戦前、つまりコロナとの闘いが始まる直前

一体どうだったのかを振り返ります

アクセスが少なかったので

多少加筆して再送信しています。

 

感染症対策のセンモンカ

一体どこがおかしかったのか。

まず結論から書きます。

 

COVID19は人類を滅ぼす

殺人ウイルスではなかったのです

いじょ、これで終わりwww

 

これは2020年5月の時点で

ほぼ分かっていました。

 

東南アジア、日本は

欧米に比べ被害が20分の1ほど。

 

高齢者には従来のインフルエンザよりは

少しリスクが高い程度。

未成年者、就中10歳未満の幼児や児童には

インフルエンザの方が余程リスクが高く

COVID19は無視しても構わない程度の

リスクに過ぎなかったのです。

 

これを老人に対するリスクを過大に危険視し、

いやそれどころか明日はニューヨークだ

と全国民を過大に脅し続けたのが

センモンカだったのです。

途中からそれではアカンと思ったのか

「弱者を守る」「高齢者を守る」

という偽善が加わり

利他のためにメリットのない

子どもにまでワクチン勧奨という

先の戦時中の「進め一億火の玉だ!」

彷彿とさせる言説が

平然と罷り通るようになりました。

 

この程度の感染症で

2020年以前の価値観を捨てて

『新しい生活様式』なるものに

邁進することの方が

余程リスクが高いことは

お分かりいただけるだろうか。


 

★さて、そのための

センモンカのタイサクですが

 

ここからはまた算数の話です。

数学ではないので専門知識は要りません。

 

 

2020年4月7日

緊急事態宣言直後の西浦教授の説明です。

 

簡略化すれば

R0:基本再生産数とは

初期状態、無対策、無免疫で

一人の感染者が平均何人に伝染すか

Rt:実効再生産数とは

伝播した状態で、

対策を施した後何人に伝染すか

 

ちょっとムズカシイ話になりますが

高3で習う数学の話

aのn乗、nを無限大にした場合

どうなるでしょうか。

aが1ならばaのn乗は永遠に1です

ところがa>1の場合aのn乗は

無限大になります、これを発散と言います。

a<1の場合aのn乗は

0に近づいていきます。

これを収束といいます。

 

つまり感染対策とは

1より大きいと発散してしまう

R0の値次第では大惨事になってしまう。

故に実効再生産数を1未満にする試みで

感染自体を収束させようと言うことです。

 

さて西浦教授はR0=2.5としています

これは当時最も被害の大きかった国の一つ

ドイツの基本再生産数です。

 

これを1未満にするためには

接触を6割減らす必要があると

説明されています。

あれれ、8割じゃないの?

なぜ8割になるかというと

西浦先生の学術用語を借りれば

「異質性による過分散」

を見込んでいるからです。

 

なんや、それ?

分かりやすく書くと

西浦氏の考えた「異質性」とは

例えば施設で寝たきりの老人と

活発に動く子どもたちでは

接触頻度が違うと言うことです。

 

特に西浦さんが問題視されたのは

「夜の街クラスター」です。

良く考えると差別的なんですが

私が言ったんじゃないですよ。

 

夜の街で遊ぶ人たちは

言っても制御が効かないし

色々と接触も多いですから

過分散、つまり想定外の

感染者数に繋がりうるとしました。

この制御できない部分が25%あるとみなし

残りの75%を対象として

0.75×0.8=0.6

つまり一般が8割減らすことで

全体の6割削減が達成できると仰ったのです。

これって随分大雑把な試算でしょう。

 

さらにです。

彼は接触制限と外出制限は

全く違うものなのに

一緒くたにして煽るマスコミに

訂正を求めませんでした。

皆さんもほとんどがごっちゃにして

8割の外出制限だと思っていたに

違いありません。

 

ごく簡略化して説明しましょう。

隣同士に2人の人間がいたとします。

外出制限をしなかった場合

二人が接触する確率は1×1=1です。

ところが外出を8割減らす

つまり従来の2割に制限したら

どうなるでしょうか。

この場合二人が接触する確率は

0.2×0.2=0.04

1-0.04=0.96

つまり96%接触削減したことになるのです。

これは物理学のイロハです。

外出を5割制限すれば

0.5×0.5=0.25 1-0.25=0.75

で75%接触削減、ほぼ目標達成です。

正確に計算すると55%外出削減で

接触は8割削減になるのです。

 

