボンドのテーマ」の
YouTubeをリンクしておきましょう!


このところ自分自身の邦楽器作品の紹介を続けてきました。

昨日からは、近年の初演されたばかりの新しい作品を紹介しています。

 

2020年2月23日に開催された、洗足学園音楽大学

現代邦楽コース&現代邦楽研究所による〖第10回 邦楽定期演奏会〗で、

下記の作品の初演(新ヴァージョン初演)を、私自身の指揮で行いました。

 

先ず、その原曲となる作品をご紹介します。


###PHONOSPHERE Ⅳ-a 
      ~二十絃箏と管弦楽の為に(2010)###
      マークアートフォーラム委嘱作品

演奏時間:約16分
初演:2010年3月/杉並公会堂  大ホール
   日本現代音楽教会 《現代の音楽展2010》
   第4夜〘コンチェルトの夕べ〙
演奏:指揮=山下一史 二十絃箏=吉村七重
管弦楽:桐朋学園音楽大学オーケストラ

2009年度は、二十絃箏誕生から40周年の節目と年でした。
現在の二十絃箏のトップリーダーである吉村七重さんとの
協働プロジェクトとして、私はこの年度に二つの大作=
二十絃箏を主人公とした協奏曲作品を、発表することができました。
その一つがこの作品です。
(もう1曲は、[糸の書~二十絃箏と邦楽器群の為の協奏曲]

(日本音楽集団委嘱作品)です。)

オーケストラのサイズは通常の二管編成ですが、
弦楽器を左右二群に対称配置に分割して、
その後ろに木管楽器群と金管楽器群を陣取り、
ハープが二十絃箏の影のように舞台奥で振る舞い、
打楽器を舞台下手(左)・舞台中央(奥)・舞台上手(右)
に配して、それらが舞台最前列中央(指揮者横)の
二十絃箏独奏を中心に音響の多重構造を生成していくという、

正にphono(音)+sphere(空間)という曲になっています。

(第10回邦楽定期演奏会のチラシ)

 

この作品の、独奏パート=二十絃箏独奏を、

箏(十三絃)と十七絃箏の二重奏に再構築して、

オーケストラパートは従来のままという、

新しいヴァージョンを作成して初演したという訳です。

 

邦楽定期演奏会の第10回という節目ということと、

電子オルガンコースとのコラボレーションの要請にも応えて、

オーケストラの弦楽器と管楽器の部分を電子オルガンで演奏して、打楽器とハープ、

そして独奏パートは生楽器という演奏編成で

"PHONOSPHERE Ⅳ-a"再演を計画することにした訳です。

箏と十七絃の二重奏は、野澤佐保子さんと吉原佐知子さん

に演奏していただき、見事な演奏で飾っていただきました。

昨日から、国際木文化フェスティバルの日本初開催の各種イベントの回想を始めています。

《World Wood Day 2025 Japan》(《ワールト・ウッド・デー 2025 日本大会》)

(略称:WWD2025)が既に開幕しています。

SDGsにも繋がる、地球環境持続的保全の根幹にも関わる"木の良さ"(Wood is Good !)を

スローガンに掲げる、IWCS国際木文化学会(本部USA/CA)とJWCS(一社)日本木文化学会が、

ワールト・ウッド・デー 2025 日本大会実行委員会を組織して開催した国際フェスティバルでした。

 

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WWD2025は今日のオープニングコンサートからグランドオープンとなりました。

記録動画を配信でご覧いただけますので、お時間の許す時にご鑑賞ください。

 

 

オープニングコンサート

  • 洗足学園音楽大学の協力を得て、同大学主催による《邦楽 第15回定期演奏会》を、                       当国際フェスティバルの開幕イベント、「ワールド・ウッド・デー 2025 オープニングコンサート」として、           3月20日に洗足学園・前田ホールで連携開催いたします。
  • >詳細はこちら
    注)入場無料公演ですが、座席指定のための事前予約が必要です。
    >ご予約はこちら

    【主催】
    洗足学園音楽大学
    【協力】
    国際木文化学会(IWCS)
    ワールド・ウッド・デー基金会(WWDF)
    日本木文化学会(JWCS)
    ワールド・ウッド・デー2025日本大会実行委員会

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毎年の3月21日は、IWCS国際木文化学会が提唱する World Wood Day であり、

国連が制定している 国際森林デー でもあります。

また、10月8日は日本の「木の日」です。

概ね、この3月21日から10月8日にかけての約半年間の会期の中で、

全国各地で各種イベントの断続的な開催を展開する分散開催方式で、

《World Wood Day 2025 Japan》/《ワールド・ウッド・デー2025日本大会》

の開催を展開してまいりました。

 

 

英語サイトはこちらです。

https://www.worldwoodday.org/2025/

 

明日以降も、各イベントを回想する記事を連続掲載していきます。どうぞお楽しみに!

