このところ Sound Sound シリーズの紹介を続けています。
今日は第6弾、2022年10月22日に初演された、
《音・音 / Sound Sound VI》〜バスクラリネットとファゴットの為に〜 です。
チーム百万石主催公演=【重低音百万石〜バスクラリネット+】出品作品として作曲した、
シリーズ最新作です。
企画立案当初は"バスクラリネット百万石"と考えていた演奏会でしたが、
低音楽器をもう一つ加えて多様性も持たせようということになって、
ファゴットと共演する二重奏曲も作曲することになって・・・、
という次第で誕生した作品です。
低音管楽器同士の二重奏曲という、私にとって初の試みとなった楽器編成による作品です。
曲の前半では、乱数に基づく同音連打系のリズムに乗せて、
丁々発止のやりとりがヴォルテージを上げてい来ます。
後半は一転してロングトーンが支配する低音の響の微妙な移り変わりが、
独特の音空間を生成しつつ幕を閉じます。
二つの低音楽器の音と音、シングルリードとダブルリードの対照、
高速で疾走する前半部と時間が止まったかのような後半部の対照、
といったSoundとSoundの対照に、このシリーズの意図が託されています。
###松尾祐孝 /《Sound Sound VI》
〜バスクラリネットとファゴットの為に〜 (2022) ###
初演:2022年10月22日(土) KMアートホール(東京・幡ヶ谷)
【重低音百万石〜バスクラリネット+】
主催:チーム百万石
後援:特定非営利活動法人日本現代音楽協会(こんせ〜る・しぇ〜ヌ)
一般社団法人日本作曲家協議会
演奏: 岩橋龍太(Bcl.) 塚原里江(Fg.)

