今回の~乳がん撲滅キャンペーン特別寄稿作品~は、一般の方はもちろんのこと、アニメや音楽、芸能、スポーツ、出版関係者など多くの方々が、ジャンルを問わずにご覧くださっているようです。その事実を踏まえて申しますと、現在当ブログで行っている「ピンクリボン」キャペーンの作品寄稿には、それだけジャンルを問わずに多くの方々に興味を持っていただいていることになります。ぜひ、当ブログへおいでのみなさんにもこの機会に、今回の~乳がん撲滅キャンペーン~参加していただき、本作品を通じて一人でも多くの人に、この~乳がん撲滅キャンペーン~(「ピンクリボン」キャペーン)の本来の趣旨が伝えられますよう、どうぞご協力をよろしくお願い致します。
現在~乳がん撲滅キャンペーン特別寄稿作品~の、「お星さまになったママ」及び、新作品「地球より軽い私の命」を執筆中です。作品が出来次第当ブログにおいて掲載しますので、ぜひご覧になってくださいね。
ピンクのリボン
「お星さまになったママ」
愛しき我が子よ許してね 小さなあなたを一人残して
「お星さまになったママを・・・」
あなたが寂しくなったら ママの形見のピンクのリボンを胸に飾って
いつでも東の夜空を見上げてごらん
キラキラと輝きあなたのためだけに 天使の子守唄を歌ってあげるから
あなたのその涙が乾いて 安らかな眠りに就くまで
さくらちゃんのママは、今オレンジタウンの病院に入院しています。
病名は“乳がん”です。
おそらく、さくらちゃんのママはパパの勤める会社が倒産し、パパの仕事がなくなったのを機に、今後の家族の暮らしを心配しその心労からでしょう。
弟の翔太くんを、お腹に宿しているときに胎盤剥離が起こしてしまい、三回も流産をしかけました。
そして、病院で診察を受けた結果、無情にもその担当医に翔太くん九十パーセント以上の確率で死産する可能性が高いことを示唆されると同時に、このままの状態が続くと今後は母体にも悪影響を及ぼすことになるために、早めに中絶するのが一番安全なことだと言われて、すぐにでもお腹の子(翔太くん)を中絶することを進められました。
しかし、それでもさくらちゃんのママはその医師の勧めを断り、自分自身の意思というよりも、天から授かった子供の母親としての執念がそうさせたのか?
無理をすると、胎盤剥離が母体の命まで奪う可能性がある危険な病気だと知りながら、決して自分のお腹の中にいる子供の命を見殺しにしようとはせずに、翔太くんを生むことを決意しました。
そして、ママは翔太くんを生むことを決意すると、わずか残りの十パーセント近くの生存率に賭けて、三回目の流産防止のための治療が終わると同時に、すぐに実家がある南国の町パイナップルタウンに向かいました。
ママは、ストロベリータウンにある空港までさくらちゃんとパパが見送に行ったとき、最後にパパに向かって、「どんなことがあっても、絶対にこの子(翔太くん)を“五体満足”で産んで見せるから、あなたもこの子のためにも一日でも早く立ち直るように頑張って、私とこの子を呼び戻せるようにしてね・・・」と言いました。
そして、その後さくらちゃんを両手で自分の胸の中にしっかりと抱きしめると、「もうすぐ、さくらはお姉ちゃんになるのだから、パパのことを良く聞いてママとこのおなかの子が帰ってくるのを待つているのよ・・・」
「うん・・・」
さくらちゃんが元気な声でそう答えて、ママの顔を見上げるとママの瞳の中からは、数え切れないほどのいくつもの大粒の涙が溢れ出していました。
その十ヵ月後に、やはり少なからず胎盤剥離の影響があったからでしょうが、通常の赤ちゃん比べてだいぶん体重は少なかったものの、ママさくらちゃんやパパと約束したとおりに、五体満足で翔太くんを生んでくれました。
ただ、そうやってこれまで自分の体を酷使して来たことが、たぶんママの体を痛めつけていたのでしょう。
ママが、“乳がん”という、とてつもない怖い病魔に襲われたのは、わずか翔太くんを生んでから、二年目の秋の初めのことでした。
次回につづく
※胎盤剥離は、正式名を「常位胎盤早期剥離」といい、本来ならお産が終わってから排出される胎盤が、何らかの原因によりまだ胎児がいる状態で先にはがれてしまう症状のことです。胎盤が、胎児がいる状態で先に剥がれてしまうと胎児に酸素が十分に送れなくなり、胎児の脳は酸欠状態になります。これにより、胎児の体力は次第に弱まり、脳障害が残ったり、死亡したりすることも少なくありません。また同時に、胎盤剥離を起こすと、胎盤と子宮の間に血液が溜って血腫が出来、母体もこの血腫により血液の状態に変化が起り、血液が固まりにくく(DIC)なるために出血多量という、大変危険な状態になことも十分考えられます。
