今日は新旧シリーズの紹介を通算して59作目となります。
旧シリーズからの順番に直すと第35話にあたります。
私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、
懐かしく想い出しながら記事をアップしています。
![闘牛士の栄光](https://stat.ameba.jp/user_images/20151220/22/phonosphere/06/71/j/t02200293_0800106713517147382.jpg?caw=800)
###刑事コロンボDVDコレクション vol.59###
旧シリーズ第35作
「闘牛士の栄光」
監督=テッド・ポスト
脚本=ブラッド・ラドニッツ
原案=ラリー・コーエン/ブラッド・ラドニッツ
製作=エヴァレット・チャンバース
撮影=ガブリエル・トーレス
音楽=ベルナルド・セガール
出演:
ピーター・フォーク(刑事コロンボ)
リカルド・モンタルバン(ルイス・モントーヤ役)
ペドロ・アルメンダリス Jr.(サンチェス警部役)
ロバート・カリカート(エクトール・ランヘル役)
A. マルチネス(クーロ・ランヘル役) 他
![隔週刊「刑事コロンボ」vol.59](https://stat.ameba.jp/user_images/20151220/23/phonosphere/00/e1/j/t02200293_0800106713517159904.jpg?caw=800)
この回は、第13話「ロンドンの傘」に続く
海外ロケを敢行した作品となります。
舞台はメキシコです。
そして、第29話「歌声の消えた海」の後日談という
設定にもなっています。
豪華客船内で起こった美人歌手殺人事件を
船上で解決した名刑事がコロンボであるということを
知っているサンチェス警部との出会いから、
国民的英雄の往年の名闘牛士が絡む殺人事件に
巻き込まれていくことになります。
主役(犯人役)のリカルド・モンタルバンは、
メキシコ映画界のスターからハリウッド入りした名優で、
アメリカデビュー作品は「闘牛の女王」でした。
脇役陣もメキシコの俳優陣がずらりと並び、
現地ロケのシーンと相俟ってラテン色を醸し出しています。
最後の謎解きまで、心理的な駆け引きがジワジワ進展して、
かなり緻密なタイプに作品に仕上がっています。
YouTube / 刑事コロンボ コンプリート ブルーレイBOX
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