国鉄新性能直流電気機関車のスタンダード=EF65形1000番台〜「国産鉄道コレクション」第97巻 | 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~

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アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第97巻の紹介です。

 

 

毎号のお楽しみにNゲージサイズ模型は、

直流電気機関車の雄=EF65形直流電気機関車1000番台の

最後の増備となった仕様です。

特急「なは」のヘッドマークを掲げています。

 

 

それでは、いつものようにパッケージを解いて、

奥底から冊子を取り出しましょう。

 

 

以前の巻頭記事は、私鉄の名車の紹介が多かったのですが、

このところは付録模型の車両形式の解説になっています。

本号では、EF65形直流電気機関車1000番台の特集です。

1965年に登場以来、増備に増備を重ねて、

国鉄の新性能直流電機のスタンダードとなったEF65の、

1979年の最後の増備は、下関運転所と宮原機関区でした。

 

 

続くページは、長崎市内を走る路面電車、

長崎電気軌道の近代化の嚆矢となった

360形とその小改良版の370形の特集です。

登場以来既に半世紀以上が経過していますが、

今でも全14両が現役で活躍中ということです。

 

 

更にページをめくると、一転して北海道の広大な大地が

目に飛び込んできます。

1979年に北の大地に登場した待望の新型特急気動車、

キハ183系の特集です。

角張ったショートボンネットタイプの先頭形状が独特ですが、

貫通型の先頭車も製造されました。

北海道の特急列車網の構築に大きく貢献した名車です。

 

 

このところ毎号掲載されている駅舎の特集には、

北海道の音威子府駅舎が登場しました。

嘗ては宗谷本線と天北線の分岐駅として賑わった

音威子府出来でしたが、今では単なる中間駅になりました。

今では、ウッディーでモダンな駅舎になっていますが、

駅蕎麦が営業を続けていて、地元民に親しまれています。

 

 

巻末は恒例の観光列車のシリーズです。

JR東日本初の交直両用お座敷列車として

1997年に颯爽と登場した"華"の特集です。

485系特急形交直流電車を種車とした大改造によって

誕生した6両編成です。

団体用やイベント列車に運用されて好評を博している

車内の設備に加えて、アメジストカラーが眩しい

夢のある外観も大人気です。

 

 

「国産鉄道コレクション」は、まだまだ続きます。