只今、今流行のスーパー高校生の1000倍以上の超がつく超超超・・・・・スーパー女子高校生と、そのお守り役である7人の小人たちが世界中(この話の場合には日本が舞台)の子供たちが巻き起こすさまざまな問題を解決してあげるために大活躍する、『Super SantaClausシンデレラ』の掲載を開始しています。本作品は、常に新作品を発表する度に、1日に最高で約5000~最低でも約1000人の訪問者(固定読者)を動員するパワーを持っている当ブログNO1の超人気作品です。本作品が何故?そんなに多くの読者の心を魅了するのか?その魅力と感動を、ぜひ自分自身のその目で確かめてみてください。
~「蛍やめだかの住める自然をとり戻したい」の巻~
人間界で病気や事故などにあって死亡し霊魂になった人は、大人や子供に限らず天の国行きの汽車に乗って、今度また新たに人間として生まれ変わるまで、天の国でまったく別人としてその人の人間界での地位や過去の賞罰などに関係なく、暮らすことが義務付けられているにもかかわらず、何故か?まだララちゃんは天の国行きの汽車の乗り場がある、八咫烏の森の駅には行かずに、病院の玄関口に立っていました。
「あっ!ルドルフおじさんちょっと待って。ララちゃんがいるわ・・・」
「えっ!あっ、ホントじゃ・・・」
何故だか?ララちゃんは天の国行きの汽車が出る駅に行かずに、一人でポッンと考えごとでもしているかのように、まだ病院の玄関の前に立っていました。
--シンデレラやルドルフおじさんたち七人の小人の役割は、人間界の子供たちの夢や願いごとを叶えてあげることもそうだが、亡くなった子供たちの夢や願いごとを叶えてあげる手伝いをして、彼らが無事に天の国行きの汽車に乗れるようにしてあげることも、全宇宙の神王でありシンデレラの祖父でもある、キングゼウスより任命を受けた任務のひとつだった。そのために、シンデレラとルドルフおじさんたち七人の小人のみんなが、生きている人間の子供たちと同じように霊になった子供たちとも、まったく同じように話せる超能力を持っているのである。--
「ララちゃん、こんばんは・・・」
「えっ!?」
シンデレラとルドルフおじさんの姿を見ると、さすがに派手なサンタクロースの衣装を身に着けた、まだキャピキャピ してうら若い女の子と、人間の言葉をしゃべるトナカイのルドルフおじさんの姿に、最初ララちゃんは目を見開いたままピクリとも動かさないほどもの凄く驚いていましたが、どうやら二人がその訳を、ひとつずつ分かりやすく噛み砕いて説明すると、まだまだ多少の疑問は感じてはいるようだったが、何とか二人のことを理解してくれました。
「ところで、ララになんの用があって来たの?」
「実は、ララちゃんがひき逃げ事故に遭った現場を、アタシが偶然に通り掛ってね・・・」
「じゃ、あなたはララのことを心配して来てくれたっていうわけ・・・」
「そうだね・・・」
「それより、どうしてララちゃんは天の国行きの汽車に乗る駅に向かわずに、まだ病院に残っているわけ?」
シンデレラがそう尋ねると・・・
「ララ、ちょっとやり残してことがあって、そのことが気になって・・・」
「やり残したこと?もしララちゃんが嫌じゃなかったら、そのことを聞かせてもらってもいい・・・」
「そして、ララちゃんが少しでも早く天の国行きの汽車が乗れるように、そのやり残した問題を片付けるのを、私たちにも手伝わせてくれない・・・」
「そうしないとねララちゃん・・・天の国行きの汽車に乗り遅れて、みんなと一緒に天の国に行けなくなっちゃうと、誰も話し相手がいなくなって独りぼっちになるだけじゃなく、一生呪縛霊として人間界を彷徨ことになるのよ・・・」
「そうなの?知らなかった・・・」
「そうなのよ、ララちゃん。だから、悪いけど早くこの問題を片付けて、みんなと一緒に天の国行きの汽車が乗るようにしないとね・・・」
