輜重輸卒も兵隊ならば
トンボも蝶も鳥のうち
輜重輸卒(しちょうゆそつ):
軍需品の運搬や補給に携わる兵
取るに足りない私たちが
虚勢を張ってしまう事ってあると思う。
さて昨今、都会では蝶々もトンボも
全く見かけなくなりました。
今、一日おきに施設の母の個室にて
『唱歌ラジオ』を聞いています。
言葉を殆ど発さない母に話しかけながら、
身体をリズムに合わせて軽く叩きながら、
童謡を聴きながら口ずさみながら……
そして、考えさせられるのです。
唱歌ラジオって童謡が100曲
1曲が大体3分弱かな
いわゆるパチソンテイストで
(平井堅もどきの大きな古時計もありますw)
順番に流れてくるラジオなんですが、
童謡って、蝶やトンボが
やたら出てくる印象なんですよ。
自分が子どもの頃、半世紀前ですが
都会にもトンボや蝶々はいましたよね。
コンクリートジャングルの
都内マンモス団地にも飛んでました。
シオカラトンボも赤とんぼも逗子とんぼも
モンシロチョウもアゲハチョウもミヤコ蝶々も……
とくに「イチモンジセセリ」という
小さな茶色い蝶々はそこら中に飛んでいて
虫取り網要らず
簡単に片手の親指と人差し指で
捕まえられたんです。
両指に結構茶色い鱗粉がつきました。
仮面ライダー2号、佐々木剛演ずる
一文字隼人が大人気だった頃
『イチモンジ』にかこつけて
「イチモンジセセリよ」と
ショッカー納谷悟朗口調で語りかけながら
書くのが憚られるような
残虐非道を繰り返しました。
このことに対する原罪って
確実に背負っていると思います。
なんてヒドイことしたんだろう。
書きながら悲しくなってきます。
イチモンジセセリ一族に
一文字隼人がいたならば
ライダー卍キックを浴びて
私はもう爆発しています。
いくら今きれい事言っていたって
じぶんは所詮残虐な人間である
いつどんなキッカケで
それが顔をのぞかせないとも限らない
この動画でも分かるとおり
トンボや蝶の羽をむしったり
あまり書きたくないような行為を
まぁ殆どの子どもが
通過儀礼として行っているんでしょう。
ただ、上記動画で語られていない視点で。
大量殺戮として
一番最初に印象に残っていること。
イチモンジセセリ以前です。
あれは小学校に上がる前だったから
5歳くらいじゃなかったか。
お友達の女の子T代ちゃんのお母様から
おたまじゃくしを沢山いただいたんですね。
母はそれを子供用のプールに水を張って
ベランダに置いていたんです。
それをお友達の男の子Kじ君と
ひっくり返して
すべて踏み潰したんです。
なんか潰れていく感覚が面白かったのを
今でも覚えています。
母に怒られました。
今でも覚えているのは
「T代ちゃんのお母様が
どう思われるか?」
これは子供心に堪えたんですが
あくまでも人間に対する哀しみであって
おたまじゃくしに対するそれではない。
勿論母もそのことについても
叱ったはずなのですが
意識が希薄だったのか
その後から虫に対する
虐殺が始まりました。
いただいたものの虐殺はいかんが
そこらのなら構わないだろう。
ただどこかに後ろめたさはあったんです。
ハッキリと覚えていること。
小学校に上がって、担任教師に
その日にあったことをノートに書いて
報告するのってありますね。
一年生の時です。
虫の虐殺について得意げに書きました。
ただし、そのまんま放置していたら
害虫になる悪い虫と注釈をつけ
まるで善行を積んだように書いたのです。
勿論害虫ではありません。
これって某団体のポア
タントラヴァジラヤーナの
(ご都合主義の誤った解釈)と
一個も変わらないのですが
6歳のガキでもこんな独善的
言い訳を考えつくんですね。
担任は気づかなかったみたいで
おとがめを受けることはありませんでした、
でも、どこかに罪の意識
こっぱずかしさがあったんですね。
自分で拵えておきながら
狂ったセイギカンも
認識出来ました。
それで徐々に虐殺は弱まった……
イチモンジセセリの身体は
むしらなくなったのですが
新たな展開が……
今度は理科の実験と称して新たな虐殺が。
レンズで太陽光線を集めると
物を焼くことが出来ますね。
最初は紙とかで試したんですが
白い紙ってハデには行かない。
そこで黒いアリですよ。
まぁこれ以上はやめておきます。
そういや、おたまじゃくしも
イチモンジセセリもアリも
ひとりじゃなくって
いつもKじ君と一緒だった。
大量虐殺はこれが最後だったかな。
3年生の頃は仲良しのK子ちゃんと
ダンゴ虫を殺さずに沢山集めて
大人たちに嫌がられてました^^;
どこかで振り返る事って大事。
人間って本能では残酷で
弱い者イジメは大好き。
子どもは天使と言うが
やっぱり残酷。
成長してそれを抑えながら
生きているんでしょうね。
しかし別に凶悪犯じゃなくとも
どんな人でも
どこかでそれが知らず識らずに
再び顔をのぞかせてしまうのって
あるんじゃないかってことですね。
キザなことを申し上げれば
人は残酷を通過儀礼
としているからこそ
優しさも育まれる。
ガキの頃のことなんか
ど~でも良いんです。
悔いても仕方ないんです。
通過儀礼なんですから。
動画のサムネの人の意見と一緒
規制なんか必要ないし逆効果
自然に学んでいく
通過儀礼、いわば免疫。
徒に隔離したら鍛えられまへん。
しかし一方で通過儀礼で学んだはずのことを
忘れてしまうこと
繰り返してしまうことも多い
それこそが問題なのじゃないか。
冒頭に戻って
輜重輸卒も兵隊ならば
トンボも蝶も鳥のうち
これって後方支援は
戦争に関わっていないよ
という解釈も可能なんですよね。
あるいは後方支援も軽視しちゃ
アカンですよって教訓
というかそっちゃ方面に
用いられることの方が多いのかな。
子どもの頃
イジメを傍観したことありませんか?
これってね、後方支援と同じって
ことなんですよね。
上記解釈でもお分かりになるかと思いますが
後方支援って実は効果的なんですが
『当事者意識って低い』んです。
そして、コロナソードー
傍観していませんでしたか?
それどころか加勢しませんでしたか
これも通じること
当事者意識は低いんです。
並びにセンモンカ諸氏
輜重輸卒も兵隊ならば
トンボも蝶も鳥のうち
ご自身を過大評価されていませんか?
もしかしたら取るに足りない
虫みたいな存在なのかも知れませんよ。
ご自分をセイギと思い込んだ場合
常套句・いじめられる方が悪い
今はクソリピストと罵ったり
うるせーばかとか
仰っていませんか?
所詮鳥ではないご自身の
独善的な狂ったセイギカンが
イジメに繋がっている可能性について
もう一回振り返った方がいいかも……
それでもセンモンカ様は
一部の真摯な訴えを
『うるせー虫だなぁ』と
無造作にひねり潰しますか?
まぁ、こう問うたところで
『ムシ無視大行進』なのかなw
※緑色の文字は
基本センモンカに向けての示唆になってます