今日はこのシリーズの最新作=第17作、
《フォノ XⅥI》~笙独奏の為に~の紹介です。
2023年10月22日開催<風琴百万石>で初演となった作品です。
第2番以降は独奏曲シリーズとなっている《フォノ》シリーズですが、
邦楽器の独奏曲は、二十絃箏のための第10番と
三味線のための第16番に続いて、3作目となります。
邦楽器作品を数多く手掛けてきた筆者にとって、初めての笙独奏曲です。
笙とアコーディオンを同属楽器と捉えた企画演奏会<風琴百万石>は、
笙奏者=中村華子さん、アコーディオン奏者=大田智美さんのお二人の
ご理解とご協力によって実現しました。
その公演で初演された作品が、この《フォノXⅥI》です。
一般的には、時空の永遠性を讃えるかのような持続音が
笙の魅力の根源にあると考えられますが、この曲では敢えてその他の面に光を当てて、
無窮動的 な楽想が一気に駆け抜けるような小品を目指しています。
近いうちに私のYouTubeチャンネルで動画を公開できる予定です。
### PHONO XⅥI - for Sho solo ###
フォノ第17番~笙独奏の為に~
(2023)
初演:2023年10月22日 KMアートホール
《風琴百万石》〜アコーディオンと笙と〜
演奏:中村華子(笙)
演奏時間:約4分
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この私のPHONOシリーズは未出版のものが多いので、
楽譜をお求めの方は、直接ご連絡をいただくか・・・
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