<私鉄全駅・全車両基地>記事シリーズも
いよいよ最終回となりました。
最終号は名古屋の地下鉄、名古屋市交通局の紹介です。
実は私は、名古屋の地下鉄には
ほとんど乗ったことがありません。
僅かに、1994年に愛知県立芸術劇場で開催された
東京フィル名古屋定期演奏会で、
拙作<フォノスフェール第1番>が演奏された際に、
新幹線を名古屋駅で降りて栄駅まで乗車したのが、
おそらく唯一の体験です。
番外編の体験としては、香川県の高松琴平電鉄に、
名古屋市交通局から譲渡された車両が走っていて、
屋島線で乗ったことがありました。

###私鉄全駅・全車両基地32/名古屋市交通局###
この最終号では、名古屋の地下鉄の全線、
東山線、名城線、名港線、鶴舞線、桜通線、上飯田線、
そして名古屋市独特の交通システムが紹介されています。
東山線と名城線は言わば老舗格で、
第三軌条集電方式が採用されています。
名城線は環状線で、周回運転をしているという
特徴があり、金山席で接続する名港線は、
新たな開発により発展を遂げている
港湾地域に向けた支線となっています。
鶴舞線は、東南側で名鉄・豊田線と接続して、
西北側では名鉄・犬山線と接続して、
両側で相互乗り入れ直通運転を行っています。
桜通線は、相互乗り入れ路線はないものの、
鶴舞線と同一の規格で架線集電方式を採用しています。
最新でユニークな存在が、上飯田線です。
名鉄・小牧線の起点駅が地下鉄の平安通駅から
1キロ離れた不便な位置に甘んじていた不便を
解消するために建設されました。
たった一駅、0,8キロの日本最短の地下鉄です。
本来ならば名鉄が建設・開業すべき性格の路線
と言えるでしょう。実際、
車両や乗務員の運用は、全て名鉄に委託されています。

名古屋の中心は、名古屋駅の東側の栄(旧・栄町)駅周辺です。
オフィス街であり、また日本最大級の地下街が発達した
栄駅周辺が大々的に紹介されています。

地下鉄の他にも、名古屋独特の
先進的な交通システムを見逃してはなりません。
市街密集地は高架線の専用軌道を走行し、
郊外では一般道路を普通のバスとして運行する、
ガイドウエイバスが実用化されています。
名城線・大曽根駅が起点となっている
「ゆとりーとライン」です。
一方、東山線の東側の終点駅、藤が丘駅からは、
「リニモ」(愛知高速鉄道東部丘陵線)が走っています。
今のところ国内愛唯一の
磁気浮上式による営業鉄道路線です。

毎号お馴染の各種車両の紹介や、車両基地の紹介記事も、
この号で見納めとなります。

懐かしい昔の写真や全駅紹介も、今まで通り満載です。

巻末近くのページに「名古屋市交通局早わかり」
の記事は、とてもよくまとめらた情報になっています。

これで最終号の紹介もおしまいです。
一抹の寂しさが漂いますが・・・
これからも"乗り鉄"&"撮り鉄"として、
鉄道ファンを続けていく私です。