第17話
★前回までのあらすじ
5月7日
えっ、僕にとって生きている実感とか、生きている意味がなにかって?
「苦しみ、悲しみ、辛さ、怒り、恨み・・・」
それだけ。楽しいことなんかなにもありません。
だから、僕は生きていることより、死ぬことを選びます。
僕のこの気持ちを理解し同調して、僕と一緒に死んでくれる人がいましたら、どうかご連絡をください。
S・Y (13歳)
これじゃ、自分で自分を自殺に追い込むことを、助長しているようなもんじゃからな・・・」
「そうね。あたしもキューピッドおじさんの言うとおりだと思うわ・・・」
「一時でも早くこの翔くんの問題を片付けてあげて、陽菜ちゃんのお家に笑顔の花束の宅急便が届き、いつも彼女のお家が笑顔で満ち溢れていて、幸せに暮らせるようにしてあげないとね・・・」
だがこの言葉とは裏腹に、シンデレラとキューピッドおじさんの脳裏を、このままでは新たな対策を講じない限り、翔くんの問題は何一つとして解決が出来ないという不安かすめた。
その結果、シンデレラとキューピッドおじさんの二人が話し合って決めたことは、翔くんの夢の中にワープして、彼が不登校や自殺未遂を起こすようになった原因を徹底的に調査し、その答えを突き止めることだった。
だが、このときシンデレラは翔くんの問題を調査していく過程の中で、まったく彼女自身が想像もしていなかった、身の毛のよだつような驚くべき事件に遭遇することになった。
それは、陽菜ちゃんが小学一年生とは思えない顔をガングロに厚化粧して、大人顔を負けの肌を露出した派手な衣装を身に付け、万引き少女たちの仲間に入っていたことだった。
シンデレラは、今回の陽菜ちゃんの一件で時間を掛けて、自分なりにあれこれとその解決方法を模索したが、結局まだまだ自分の経験の乏しさから、そうたやすくそのため良い答えを導き出すことが出来ずに、七人の小人のリーダーでもありシンデレラの良き理解者でもある、ルドルフおじさんに相談することにした。
―♪よさくー、よさくー、よさくは木を切る~・・・―
ルドルフおじさんの、携帯電話の着歌である「与作」が鳴った。
「なんじゃシンデレラ?お前も気が効かん失礼な奴じゃのう。ワシが今、昔馴染みの白雪ちゃんとデート中だということは、知っているじゃないか・・・」
―ごめんね、白雪ちゃん・・・―
―今日は、一日有難う、お休みなさい。―
――ウグェェェー・・・――
―冗談よ、冗談。大丈夫よ。あとで二人きりで愛のソフトボールを楽しみましょう!―
「ゴ、ゴッホン。今、ちょっと白雪ちゃんと取り込み中だったもんだからな・・・」
「ごめん。分かっているけど、もう自分ひとりではどうしようも出来なくて・・・」
「そんなに急に電話をして来て、一体何があったのじゃ?」
「実は、翔くんの不登校や自殺未遂の問題をきっかけに、陽菜ちゃんの家族はみんながバラバラになっていて・・・」
「陽菜ちゃん自身も万引きの少女たちのグループに入っていて、もしこのまま放っておいたら彼女もそうだけど、彼女の家族自体も取り返しがつかず大変なことになりそうなの・・・」
「それは、困ったことじゃのう。なんかお前の話を聞いとったら、ワシらが予想していた以上に厄介で根深そうな話のようじゃのう・・・」
「ところで、キューピッドの奴はどうしたのじゃ?」
「今、キューピッドおじさんは翔くんを不登校や自殺未遂するまでに追い込んだ犯人を探すために、彼の過去の夢の中にタイムスリップしていて、あたし一人なの・・・」
「そうか、お前一人なのか。それじゃあ大変じゃのう・・・」
「ルドルフおじさん、こういうときにはどうしたら陽菜ちゃんたちを出来るだけ傷つけずに、今彼女たちがやっていることが悪いことだと教えてあがたらいいの?」
さすがに、さまざま物事に経験豊富で百戦錬磨のルドルフおじさんでも、シンデレラの話を聞いて自分たちが予想していたよりも、かなり陽菜ちゃんの家族の問題が複雑で難解なことを知ると、この問題を解決するには一番どうしたらいいのか?を、やはりすぐに回答するのは難しくしばし考えるしかなかった。
最初に表記するのをついうっかりして忘れていましたが、本作品に書かれています赤い文字部分の文章は、当caféに遊びにお出でいただいたみなさんの「足跡メッセージ」を、みなさんとの親睦を図ったり遊びを楽しんだりするために、本作品のストーリーづくりのヒントにして文章化したものです。
「Super SantaClaus シンデレラ」クイズ
地球上に人類が誕生して以来、これまで世界の教育者が誰一人として一度も見たことや経験したことがない、ある“アッ”と驚くべき方法でシンデレラと七人の小人たちが、翔くんの“不登校”や“自殺未遂”問題を解決しますが、その方法とは次の中のどれでしょう?
