トワイライトエクスプレス塗装のEF65形1000番台〜「国産鉄道コレクション」第112巻 | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第109巻の紹介です。

 

 

人気の付録、本号のNゲージサイズ模型は

EF65形直流電気機関車1000番台の、観光列車用特別仕様の

トワイライトエクスプレス専用塗装機の雄姿です。

 

 

それでは、112巻のパッケージを解いて、奥底から冊子を取り出してみましょう。

 

 

巻頭記事は、このところの定例通り付録模型の形式の説明です。

前面貫通扉があるスタイルが特徴のEF65形の中に一群、

1000番台は、国鉄時代に139両製造されました。

 

2015年から、「トワイライトエクスプレス」専用客車を

使用した団体用観光列車を運行することになって、

その牽引機にEF651000番台が抜擢されて、

トワイライトエクスプレス専用塗装をまとった

1124号機が誕生したのでした。

 

 

続くページには、珍しい旧型電車の特集でした。

戦前の京阪神間の急行電車「関西急電」として活躍した

モハ52形+サハ48形+サロハ46形+モハ52形の4両編成は、

先頭車が流線型で人気がありました。

その中間車の2・3等合造車=サロハ46のうちの3両は、

後に制御車に改造されて、飯田線で長く活躍しました。

 

 

更にページをめくると、

大井川鐵道の電機=ED500形の特集でした。

元は滋賀県の東海道線近江長岡駅近くのセメント工場、

大阪窯業セメント伊吹工場の専用線で活躍した

日立製作所製の小さな力持ちです。

その専用線の廃止後、大井川鐵道に新たな活躍の場が与えられ、

名物のSL牽引列車の補機として使用されるようになったのです。

 

 

この冊子の記事は、車両ばかりでなく、鉄道の施設や

時に歴史にも及ぶことがあります。

本号では、積雪と闘うトンネル「雪対策・スノーシェッド」

と題した記事に、積雪対策がわかりやすく解説されていました。

 

 

そして巻末は恒例の「観光列車」シリーズです。

本号では、北関東で活躍するスタイリッシュな観光列車、

"リゾートやまどり"の特集でした。

種車は特急型電車485系ですが、その面影がほとんど無い程に

見事に改造されています。

現在では、快速「リゾートやまどり」(大宮ー長野原草津口)や

上越線・両毛線・東海道本線等への臨時列車として

運用されているということです。

 

 

「国産鉄道コレクション」シリーズは、まだまだ続きます。