アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第226巻の紹介です。
毎号のお楽しみになっているNゲージサイズ車両模型ですが、本号では、
国鉄時代の四国の急行列車で採用されたヒゲ塗装が施されたキハ58形の
急行「よしの川」のヘッドマークを掲げた雄姿をお楽しみいただけます。
それではいつものようにパッケージを解いて、
奥底から第226巻の冊子を取り出しましょう。
巻頭記事はこのところの通例で、付録模型の車両形式の解説です。
国鉄時代の急行形気動車の代表的な存在だったキハ58系の中で、
昭和30年代後半に四国に導入された車両は、
踏切事故防止用に特別なタイフォンを搭載しました。
その装備車両を見分けるために、運転台下に赤いラインを施したところ、
鉄道ファンの間で「赤ひげ」と呼ばれるようになり、四国名物となったのでした。
次のページは、西武鉄道6000型の特集です。
西武鉄道で初めての地下鉄直通運転となった、池袋線から東京メトロ有楽町線への
直通運転用に開発されたのが、この6000系でした。
西武といえばイエロー系という外観のイメージも一新された青い帯を纏った外観と
左右非対称の先頭の風貌は、登場当時は意表を突かれた思いがした者でした。
以後、西武鉄道の目指す次世代車両の基本となっていきました。
更にページをめくると、富良野線を走る人気の観光列車の牽引機、
JR北海道DE15形ディーゼル機関車「富良野・ノロッコ号」の特集です。
オープンスタイルの客車を使用して観光シーズンに合わせて道内各地で運行されている
JR北海道の観光列車が「ノロッコ号」です。
その牽引機に起用されているDE15形は、元はラッセル式除雪用として開発されたのですが、
降雪期以外は一般のディーゼル機関車として運用できる、汎用性に優れた機関車です。
「鉄道建築」シリーズは、亀崎駅舎の特集です。
明治時代に東海道線建設の資材を港から運ぶために敷設された現在のJR武豊線の亀崎駅には、
1886(明治19)年の路線開業時から存在している駅舎と宿舎が残っています。
明治期の洋館から普及した三角トラス構造の建築は、歴史的にも貴重な存在です。
巻末記事はいつものように「観光列車」シリーズです。
本号では、現在ではJRグループ最大数を誇る特急形気動車、キハ261系の特集です。
JR移行後にさまざまな特急形気動車を開発してきましたが、
2000年に宗谷本線向けに投入されてデビューしたのがキハ261系でした。
新たな車体傾斜システム曲線通過時の高速化も果たせる上、
費用対効果が高い車両と判断されて、以後増備が進み、
現行最終グループの5000番台の導入を合わせて、総数は170両に達する大所帯となりました。
軽快で爽やかなイメージを喚起する内外装デザインは、姉妹鉄道としての提携関係にあった
デンマーク国鉄との共同で進められたものです。
「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。

