―愛の死4/最終回―
風のある町を君は去って行った きっともう帰れないと知っていたから
(片道切符一枚で・・・Woo ooo)
知らず知らずにいつか 二人の間を急ぐように時間が駆け抜け
知人(ひと)を通して聞いてた 君の噂も聞かなくなったいつからか
あのまま君を生きていてくれたら 二人にとってどんな人生があっただろう
歳をとったせいだろうか こんなにも涙もろくなったのは
もう帰れないからだろうか 君と過ごした思い出の場所へ
どこまでも青く澄み切った 星空を見ていたら
子供のように夢を見る とても惨めな大人の姿の僕がいた
歳をとったせいだろうか 意味もない自分探しをするのは
もう帰れないからだろうか あのときめきの青春(じだい)の瞬間(なか)に
心地よい陽だまりの中の 眠りから目覚めたら
輝きもときめきもない 時の流れに置きざりにされた僕がいた
~前回のあらすじ~
百合子が話していた、愛が最後に大輝宛に書いた手紙が送られて来たのは、ちょうど彼女が亡くなってから一週間目のことだった。
ただ、おそらく相当に弱り切った躰で無理をして書いたのだろう・・・、書かれている手紙の文字がところどころ力が入らずに上手く書けずに、さいど何箇所か上から謎って書かれていた。
手紙の封筒を開けると、その中には手紙と一緒に愛が結婚式の時に付けていた指輪が入っていた。
それを見たとたん、大輝の目頭は結婚式に日のことが思い出されて、自然に泣きたいわけでもないのに涙でいっぱいになり、いつの間にかその涙が勝手に溢れ出して来て止まらなくなっていた。
――私が世界中で一番愛している大輝へ――
愛の手紙の中には、「大空を飛んでみたい・・・」というのは、両親や主治医である堂本を説得するための口実で、実際には仮でもいいから私の生きている証の思い出として、世界中で一番大好きな大輝と結婚式を挙げたかったの・・・と、彼女の精一杯の大輝に対する愛する思いが描かれていた。
ただ、うすうす大輝はそのことに気付いていたが、それを言葉に出すと愛の望みを叶えてやれなくなると思い、自分の中にそっと仕舞い込んでいた。
あっそうそう、私の最後の伝言として聞いて欲しいのだけど、大輝と結婚式を挙げた時につけた私の指輪を手紙と一緒に入れておくけど、これは二人の思い出を大事にしてもらいたくて入れたのじゃあなく、大輝が学費や生活費などに困ったときに、これを処分して役立てて欲しくて入れたのだから、何か困ったときがあったら遠慮しないでそうしてね。
そしてまた、これが私の大好きな大輝にしてあげられる最後の贈り物でもあるしね。
それとえーっとなんだったけね・・・もひとつ言っておかなくちゃいけないことがあったんだけど・・・
あっ、そうっか!私みたいに大病を経験しないと、健康なときにはついつい忘れがちだけど、絶対に健康にだけには気をつけて躰を大事にして、ずっとずっと私の分まで長生きしてね。
私が世界中で一番愛している大輝へ・・・
あなたの仮の妻愛より♪(^^♥
この手紙を読み終った時には、もう大輝の目からは大粒の涙がボロボロと零れ落ち、愛が便箋に書いた手紙の文字が滲んでしまって、見えないほどになっていた。
愛が亡くなって、半年ほどは愛のことや彼女の家族の噂を聞いていたが、一年近く経つとほとんど両方の噂を聞かなくなった。
それは、おそらく最初の二、三ヶ月間は愛の母親である百合子も大輝のことを心配して電話をくれていたが、やはり愛のことで大輝を束縛しすぎることにでもなったらと、彼女なりに気遣って電話を掛けて来なくなったということもあるからだろう。
大輝自身も正直なところ、一年ほどは常に愛との思い出がつきまとい、いつも頭の中は彼女のことでいっぱいだったが、ちょうど大学四年生になった年に同じ国際社会学のゼミを取っていた沢尻陽子と親しくなり、それが縁でかなり気があったせいもあり付き合うようになった。
それをきっかけに、陽子が大輝のアパートに遊びに来るようになると、今まで机の上に飾ってあった愛との結婚式の日に写した二人の写真を、指輪と一緒に段ボール箱に入れて押入れの中にしまった。
だからと言って、決して愛のことを嫌いになったわけでもなく、二人の思い出を自分の中から掻き消そうとしたわけではなかった。
それは、愛自身に「私との思い出をいつまでもくよくよ引きずって、人生を見失うことだけはしちゃあ駄目よ・・・」と、常に釘を刺されていたこともあったからである。