もし、その答えが分かりその解決内容は000するではないかという思う方がいましたら、当ブログでそのひとつの解決方法としましてご紹介させていただくと共に、あなたの回答が世界の教育界に一石を投じることになるかもしれませんので、ぜひその回答を書いてアメブロの当メール宛にお送りください。
1:教育専門家のところへ、相談に行く。
2:文部科学省に、問い合わせる。
3:地球の歴史や宇宙の壁を乗り越えて、解決する。
4:学校や塾の先生に教えてもらう。
5:隣のおじさんに聞いてみる。
マザー・テレサの教え
第10回
「死は悲しい事ではありません。私たちが悲しむべき唯一のことは、自分が聖なる者になっていないという事実だけです。」
おそらく、私たち人間はほとんどの人が“自分が死ぬこと”に対して、何かしらの恐怖を持っているのではないでしょうか。
それは、初めて中国の歴史上において国を統一し“万里の長城”を建設(“万里の長城”の建設には、別説もある。)した言われているあの「始皇帝」ですら、最後には“不老不死”の幻薬を求めて旅を強行し、それがために逆に自らの寿命を縮めることになったとさえ言われていることからでも分かると思います。
ただ、私自身は、「マザー・テレサ」のように心身ともに強くありませんので、とても上記のように「死は悲しい事ではありません・・・」と、“マザー”が語るような聖者にはなれませんので、今らに正直に言って“死を怖い”と思うことは何度もあります。
しかし、若い頃ある有名な神仏殿堂の総本山の高僧に、「30年以上も山にこもって修行をしているが、未だに“永遠の魂”と言われるものに出会ったことはない・・・」「おそらく、“かつて人間は死ぬと土葬されていたことで、それが樹木や草花などの肥料になり、やがて種から実を付けたり花になったりして、新しい人間の生命を生むのに役立っていたことから、そう言われるようになったんじゃないかと思うよ・・・」「だとしたら、人間にとって一番必要なのは、今!自分が生きている時を大事にして、今を後悔のないように一生懸命に生きることが大切なのではないか。そしてまた、それが“人間の魂を永遠に育む礎になっているのではないのか・・・”」と言われた話を、今でも鮮明に覚えています。
またそれと同時に、本来お寺や神社は“物事を頼む”ために参拝するのではなく、自分が犯した罪や過ちなどに対して反省しに来たり、自分や家族などに良いことあったときにお礼に来たりするところだと、これまで私自身がお寺や神社に持っていたイメージとはまったく違うことをお話していたのが、とても当時は斬新に聞こえて印象的でした。
今日の一口メモ
最近、とても寂しく思っていますのは、当ブログへお出でいただいていますほとんどのみなさんが、“ゲストブック”への書き込みや“ペタ”を取り止めていることです。
そのせいで、みなさんに当ブログへお出でいただいたとき、そのお礼を“ゲストブック”に書き込んだり“ペタ”をしたりするのが終わったとき、「ああ、今日もきちんとみなさんにお礼が出来たなあ・・・」という実感が最近はとても薄らいで、寂しいというか悲しいというかそういう思いでいっぱいです。
僕たち、おとぎのお家と仲間たちも、“あきらめないBLOG”のキャンペーンを応援していますので、ぜひみなさんも一緒に応援しようね!
当関連ブログの紹介
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