武田邦彦氏が典型でしたが

一部有識者はこれを以て西浦さんは

数学のイロハも分からない学者だ

とけなしていましたが

そんなことはなかったのです。

彼の発表を読めばそれが分かります。

接触率に関しては批判者より

精緻な算出をしています。

彼は敢えてマスコミによる

誤解の流布を糾さなかったのです。

過小よりは過大で引き締める

こわばった空気を醸成させることを

是とし、それを優先させたのです。

そこを踏まえないと議論は進みません。

 

さらにさらにです。

そもそもR0=2.5は最悪のケースです。

これを1.5とした場合は33%の削減でOK

これに夜の街クラスターで

ムリヤリ20%乗せたとしても

外出制限ならば√(1-0.53……)=0.68……

つまり32%減らせば良いことになります。

 

拙い説明で申し訳ないですが

お分かりいただけるだろうか。

要するにそもそも8割削減なるものは

3重の誤謬の下、過大に出された数字

我々を引き締めるためのものに

他ならなかったわけです。

 

3重の誤謬

1.過大な基本再生産数

2.夜の街クラスターの大雑把な上乗せ

(異質性の誤謬)

3.接触頻度と外出制限の混同

 

壮大に数字を盛りすぎです。

愛すべきキダタロー先生が

モーツァルトだけでなく

バッハや、ヘンデルや、

更にはハイドンのアレまで

重ね被って登場したのを想像して下さい

倍ビックマックもビックリなのです。

私はアレを食うとアゴが外れるのです

これはマジですww

 

2020年から説明もコロコロ

変わっていい加減でした。

このことは2020年から書いています。

西浦さんは上記画像ではハッキリと

60%で良いのだが、異質性の過分散、

つまり夜の街クラスターで25%は

制御できないので20%

上乗せる必要があると仰っていました。

しかしそれから数日後には

6割削減で実効再生産数が1

8割削減で実効再生産数を0.5に

すると明記していました。

いつの間にか夜の街クラスター25%

が消えていて、この2つは

全く違う概念でデ~タラメ極まります。

 

オミさんが2023年に出された回顧録では

再び最初の西浦先生の夜の街クラスターの

説明になっているみたいです。

オミさんは単なる操り人形ですから

2つの違いなんてど~でもいいんでしょうねw

こんな調子で「日本の対策は上手く行った」

とは科学もヘチマもへったくれも

あったもんじゃありません。

 

更にですね

「異質性」を接触頻度

中心に扱ったのにも問題がありそうです。

人流真理教ですね。

 

分科会の押谷仁氏は当初は

西浦氏を窘めることもあったのですが

20年6月頃には「老人の吐く息は

感染力が高い」など根拠のない

発言(デマ)を流されていました。

これは典型的な「異質性」を接触頻度にのみ

拘りすぎた故の謬見でしょう。

寝たきりの老人は接触頻度は著しく低い

せいぜい施設の看護師程度。

しかしクラスターが発生するのは

施設と病院ばかりだ、これって何故だろう?

あっそうか、老人の吐く息が

感染力が高ければ辻褄があうな

この程度の短慮だったのではないか。

 

異質性は接触頻度ばかりとは限りません。

感受性、つまり免疫や体力の話

これが老人、就中寝たきりともなれば

普通より落ちているのは自明

それが被害が大きくなる根本要因

こんなことに何故発想が及ばないで

頑なに接触頻度に拘るモデルを続けたのか

アフォなサタンには理解が出来ません。

 

つまり過度な行動規制は

寝たきりの老人のように

極めて免疫力も体力も落ちた

人間を量産することと

表裏一体だったってわけです。

逆効果になりかねない非常に危険な発想

なぜ、これが分からないのか、

幼児は得るべき免疫を得られず

老人はフレイルへ一直線。

なぜそれをオモシロスと即座に否定できるのか。

 

何回も書いたことですが

エボラ出血熱のように強毒で

それ故、短期で収束しうるウイルスならば

これでも機能したかも知れません。

指数関数的に増加しうるのは確かで

異質性を求めるのは有用です。

しかし、COVID19のような弱毒ゆえ

長期に及ぶウイルスで

同じ状態が担保される

と仮定しているが如くのシミュは

機能しないことは直感で分からぬか?