「だったら、お願い、ララそうなりたくないからなんとかして・・・」
「うん、分かった・・・」
「ララちゃんが、今のあたしの話を分かってくれて、きちんとこの問題が片付いたら天の国行きの汽車に乗ることを約束してくれたら、なんとかララちゃんがやり残した願いごとが叶うように努力するわ・・・」
「ララ、すごいパパやママたちと別れるのは寂しいけど、本当にララが天の国行きの汽車に乗ることを約束したら、ララの願いごとを叶えてくれるの?」
「あたしが、ララちゃんと約束したことを、守らないと思うの・・・」
『あっ、そうか!シンデレラって色んな超能力を持っていて、子供たちの夢や願いごとを叶えてくれる「Super SantaClaus」なんだものね・・・』
「ゴホン。ゴホン。ワシもその一員なんじゃがなあ・・・」
「ひとつめのことなんだけどね、ララひき逃げした犯人の顔を見たの・・・」
「え、えっ!」
「そ、それって本当!」
ララちゃんの、いきなりの予想もしていなかった話の内容には、さすがにシンデレラやルドルフおじさんも驚きました。
「きっと一瞬だったと思うけど、わりと車に撥ねられる瞬間は何故か?時間がゆっくりと回っているような感じがしたから、ハッキリと犯人の顔を覚えているの・・・」
「そう、それはすごいね・・・」
「こんなに早く死んじゃって、パパやママを悲しませたでしょう。だから、このままじゃパパとママが可哀相だから、早く犯人を捕まえて二人を安心させてあげたいの・・・」
「グスン・・・おい、おい、シンデレラよ。自分が死んでまでもパパやママのことを思う、このララちゃんの純粋な気持ちを、どう思う?」
「ワシゃあ、こんなララちゃんの純粋な気持ちを無にしないためにも、絶対に何が何でもひき逃げした犯人を探し出して捕まえてやるぞ!」
ルドルフおじさんは、ララちゃんのそのどこまでも純粋な気持ちにひどく心を打たれて、ガンとしてそう答えた。
「それと、もうひとつの相談ごとって何なの?」
シンデレラがそう尋ねると、まだ十歳にも満たない子供の口から、思わずシンデレラ自身が胸を強く打たれて感動し、涙ぐみそうになるくらいの答えが返って来ました。
「村の川や沼に蛍やめだかを戻してあげたいの・・・」
「蛍やめだか?」
「うん、蛍やめだかよ・・・」
ララちゃんの話しによると、彼女の家があるメロン村の川や沼には、つい二、三年前まではたくさんの蛍やめだかのほかにも、いっぱい自然の生物たちが生息し、村の子どもたちの課外授業の科目のひとつにもなっていたそうです。
ところが、メロン村に巨大ホテルが建設されたのをきっかけに、大規模な森林伐採や環境汚染が急速に進み、村の川や沼からホテルが建設されてしばらくしたある日を境に、突然すべての蛍やめだかを含むほとんどの生物の姿が消えてしまい、今では蛍やめだか姿を一匹も見ることが出来なくなっているそうです。
その主な原因になっているのが、大規模な森林伐採もそうですが、ホテルが捨てる生ゴミや洗剤、油などで川や沼の水質が汚染されてしまい、すべての蛍やめだかを含む生物たちが住めなくなって、死んでしまったのだそうです。
ララちゃんは、最初は自分ひとりの手でもなんとかして蛍を育てて、もう一度メロン村で蛍が見られるようにすれば、いつかはみんながかつてのように蛍やめだかが住めるような、外見ではなく内面の自然の美しさを取り戻すことの大切さに気付き、蛍やめだかたちの多くの生物がメロン村の川や沼で、再び見られるようになることを信じていたのだそうです。
この話しを聞き、ララちゃんがクリスマスのプレゼントに、どうして普通の子供たちのクリスマスのプレゼントとは違って、蛍の卵を買って貰っていたのか?その答えが、ようやくシンデレラやルドルフおじさんには分かりました。
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