1984年に第1作を書き始めてから1992年の第5作までの期間は、
私の20歳台後半から30歳台の序盤にあたります。
他のタイトルの作品も数多く手掛けましたが、
この時期の私のメインストーリーは、
<飛来>シリーズであったと言えるでしょう。
折りに触れて私が発信しているメッセージ・・・
「継続する力、努力を厭わぬ心こそが才能だ!」と・・・
自分自身で振り返ると、謂わばこの作曲家としての修業期に、
このシリーズを中心に真摯に多くの作品を書き、
発表することを積み重ねてきたことが、
今の自分の基盤を育んできたのだという感慨が沸いてきます。
初めての楽譜出版とFM放送をもたらしてくれた作品が
<飛来>Ⅱ~弦楽四重奏曲第1番(1984)でした。
初めて日本の常設プロオケによる演奏機会に恵まれた作品が
<飛来>Ⅲ~クラリネットと弦楽の為の協奏曲~(1986)
でした。
NHK-FM収録:指揮=円光寺雅彦 クラリネット=板倉康明
弦楽=東京フィルハーモニー交響楽団
ISCM世界音楽祭の国際審査入選に結実した作品が
<飛来>Ⅳ~独奏ピアノを伴う室内オーケストラの為に~
(1990)でしたし、その音楽祭参加が
後々の国際交流人脈の重要な端緒となりました。
初めての一般発売CDに収録されたのも、
合唱曲以外ではこの作品が最初でした。
海外での自作自演による世界初演やCD収録や
日本での常設プロオケによる舞台演奏といった
貴重な経験をもたらしてくれた作品は、
<飛来>Ⅴ~クラリネット、ピアノと管弦楽の為の協奏曲
(1992)でした。
このようなシリーズを若い時期に作曲できた事は、
私の作曲家人生にとって大きな財産になりました。
このシリーズの作品を、演奏していただいた方、
委嘱していただいた方、選曲していただいた方、等、
関っていただいた全ての方々に深く感謝しています。
これからも、音楽の素晴らしさ、先端芸術の楽しさ、
音楽文化と共に在る心の充実した社会の建設、
日本の復旧・復興・更なる発展を目指して、
頑張っていきたいと思っています。
読者の若い皆さん、どうぞ自分の夢に向かって努力を継続
(つまり才能を発揮)して、その夢を実現してください。
若い皆さんに乾杯!
皆さんの健康と未来に乾杯!
写真は、未成年の方でも楽しめる
ノンアルコールカクテルにしました!