きっと、大輝に対するその思いが愛の母親である百合子の中にもあり、彼からしだいに遠ざかって行ってしまったに違いなかった。
大輝は大学を卒業すると、両親に田舎に帰って地元の企業に就職するように強引に説得されたが、やはり愛との思い出がある“風のある町”に残って、風のある町にある写真のフィルム工場に就職することにした。
陽子も、大輝が風のある町に残って就職することを選んだために、彼女も風のある町に残り三駅さきのスーパーに就職した。
その縁もあって、二人はお互いに就職してから三年目に結婚し、その後女の子一人と男の子一人の二人の子供(健太と凛)をもうけた。
だが、愛の母親である百合子にも、陽子と結婚する際に招待状を送ったが「愛のことを思い出させるといけないから・・・」と、丁重な結婚式に出席するのを断る手紙と一緒に、祝儀袋が送られて来た。
その後の人生の中で、バブルの崩壊の影響を受けて勤務している会社が倒産したり、皮肉にも妻の陽子が愛と同じような乳がんになって、右の乳房を切除すると同時に脇の下のリンパ筋に転移していたために、脇の下のリンパ筋をすべて切除しなければならなくなり、利き腕である右手が使えなくなどの色々なことがあったが、その度に父母や兄弟たちに支えて貰ったり、友人たちに力を借りたりしながら、どうにかこうにか人生のいくつもの難題を乗り越えて来た。
それから二十五年が経ち、長女の凛が同級生の赤西翼と結婚し子供が出来たとき、名前付け親になって欲しいと頼まれたので、その子に迷わず“愛”と命名した。
どうして、その子に“愛”という名前を付けたのかの理由については、妻の陽子はもちろんのことだが、娘の凛を含め家族の者は誰一人として知らない。
その孫の愛が、今では三歳になり他の子供たちと一緒に、大輝の座っている公園のベンチの目の前の砂場で、砂山やトンネルを作ったりして楽しそうに遊んでいる。
それから、最近年を取り老い先が短くなったせいだろうか。
急によく愛の夢を見るようになった。
その度に、愛に「今度生まれ変わったら一緒になれるだろうか?」と尋ねると、「あなたには、今は何よりも大切にしなければいけない、大事な家族があるでしょう・・・」と、よく叱られる。
~大人が子供になって遊ぶゆかいな幼稚園~「おとぎのお家」
陶酔子 「オーホッホ、オーホッホ。ハイハイ、みなさん良い子だから静かにしてね・・・」(このうるさいガキどもめが。今日は、入園式で父兄が来ているから我慢しているけど、明日から騒いだらその横っ面張り倒して、この像の足首?いやカモシカのような足首の美脚で、その羨ましいほどツルツルして潤いのある肌の顔に、青あざの足跡が残るくらい踏んづけてつけてやるからな・・・)
陶酔子 「では、ここで出席を取りますから、名前を呼ばれた人は元気よく返事をしてくださいね・・・」
陶酔子 「八犬剛くん・・・」
八犬剛 「俺ってさ、犬も大好きだけど、女の子も大好きなんだよな・・・」
八犬剛 「とくに、スザンヌなんて、知能指数は5歳児より低いようだけど、あの水着になったときのボディーは凄いよな・・・」
陶酔子 「このクソガキが!人が名前を呼んでいるときには、ちゃんと返事しろよな・・・」
スカーレット・夏子 「今の先生の言葉聞いた?このクソガキがだって・・・」
園児全員 「聞いた!聞いた!!」
スカーレット・夏子 「これって、♪もしかして~♪もしかして~、園児虐待じゃない?」
―なんで、ここで約25年以上も前の小林幸子+美樹克彦の「もしかしてPART2」の歌が歌われるのかその理由は定かでないが、予想もしていなかった“もも組”園児のスカーレット・夏子の言葉に、陶酔子が心臓が口から飛び出すほど驚いたのは事実だった。 ―
園児全員 「そうだそうだ!園児虐待だ!!」
父兄全員 「同感!園児虐待だ!!」
陶酔子 (し、しまった。し、私としたことが――このクラスにもあのこしゃくれたガキの豊臣秀丸や冗談好子のような園児がいたなんて。こ、ここは、何とかしてごまかして乗り越えなくちゃ、私の汗と涙で築き上げた10年の教師生活が、この小娘たちのせいで終わってしまう・・・)
陶酔子 「す、すみません。突然、夕べ母が食あたりをしてお腹をこわし、そのためにオムツを5分おきに取り替えることになったものですから、ついついその疲れで心にもないことを口走ってしまって・・・」
―まったく、今回の園児を愚弄した話とは無関係な、自分の母親までネタにした同情話をして、必死でこの場を乗り切ろうとする陶酔子だった・・・―