何度もシツコイですが長期に及ぶほど

掛け算より足し算、カオスが増すわけですから

これじゃ弊害しかもたらさないでしょう。

 

常に現実と照会しつつ

アップデートしていく必要があったのに

実際に行われていたことは『後出し』

都合の良いパラと恣意的な数字の代入で

現実とシミュをムリヤリ合わせたに

過ぎなかったんじゃないですか?

 

事後なら恣意で確実に当たります。

しかしそんなものは「予測」に

使ってはならないのです。

 

さらにもひとつ矛盾をついときましょか

 

 
これも接触の「異質性」についての
分科会の見解でした。
20年3月29日
緊急事態宣言一週間前の報告です。
 
 
くのにも感染させていない
とデッカイ文字でハッキリ書いています。
この頃は10人感染させる人を
「スーパースプレッダー」と
しっかり定義していました。
 
つまり42万人を発表した頃の
彼らの概念はこうだったのです。
(その後どうアップデートされたのかは
判然としませんがユニバーサルマスクを
喧伝し始めたことからして
サイレント撤回したのでせう)
がとにかくこの時点では
R0:基本再生産数なる物は
実は5人の中4人の感染者でゼロ
 
5人の内一人が10でこれをならして
平均2とす、という
極めて大雑把な物だったのです。
これを式に当てはめて
正確なシミュが出来ますか?
ましてや42万人などと
有効数字2桁が断言できること自体
噴飯物なのが理解出来ませんか??
(※42万人というのは
マスコミが作った数字で
そもそもの発信は417,978とかの
有効数字6桁だった)
一番大事なこと、一律に自粛させる
意味がありましたか???
 
このスーパースプレッダー理論が
正しいかどうかは不明で、
私はあくまで論理の一貫性
整合性を問うています。
このロジックが破綻したタイサクに
ムリヤリ良い点を見出すとすれば、
全員が我慢することで
スーパースプレッダーを
無定見にあぶり出して、
彼らをムリヤリ排除するイジメ
そんな世の中にならなかったことだけ。
 
しかし余りにも過大なる恐怖を与え
こわばった空気を醸成させたことは
逆に全員が「スーパースプレッダー」という
疑心暗鬼を生んだのではないですか?
私はバカバカしくて一切見なかったですが
ワイドショーではO田H恵さんが
連日「人を見たらコロナと思え」
と煽っていたそうですね。
 
無症状者までスーパースプレッダーが
存在する論拠はどこにあったんですか?
結果上記以上の弱者イジメ
社会が4年も続いたのじゃあ~りませんか。
 
そもそも騒ぎすぎるような被害自体
出ていなかったのですから、
締め付けすぎること
緊張の緊張を呼ぶ施策による
弊害を微塵も考えなかったのは
お粗末の一語に尽きると言わざるを得ません。
 
それによって、取り返しの付かぬ
多大な被害を被った「物言えぬ人」も
沢山いたことは忘れないで下さい。
 
決して決して決して
オモシロス
済まされることではないのです
 
まぁ今回の薬価引き下げ診療報酬上げを見ても
医師がパワハラ気質なのは明らか
コメディカルは奴隷くらいに思っているんだろう
ましてやパンピーをや。
N浦算の保健所に対する態度もそうだったし
何を言ったところでムダなのかも知れないけどタラー
彼らの非科学、データラメを
「うまく行った」などと見過ごすことは
私は断じて納得できません。
 
それによって、いわれなきマスク排除を
受けたことは決して忘れません。
もう私は元には戻れない
こんな事を書かず
バカ言って楽しく暮らしたかったんだよ。
 
煩わしいことはあまり考えない
触らぬ神に祟りなし
無邪気に愉快に楽しくね^^
いきなりボキャブラ天国
佐原の店に畳なし
西部警察partⅠより
石原裕次郎と佐原健二
彼は裕次郎直々のご指名で
親友のバーのマスター役に起用されたとか。
大都会partⅡの佐藤オリエの店みたいに
お座敷のある店じゃ
佐原健二と裕次郎にそぐわねぇよな^^;
 
えんがちょごっこに過ぎなかった
『触らぬ神に祟りなし』は
最終的には「明日は我が身」でっせ
 
このように敵を過大評価し
それをいたずらに喧伝することによって
諍いは生じるのです。
しかも、闘いの最中だけでなく
終えた後でもその事実を
冷静に分析することは絶対にありません。
ですからいつまで経っても
諍いが絶えないのだと思います。