アシェット・コレクションズ・ジャパン株式会社が発行してきた
「国産鉄道コレクション」(全240巻/発行完了)の付録の模型の写真を中心に、
全号を順番に振り返る記事シリーズを紹介を続けています。
今回は第85巻の紹介です。
毎号のお楽しみ、Nゲージサイズ模型の付録は、
寝台特急の近代化の嚆矢となった20系特急形客車の
普通座席車の緩急車、ナハネ20形でした。
いつものようにパッケージを解いて、
奥底から冊子を出してみましょう。
このところは巻頭記事が付録模型の形式の
解説になっています。
続くページには、元南海電鉄21001系「ズームカー」
の譲渡を受けて21000系として長く活躍した
大井川鐵道の話題の特集でした。
蒸気機関車の動態保存で有名な大井川鐵道ですが、
私鉄の往年の名車も現役で活躍している
動く鉄道博物館といった趣です。
続くページも珍しい特集でした。
秩父鉄道でバレオエクスプレスの補機として
余生を送っている電気機関車、デキ200形の特集です。
続いては、日本国有鉄道40年史の
関東大震災から終戦までの記述が、
往年の写真とともにびっしり掲載されていました。
そしてことろことの巻末記事は、リゾート列車の特集で、
本号は"奥の細道"を走る"リゾートみのり"が主役です。
ヨーロッパ調のレトロ&ゴージャスな雰囲気の
リゾート会則列車として活躍しています。
さて、最後にあらためてNゲージサイズ模型の写真です。
20系客車の最初期に編成の端末に連結されていた
普通座席車の緩急車、ナハネ20形の
美しいプロポーションをどうぞじっくりご覧ください。