続き
懺悔録
他人様からはどうでも良いこと
トンボに関しては
残虐非道ってしなかったんですよね。
あのねのねのヒットソング
赤とんぼ、赤とんぼの
羽を取ったらアブラムシ
アブラムシ、アブラムシの
足を取ったら柿の種
この歌詞は例えも含めて
違和感がありましたw
何故トンボにはしなかったか?
5歳の時です。
外から帰ってきて
捕まえたトンボを
こたつの中に入れたんです。
虫かごがなかったのかなぁ。
そして『もーれつア太郎』を
見ていたんですね。
こたつって上のヒーター部分を
足でグリグリしたりしますよね。
電源を入れていないと余計に。
このときも電源を入れてなく
いつものようにグリグリしながら
ア太郎を見ていた。
ア太郎のアニメを見終わったら
トンボのことを思い出したんですね。
覗いてみたら、トンボはつぶれてました。
童謡で歌われる「水色メガネ」が
ペチャンコになっていたのを
今でもハッキリ覚えています。
トンボはこたつ内に居場所がなくって
ヒーター部分に止まって寛いでいた。
そこへ人間のデカイ足が現れて
グリグリやられたんですね。
これが衝撃的だったので
トンボには紳士的に接してました。
でも蝶々やアリには
ヒドいことをしたんですから
児童心理って複雑です。
まぁ、こんなことからも
色々学び取って成長するのだと思います。
それともう一つ悔いていること。
虫の意味のない虐殺を最後にしたのは
小学5年生の夏休み、埼玉県でした。
3年生の頃に終わったはずなのに
ちょっとしたことからそれは起きました。
まぁ折に触れ書いてますが
色々あってぶっ壊れてしまって
それを心配した祖母が夏休みに
自分の生まれ故郷に連れて行ったんですね。
しかし田舎には同年配の男子がいなかった。
普段なんやかやで、男子同士で
野球をしたり自転車乗ったりしてましたから
退屈だったんですね。
それで露骨に不満な態度を示していたりで
さぞ可愛げのないガキだったでしょう。
東京へ帰る直前のことです。
そんな可愛げのないガキに
5つくらい年上のお姉さんが
蝉を捕まえてきて、
笑顔で私に渡してくれたんです。
ところが、です。
私はそれをその家の飼い猫に
無造作に渡してしまったんです。
猫って肉食ですから食べるんですよね。
そのときの蝉の叫びと
お姉さんの表情が今でも忘れられない。
これ以上ないヒドいことをしたんです。
そのお姉さんが、
祖母とはどういう関係の人だったのか
良く分かりません。
もし再会することがあったら
あの日のことをお詫びしたい
今でも時折思い出します。