 

 

オリンピック&パラリンピック2020東京の開催年ということで、

当初は2020年の3月21日前後に集中開催を準備していた国際木文化フェスティバル、

《World Wood Day 2020 Tokyo》は、開催を目前にした2月に、

新型コロナウイルス感染拡大という事態に直面して、開催断念を余儀なくされました。

 

しかし、国際本部=IWCS国際木文化学会とワールドウッドデー基金及び世界各国から、

世界に冠たる木の文化や森林を持つ国土を擁している日本での開催を求める声は大きく、

大阪万博開催が予定されている2025年に、あらためて日本大会を行う準備を開始しました。

そして、下に掲載したチラシ画像の通り、また下にリンクしたWEBサイトの通り、

来年2025年の3月頃から10月頃にかけて、一部は大阪万博とも連携しながら、

《ワールド・ウッド・デー2025ジャパン》を分散開催方式で実現しました。

ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第198巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、

新快速として活躍した後に青緑色(和歌山地区地域統一色)を纏って

阪和線・紀勢本線でも活躍した117系の、爽やかな姿を楽しめます。

 

 

それではいつものようにパッケージを解いて、

奥底から第198巻の冊子を取り出しましょう。

 

 

巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。

新快速専用車両として1979年から投入された117系は、

やがて後続の新型車両の新快速の運用を譲った後も、

JR西日本とJR東海の管内各地に転じて活躍を続けました。

阪和線・紀勢本線では、太平洋をイメージさせるオーシャングリーン

(青緑色)を基調とした塗色が採用され、2019年まで運用されました。

 

 

続くページに目を移すと、雪景色の中を走るステンレス車両の写真が

目に飛び込みます。JR東日本701系通勤型交流電車の特集です。

JR東日本の東北地方の幹線は交流で電化されましたが、

平成になってからも普通列車は国鉄以来の機関車牽引客車の運用でした。

旅情という点では味わいがあったかもしれませんが、

輸送効率や速達生や快適性という点で時代遅れの感は否めず、

遂に交流専用の通勤形電車701系が投入されて、一気に近代化が図られました。

マイナーチェンジを続けながら、東北各地に運用範囲が拡大されて、

今ではすっかりお馴染の存在となっています。

 

 

更にページをめくると、気動車の写真が並んでいます。

房総半島を走る第三セクターいすみ鉄道の主力車両、

いすみ100形・200形・200'形の特集です。

1988年に導入された際「いすみ100形」はセミクロスシートでしたが、

需要に合わせてロングシート化されて「いすみ200形」に変更、

さらにリニューアル時に「いすみ200'」と再改称されています。

残念ながら老朽化に伴い既に営業運転から退いていますが、

現在も大多喜駅構内に「いすみ206'」が留置されている姿を見ることができます。

 

 

「日本の鉄道の歴史」シリーズは、数奇な運命を辿ったみちのくの小私鉄、

くりはら田園鉄道の特集です。

宮城県栗原郡に在るこの路線は、一時期は沿線の細倉鉱山の発展に伴い

電化路線に変身しましたが、昭和末期に鉱山が閉山して、

路線は非電化の第三セクター鉄道に転換したという、珍しい経緯も持つ鉄道でした。

2007年に惜しまれつつ廃止されましたが、今の線路が残る廃線跡や、

「くりはら田園鉄道公園」や「くりでんミュージアム」が整備され、

往時を偲ぶことができる廃線鉄道として認知されています。

 

 

巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。

大型SLのD51形やC61形が大迫力で疾走する「SL ぐんま みなかみ」の特集です。

上越線の高崎ー水上間で運転されるSL列車で、人気を博しています。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。

 

 

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ
(Dmitrii Dmitrievich Shostakovich / 1906-1975)の
交響曲(全15曲)の探訪を先週からアップしています。

<交響曲第1番>(1926)が大評判となって、
国際音楽界に衝撃的なデビューを果たした
ショスタコーヴィチは、1927年には、
前衛的な気概にも満ちた単一楽章構成による
<交響曲第2番「十月革命に捧げる」>を作曲し、
1929年にはより祝祭色の強い
<交響曲第3番「メーデー」>を発表しました。
ソヴィエト連邦建設の推進を賛美する作品を
書かざるを得ない事情が、きっとあったことでしょう。

