「刑事コロンボ」シリーズの紹介を続けています。
私はほぼ全作品の日本初放映を見てきたので、
懐かしく想い出しながら記事をアップしています。
「NBCミステリー・ムービー」で定例放映化となった
「刑事コロンボ」第1シーズンは、
若き日のスティーヴン・スピルバーグが監督した
第3作「構想の死角」から第9作「パイルD-3の壁」
まで、計7作品がその第1シリーズとなりました。
そしていよいよ第2シーズンの紹介に入っています。
今日は、テレビシリーズや映画で世界的なシリーズとなった
「スター・トレック」の"スポック"役で一躍有名になった俳優=
レナード・ニモイが真迫の演技を見せる「溶ける糸」をご紹介しましょう。
###刑事コロンボDVDコレクション vol.39###
旧シリーズ第15作
「溶ける糸」
監督=ハイ・アヴァバック
脚本=シャール・ヘンドリックス
製作=ディーン・ハーグローヴ
撮影=ハリー・ウルフ
音楽=ビリー・ゴールデンバーグ
出演:
ピーター・フォーク(刑事コロンボ)
レナード・ニモイ(バリー・メイフィールド役)
ウィル・ギア(エドモンド・ハイデマン役)
アン・フランシス(シャロン・マーティン役)
ニタ・タルボット(マーシャ・ダルトン役)
他
この回は、心臓外科医の世界の中での権力抗争、
共同研究の利権に関わる白い巨塔の物語です。
そして、実は利害が対立しかねない関係にあった
二人の医師が、心臓外科手術の患者と医師として
手術室であいまみえるという状況になるのです。
一見、無事に手術は大成功と思いきや・・・
トリックを見破る鍵は正に「溶ける糸」・・・
「スター・トレック」シリーズでは自ら監督も務めた経験もあり、
異星人科学者"スポック"役で大人気となったレナード・ニモイの
若き日の姿を存分に見ることができる作品でもあります。
毎回のゲスト俳優(その多くは犯人役なのですが)の
豪華な顔ぶれも、この「コロンボ」シリーズの
大いなる魅力となっているのです。
YouTube / 刑事コロンボ 溶ける糸
A STITCH IN CRIME