父兄代表 「可哀相に・・・そうだったんですか陶先生。そうとも知らずについつい陶先生に辛いことを言い、本当にすみませんでしたね・・・」
父兄全員 「シクシクシク・・・」
陶酔子 (父兄みんなが、天才的な頭脳を持つ私の作り話に翻弄されている今がチャンスだわね。そうとなったら、この場は知らない振りして、きっと話を先に進めた方が無難のようね。そうときまったら、早くそうしようっと・・・)
陶酔子 「では、さっきに引き続き出席を取りますから、名前を呼ばれた人は元気よく返事をしてくださいね・・・」
陶酔子 「雨戸しめるくん・・・」
陶酔子 「雨戸しめる???」
陶酔子 「ウヘェー!な、なんで園長先生が幼稚園児に混ざってここにいるのですか?」
園長 「ついつい、陶先生のCafeの扉に飾っているモノトーンの写真のように、もう一度あのすべてがときめいていた青春時代に戻って、園児のみんなと“森のくまさん”を歌ってみたくなりましてねえ・・・」
陶酔子 「それって、ちょっと無理な話だと思いますがね・・・」
園長 「えっ!じゃあ“むすんでひらいて”を歌うのもむりですかね?」
陶酔子 「それも、ちょっと無理だと思いますがね・・・」
園長 「ガックリ・・・じゃあ、陶先生すみませんが、『振り込め詐欺』のひとつの解決方法は・・♪どうしたらいいんですかね?」
陶酔子 「園長先生、悪いですけど私も忙しいので、そんな遊びに付き合っている暇なんかありませんので、もしもそのことが本当に知りたいのでしたら、最寄の警察に電話するか出向いて行って聞いてくれませんでしょうか・・・」
副園長 「あのう、古都が 誘う 旅心 春夏秋冬 おこしやす・・・」
陶酔子 「ウワォー!副園長先生まで一緒だったのですか・・・」
陶酔子 「失礼ですが、二人とも私の授業を邪魔しないで、近くの公園に散歩にでも行って、“ひなたぼっこ”でもして来てください・・・」
―ワイワイ、ガヤガヤ・・・―
園児F 「毎日、精一杯、懸命に生きてます。」
園児G 「台風接近中??」
園児H 「函館パパです☆ヽ(▼⌒*)よろしく♪」
園児I 「日々心楽>(^o^)<Cafeで楽しもう」
園児J 「秋で~~~す・鈴虫チロチロ(~_~メ)(^0_0^)」
園児K 「こんにちは 遊びに来てみました ロト6で宝くじで当てるしかないでしょうね?」
園児L 「お疲れさま明日はよい天気になれ~素敵な夢の世界でお休みを……(_ _*)
園児M 「来なきゃ!タイ━━ホ!!!!!!」
陶酔子 「ハイハイ、もう雑談するのは終わりにしましょうね。では、最初からもう一度出席を取りますから、名前を呼ばれた人は元気よく返事をしてくださいね・・・」
豊臣秀丸 「おばさん、おばさん、やっと捕まえたよ・・・」
陶酔子 「うん?ギャー!な、なんであなたたち二人がここにいるの?」
冗談好子 「だって、おばさん逃げるもんだから、鬼ごっしているのだと思って追いかけて来たのよ・・・」
陶酔子 「・・・・・」
―この日から、意味不明の高熱に犯されて、10年間一度も休んだことがない幼稚園を、3日も休んだ陶酔子だった。―
キャスト
◎幼稚園児
冗談好子―versailles
豊臣秀丸―hidemaru3
八犬剛―masu3
スカーレット・夏子―kn24zuka
◎その他の園児
A―milkmanblog
B―baja40
C―xxxmamachixxx
D―miyabishin
E―chimacyogorinn
F―riizun
G―akubi
H―papa2525
I―nobu21a
J―masajin21
K―hide417
L―zzz」rin0
M―sinobu1986
(名称順不同)
◎担任の先生
合掌典子(りんご組)―amesyo
陶酔子―(もも組)―ayaka726
筋肉万太郎(みかん組)―jm4dav
◎園長先生
雨戸しめる―kazetohikari
◎副園長先生
京都おいで―aoya3
(敬称省略)
OCNブログ「おとぎのお家」
http://
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gooブログ「おとぎのお家と青い鳥」
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http://yaplog.jp/ainoie/
My Cafe の紹介
OCNCafe「Fairy Land」
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/kotobuki



