昨年のISCM国際現代音楽協会の世界音楽祭ポルトガル大会に出席した訪問記を
再掲載しています。暫くの連載となっています。どうぞご覧ください。
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《ISCM World New Music Days 2025 Portugal》訪問記の本編も回を重ねて
9回目、いよいよ音楽祭最終日の6月7日の話に入っていきます。
一昨日の記事のグルベンキアン管弦楽団演奏会と、
昨日の記事の児童合唱団&ユース合唱団の演奏会で、
一気に音楽祭のファイナル・クライマックスの様相となったWNMD2025は、
6月7日にポルトガルの歴史的な雰囲気の中でクロージングを迎えたのでした。
ISCM総会セッション4(最終セッション)を終えた後、
Miso Music 自前の実験的イベントスペース O'culto de Ajuda から程近い
国立馬車博物館旧館を会場とした児童合唱コンサートに向かいました。
国立馬車博物館旧館の入り口
ここは、歴代王族が使用してきた馬車が展示されている博物館で、
一歩足を踏み入れると、おとぎの国の馬車のような歴史的文化財が、
ずらりと並べられていて、誠に壮観でした。
これら以外のより多くの展示品は、現在では大通りを挟んで斜向かいに建てられた
現代建築の新館に収蔵されて展示されているそうです。
この旧館の展示ホールの奥に演奏会場が設られていました。
【Future Voices】(音楽祭コンサートno.26)
合唱:Children Choir of the Lisbon University
Coro Infantil da Universidade de Lisboa
指揮:Erica Mandillo ピアノ:Joao Lucena e Vele
この演奏会も前夜の合唱コンサートと同様に、ISCM国際審査入選作品は少ない
プログラムでしたが、音楽文化の未来の担い手である子供や若者を主人公とした
フレッシュなパフォーマンスを前面に打ち出した教育的にも芸術的にも意味深い、
そして満席の聴衆に強烈にアピールした公演となっていました。
昨日の記事の末尾にも記しましたが、《ISCM世界音楽の日々2001横浜大会》に
組み込んだ《こどもみらい2001》と題した現代音楽教育プログラム大会に
一脈通じる、音楽祭の構成や内容に、心が踊りました。
↓ 【Future Voices】(音楽祭コンサートno.26)の
プログラムをリンクしておきます。(但し、当日にかなりの変更あり。)
明日の記事では、いよいよWNMD2025のファイナル・コンサートの模様を
レポートすることになります。会場は観光名所でありまた歴史的建築としても有名な
ジェロニモス修道院です。どうぞお楽しみに!