ところがその後、スターリン体制になると、
芸術界の前衛的な試みは弾圧されるようになり、
1936年には共産党機関誌"プラウダ"で批判を受け、
ショスタコーヴィチはソヴィエト社会で窮地に追い込まれました。
折から初演の準備を進めていた<交響曲第4番>の初演を撤回して、
1937年に作曲した<交響曲第5番>で何とか名誉を回復しました。

その<第5番>は、社会主義リアリズムに迎合した作品として
長らく語られてきましたが、作曲家の死後に公表された
様々な証言資料等が明るみになるに従って、
体制批判のメッセージを巧妙に仕込んだ作品であることが
知られるようになってきました。

1939年に書かれた<第6番>は
やや変則的な3楽章構成でしたが、次のこの<第7番>では
オーソドックスな4楽章構成に立ち戻り、
しかも、空前の規模を誇る大作になっています。

第二次世界大戦の最中、ナチス・ドイツ軍に包囲された
レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)市内で
1941年に作曲されたと言われるこの交響曲は、
初演当時、ナチスのファシズムへの世界的な反感の中で、
共産圏のみならず非共産圏においても高く評価されていました。
しかし、あまりにソ連のプロパガンダを強く感じさせる内容
にも受け取れるために「壮大なる愚作」と揶揄もされました。

しかし、その後に明るみになった証言等によって、
"スターリンによって破壊され、ヒトラーによってとどめを刺された"
レニングラードを意味するという作曲家の真意が
知られるにつれて再評価の気運が高まってきています。

私にとってのこの曲に関する想い出は、
かつてN響定期演奏会で、作曲家の息子で指揮者の
マキシム・ショスタコーヴィチのタクトで、
初めて生演奏のこの曲を聴いた記憶と、
1994年に東京フィル欧州楽旅に同行した後の最初の
同楽団定期演奏会がルドルフ・バルシャイ指揮による
この曲の演奏で、それが欧州楽旅の成功の勢いをそのままに
素晴らしい演奏であったこと、等が思い起されます。

##<交響曲第7番 ハ長調「レニングラード」作品60>##

[第1楽章]
古典派の時代にいきなり登場したベートーヴェンの「英雄」の
第1楽章にも比較すべき破天荒な規模を誇る
ソナタ形式の応用による長大な冒頭楽章です。
力強い"人間の主題"と穏やかで美しい"平和の主題"によって
構成される提示部を終えると、今度は
ややユーモラスにも聴こえる"戦争の主題"が登場します。
しかし、長大なパッサカリア的変奏曲のように
計12回も繰り返されるうちに、
次第に音楽はヴォリュームと緊迫感を増していきます。
まるで、ナチスの包囲の距離がどんどん縮まる様が
音楽によって表現されているようでもあります。
この後に続く更なる展開の筆致も見事で、
壮絶なクライマックスが生成された後に
今度は"平和の主題"から"人間の主題"の順序で再現した後、
"戦争の主題"が顔を覗かせつつも
終楽章での勝利を暗示するように楽章が閉じられます。

尚、本人のよって破棄されたものの、
この楽章には当初「戦争」という副題が付されていました。

[第2楽章]
4拍子によるスケルツォ楽章です。
出だしは静かに始りますから、
あまりスケルツォらしくありませんが、
中間部(トリオ)に相当する部分に入ると、
次第にヴォリュームを上げていきます。
やがて打楽器や金管楽器も動員されるようになって、
戦闘の凄まじさを回帰するような音楽になります。
やがて静謐な音楽に戻り、消えるヨウに楽章を閉じます。

尚、本人のよって破棄されたものの、
この楽章には当初「回帰」という副題が付されていました。


[第3楽章]
ショスタコーヴィチには珍しい、長調を基調とした
明るさを湛えた緩徐楽章となっています。
ロシア正教の国を思わせる、オルガンの響きにも似た
コラール調の楽想から音楽が始ります。
その後に、フルートや弦楽器セクションの
息の長い旋律が印象的な部分が続きます。
中間部ではテンポがあがり、
ロシアの大地を勇壮に讃えるような音楽が前進して、
輝かしいクライマックスに到達した後に、
おだやかな主部の再現に舞い戻ります。
終楽章にはアタッカで続きます。

尚、本人のよって破棄されたものの、この楽章には当初
「祖国の大地」という副題が付されていました。

[第4楽章]
第3楽章から続いて静謐の内に
いつのまにか終楽章に突入します。
時おり現れる「タタタター」というモティーフは、
モールス信号の「Victory」(勝利)の暗示でしょうか。
音楽はショスタコーヴィチ独特の
オーケストラの即興演奏のような発展をみせながら
次第に見事に高揚していきます。

