同国東部ドンバス地方の中心都市=ドネツクで開催された国際現代音楽祭で
オーケストラを指揮した経験は、今なお私の脳裏に鮮明に刻まれています。
私の訪問の暫く後に、突如としてロシアによるウクライナへの介入が始まり、
クリミア半島やドネツク等を中心として情勢が渾沌としたまま、
その後もズルズル時が経過してきてしまいました。
そして遂にこのところの各種報道の通り、ロシアの侵攻が本格化して、
まるで人類史の時計が100年程逆回りして、
帝国主義の時代に戻ってしまったような状況になってしまいました。
いったいあの美しく豊かな風土に恵まれた国は、
どこまで分裂してしまうのでしょうか。
如何なる理由があるにせよ、一般市民の人権や生活権、国家の主権は、
軍事力で虐げられてはならないと思います。
ウクライナの平和を希求しつつ、
2013年の私のウクライナ訪問記を再掲載して、
在りし日の美しいドネツクの街・人々・文化を振り返りたいと思います。
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私は、2013年5月にウクライナの大都市のひとつ、
ドネツクの現代音楽祭に指揮者として招聘され、
得難い国際交流の経験をする機会を得ました。
その時は、平穏で平和なウクライナでした。
一般市民の犠牲者が出るような悲惨な事態にならずに、
平和な解決・帰結を迎えられるよう、願ってやみません。
一昨日から十数回にわたって、ウクライナの平和を願って、
私の2013年の想い出を深夜の記事として再掲載しています。
*****2013年5月25日の記事*****
「ウクライナ演奏旅行体験記」第2弾です。
久しぶりに訪ねた関空(関西国際空港)は、
世界的な建築家=レンゾ・ピアノの設計による
曲線と直線の組み合わせによる大胆なデザインが、
開港当初から注目されましたが、
未だに色褪せない新鮮さを湛えていました。
到着ロビー階から国際線出発ロービーへ上がる時、
現代建築ならではの大空間を堪能できます。

曲線による屋根のラインが特徴的なこういったカットは、
関空の個性のポイントでしょう。

通関を抜けると、ブランドのブティックが並ぶエリアが、
非日常空間を演出しています。

さあ、ちょっと一服!
ウクライナ演奏旅行の出発に乾杯!
(店舗特製:手作りブランデー・スピリツァー)

トルコはイスタンブールの空港も、
まるで人類の交差点と言えるような賑わいですが、
近代的な建物に生まれ変わっています。

そして次回からは、いよいよウクライナに入ります。
イスタンブールからドネツクまで、
約二時間のフライトに搭乗しました。