漸く歩みが落ち着いて、第2部分に入っていきます。
哀歌のようなこの部分は、
戦争の犠牲者を追悼する音楽のようでもあります。

やがて、テンポは上がらないものの、
音楽が再弱奏から立ち上がっていく第3部分の進行します。
次第にいつの間にか力強い楽想に身を委ねられる安心感が
沸き起こるかのように、音楽は長調になって頂点に達します。
第1楽章の"人間の主題"が高らかに回帰して、
勝利を宣言するかのように全曲を閉じます。

尚、本人のよって破棄されたものの、
この楽章には当初「勝利」という副題が付されていました。


YouTube / Dmitri Shostakovich
      - Symphony No. 7 in C major,
        "Leningrad", Op. 60
Barcelona Symphony and Catalonia National Orchestra
Pablo González, director / conductor
L'Auditori concert hall

(データが重いので立ち上がりに時間がかかります。)

仕事場にあるCDはこの2枚です。

CD:ショスタコーヴィチ/交響曲第7番「レニングラード」
   ルドルフ・バルシャイ指揮
   モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
   BIS / CD-515
バルシャイ盤

CD:ショスタコーヴィチ/交響曲第7番&第9番
   レナード・バーンスタイン指揮/シカゴ交響楽団
   グラモフォン / UCCG-4101/2
バーンスタイン盤
私は、大の「007」シリーズのファンで、
初期の作品は再三放映されたテレビ映画劇場で、
ロジャー・ムーア主演の時代からは劇場ロードショーで、
ほぼ全作品を観賞してきています。
新型コロナウィルス禍の影響もあってで公開が大幅に遅れていた
シリーズ最新作も昨年2021年秋に公開されました。

その後、ダニエル・クレイグの次のボンド役もまだ決まっていない模様で、
次回作の情報もアナウンスされていませんが、この歴史あるエンターテイメント映画の
最新作の登場が待ち遠しい私です。

さて、これから暫くの間、<映画は楽し!>番外編として、
このシリーズの想い出を再アップしていこうと考えています。


(この写真は、シリーズ中で最も個性的だったボンドカー、
 TOYOTA2000GTのオリジナル形の雄姿です。
 ボンドカーには特別製造された
 コンバーチブルが起用されました。)

「007」シリーズ歴代作品リストは、
下記の通りになります。
タイトル・公開年・監督・ボンド役・ボンドガール役
の情報をピックアップしてみました。

第1作=<ドクター・ノオ>(007は殺しの番号)1962年
    監督/テレンス・ヤング
    ジェームズ・ボンド/ショーン・コネリー
    ボンド・ガール/アーシュラ・アンドレス
第2作=<ロシアより愛をこめて>(007危機一発)1963年
監督/テレンス・ヤング
    ジェームズ・ボンド/ショーン・コネリー
    ボンド・ガール/ダニエラ・ビランキ
第3作=<ゴールドフィンガー>1964年
    監督/ガイ・ハミルトン
    ジェームズ・ボンド/ショーン・コネリー
    ボンド・ガール/オナー・ブラックマン
第4作=<サンダーボール作戦>1965年
    監督/テレンス・ヤング
    ジェームズ・ボンド/ショーン・コネリー
    ボンド・ガール/クロディーヌ・オージュ
第5作=<007は二度死ぬ>1967年
    監督/ルイス・ギルバート
    ジェームズ・ボンド/ショーン・コネリー
    ボンド・ガール/若林映子/浜美枝

第6作=<女王陛下の007>1969年
    監督/ピーター・ハント
    ジェームズ・ボンド/ジョージ・レーゼンビー
    ボンド・ガール/ダイアナ・リグ

第7作=<ダイヤモンドは永遠に> 1971年
    監督/ガイ・ハミルトン
    ジェームズ・ボンド/ショーン・コネリー
    ボンド・ガール/ジル・セント・ジョン

第8作=<死ぬのは奴らだ> 1973 年
    監督/ガイ・ハミルトン
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/ジェーン・シーモア
第9作=<黄金銃を持つ男> 1974 年
    監督/ガイ・ハミルトン
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/ブリット・エクランド
第10作=<私を愛したスパイ> 1977年
    監督/ルイス・ギルバート
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/バーバラ・バック
第11作=<ムーンレイカー> 1979年
    監督/ルイス・ギルバート
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/ロイス・チャイルズ
第12作=<ユア・アイズ・オンリー> 1981年
    監督/ジョン・グレン
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/キャロル・ブーケ
第13作=<オクトパシー> 1983年
    監督/ジョン・グレン
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/モード・アダムス
第14作=<美しき獲物たち> 1985年
    監督/ジョン・グレン
    ジェームズ・ボンド/ロジャー・ムーア
    ボンド・ガール/タニア・ロバーツ

第15作=<リビング・デイライツ> 1987年
    監督/ジョン・グレン
    ジェームズ・ボンド/ティモシー・ダルトン
    ボンド・ガール/マリアム・ダボ
第16作=<消されたライセンス> 1989年
    監督/ジョン・グレン
    ジェームズ・ボンド/ティモシー・ダルトン
    ボンド・ガール/キャリー・ロウエル

第17作=<ゴールデンアイ> 1995年
    監督/マーティン・キャンベル
    ジェームズ・ボンド/ピアース・ブロスナン
    ボンド・ガール/イザベラ・スコルプコ
第18作=<トゥモロー・ネバー・ダイ> 1997 年
    監督/ロジャー・スポティスウット
    ジェームズ・ボンド/ピアース・ブロスナン
    ボンド・ガール/ミシェル・ヨー
第19作=<ワールド・イズ・ノット・イナフ> 1999年
    監督/マイケル・アプテッド
    ジェームズ・ボンド/ピアース・ブロスナン
    ボンド・ガール/ソフィー・マルソー
第20作=<ダイ・アナザー・デー> 2002年
    監督/リー・タマホリ
    ジェームズ・ボンド/ピアース・ブロスナン
    ボンド・ガール/ハル・ベリー

第21作=<007 カジノ・ロワイヤル> 2006年
    監督=マーティン・キャンベル
    ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ
    ボンド・ガールエヴァ・グリーン
第22作=<007 慰めの報酬> 2008年
    監督/マーク・フォースター
    ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
    ボンド・がール/オルガ・キュリレンコ
第23作=<007 スカイフォール> 2012年
    監督/サム・メンデス
    ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
    ボンド・がール/ベレニス・マーロウ
第24作=<007 スペクター> 2015年
    監督/サム・メンデス
    ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
    ボンド・がール/レア・セドゥ
第25作=<007 ノー・タイム・トゥ―・ダイ>2021年
    監督/キャリー・フクナガ
    ジェームズ・ボンド/ダニエル・クレイグ
    ボンド・がール/レア・セドゥ


エンターテインメント&サスペンスの傑作揃い、
錚々たるラインナップですね!
正に「映画は楽し!」です。

~ジェームズ・ボンドに扮したダニエル・クレイグが
  女王陛下をエスコートして空から現れるという
   奇抜な演出が評判となったロンドン五輪開会式での
          日本選手団の入場行進のYouTubeです~

このところ自分自身の邦楽器作品の紹介を続けてきました。

今日は、2020年の1月に初演された珍しい楽器編成による作品の紹介です。

 

 

この写真の五つのガラス製のボウルは、実が楽器です。

クリスタルボウルと呼ばれるものです。

一般的には瞑想やヒーリングに用いられる効果音発生音具

のように思われているかもしれませんが、ステキな音色と

確かな存在感を持つ楽器として認識して良いと思います。

 

2019年に、クリスタルボウルの若き使い手、鈴木充子さんに

知己を得ることができたことと、気鋭の笙奏者である

中村華子さんに拙作を演奏していただく機会を得て、

その二つの楽器のための作品を書こうという発想が

沸いてきました。そこで、今年1月に開催された

下記の二つの演奏会に初演&再演をプログラムしました。

 

《天空悠遊》〜笙とクリスタルボウルの為に〜という

タイトルの曲になります。持続音が主要な魅力である

二つの楽器が協演することによって、

神秘的な時空が生成されていきます。

かなり特殊な、特徴的な音空間が生成される作品ですが、

美しい響きに包まれることができます。

 

 

###《天空悠遊》〜笙とクリスタルボウルの為に〜###

       (作曲年2019年 初演2020年)

 

初演演奏会:2020年1月15日(水)19:30開演

       公園通りクラシックス

   【DEEP & NEW インパクト・ライヴ vol.4】

      〜深新會音楽番外地vol.4〜

  演奏 中村華子(笙)

     鈴木充子(クリスタルボウル)  

 

https://www.facebook.com/events/390445211846693/

 

再演演奏会:2020年1月28日(火)18:30開演

       杉並公会堂小ホール

  邦楽2010コンサート【音のカタログ】vol.9

  演奏 中村華子(笙)

     鈴木充子(クリスタルボウル)  

 

https://hogakucomposers.wixsite.com/website