2023年11月記

age

ツイッターで盛り上がってること

 

https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2023/jy23qf0001.pdf


 

2023年1月時点東京都人口

0~9歳 1,027,752

10~19   1,071,637

20~29   1,755,278

30~39   1,884,539

40~49   2,133,393

50~59   2,084,997

60~69   1,386,774

 

 

 

前回はデルタ株でしたが

今回はオミクロン株の

東京都におけるワクチン予防効果

 

 

 

 

さて、どこがオカシイのでしょう

東京都におけるワクチンで

救われたとする人数が

同年齢における人口を

超過してしまっているのです。

 

しかしこれを以て

早急に人口超過の回避人数で

インチキ論文である

と決めつけてしまうのも出来ないのです。

 

人数ではなくケース、症例です。

つまり一人の人間が複数回かかる

ことを想定しているのでしょう。

要するに延べ人数

それならば超過自体は

あり得ないことではなくなります。

 

にしたって未成年層で人口の1.3倍

というのは大いなる違和感

感染しない人もいるので

ノーワクだと複数回感染する人が

過半数はいることになりますから

直感的に非現実的

おかしなシミュだと思うのは

当然だと思います。

 

何故こんな数字が出るのか?

謎を解く一つの鍵は赤下線部(筆者註)

にあります。

報告範囲0.25を考慮した

これを捕捉率と言います

捕捉率とは現実に報告された人数の率

つまり検査による感染者は

全体の25%と見做し

(というよりどんぶり勘定で4分の1)

シミュ上の総感染者数は4倍になります。

ですから捕捉率一つで

数字はいくらでも変わります

捕捉率を50と見做せば

半分に減るはずです。

(実際は複雑でそう単純な計算じゃないようですが

いくら読んでも良く分かりません)

しかし捕捉率4分の1がどんぶり勘定で

それで有効数字が7桁はオカシイとは言えます。

また25%と4分の1じゃ

科学的精度に於いて持つ意味が違います

如何に大雑把かという証左に思えます

 

★上記はオミクロンの西浦論文ですが

またデルタに戻ってみましょう。

ワクチンがなければの『反実仮想』

1.26億人のうち36.4万人が死亡。

致死率は36.4÷12600=0.29%です。

 

さて現実のワクチン非接種者は

2000万人はいたわけですから

この論文の論法を用いれば

2000万×0.29%=58000

6万人近く死者が出ることになり

現実の1万人から

大きく乖離するじゃん

究極のデタラメ論文

という批判も多く見受けられました。

 

これも直感的に違和感を抱くのは

当然なのですが批判としては

十分ではないのです。

 

西浦さんは『間接効果』で

死者を35.4万人救ったとしています。

『直接効果』だと18,622人としています。

ここが曲者なのです。

 

間接効果とは掻い摘まんで言えば「集団免疫」

ワクチンをほとんどの国民が接種したことで

接種していない国民も感染から守られた

とする仮定です。

この仮定を大きく見積もっていますから

直接効果の20倍近い間接効果が

生じる結果になっているわけです。

 

ワクチン接種が「間接的」に

「基本再生産数」に大きく影響し

感染者数を減らしたことにより

死亡者が35.4万人減ったと

計算しているわけです。

 

勘ぐれば『1年前の18,622人は

インパクトに欠けた。

ここ1年で懐疑派も徐々に増えた。

ここはいっちょ1年前は

不充分で出すことを躊躇した

間接効果35.4万の論文を出してみるか』

スライムにはこう見えて仕方ないのです。

 

端から散々指摘した通りですが

集団免疫の論拠となる

「感染予防効果」は

一度も明記されたことはありません。

同じセンモンカの忽那氏は

これに対する見解を二転三転

させているように私には見えます。

それをベースにした計算結果は

そもそもオカシイのではないか

また同期間中に西浦氏が

発信していた情報とも矛盾するじゃないか

というのがスライムの感想です。

それに対する疑義はこちらダウン

 

彼はオリンピック開催で大惨事が起きるとか

5塁引き下げでも感染爆発し

重症化しても救急車も呼べない

ディストピアが眼前だとか

散々恐怖を煽っていましたが

予言は悉く外れています。

にも拘わらず事後の結果に対しては

「見事にフィット」したとドヤ顔です。

これだけで矛盾に気づきませんか。

後出しで当たるのは

都合の良い計算式を作成し

恣意的な数字を代入したからに過ぎません。

肝心要の予測には全く使えぬモデルで

これでは単なる数字遊びです。

 

さて、これまで疑問を呈したとおり

因子をワクチン、自粛、マスクとか

極めて単純化しているモデルなのですが

その中で使っているパラメータは

結構細分化されて多岐にわたっていて

計算式も複雑ですから

一般が検証しようとしても

途中で音を上げてしまうのです。

これもここまで反論が少なかった一因でしょう。

 

彼の用いた計算式

使ったパラメータ

あくまでこの世界の中では

計算はあくまで正しいのです。

 

ですから仮定そのものが誤っていて

そこから産まれたモデルも

オカシイと指摘するしかないわけですが

これがなかなか骨の折れる作業なのです。

 

反ワクのお医者様による

こんな指摘もありました

「現実の感染者数を470万人としているが

これは誤りで118万人が正しい。」

この反ワク側の指摘は初歩的な誤りで

それこそオモシロスと

コバカにされてしまいます。

西浦論文は捕捉率0.25として

書かれているのです。

繰り返しますが

捕捉率とは現実に報告された人数の率

つまり検査による感染者は

全体の25%と見做すと言うことで

実数は4倍になります。

上記に当てはめますと

118万×4=472万ですから

シミュとしては矛盾していないのです。

 

とは言え直感としてオカシイと思うのは

絶対に大切なことです。

しかしその矛盾の証明は学識者でさえ

かく見当違いの批判をする場合が

多数見受けられるくらいですから

シロウトにはムズカシイ。

ましてや「論文にせよ」なんて

単なる恫喝です。

抑も西浦先生だって

「8割削減」「42万人」は

論文にされていないのですからね。

 

反実仮想、現実じゃなく

シミュレータの頭の中の出来事ですから

現実で反証することは不可能で

それも野放しの一因

スラングだと典型的な『壺理論』

 

突拍子もない数字が出てくるのは

仮定そのものが間違えていて

恣意的な数字が代入されていることは

見当が付くのですが

それがどこかまで

微に入り細に入り指摘するのは

極めて困難なのです。

 

この論文は伏魔殿でw

読めば読むほど知的好奇心を

くすぐられますが

快刀乱麻は私には出来ません^^;

 

ですから私でも出来そうなこと

指数関数を扱うモデルなので

ちょっとした数字の差

例えばコンマ以下1桁が1違っても

結果に大きなバラツキが生じます。

例えば1.1の10乗は2.6ですが

1.2の10乗は6.2

倍以上の開きが出てしまいます。

にも拘わらず極めて大雑把なパラメータ

例えば基本再生産数2.5とか

捕捉率0.25

(というより4分の1と表現した方が良い

meticurousとはほど遠い物w

とかを用いているのに

出てくる数字は

18,622だの2,264,996だの

有効数字5桁や7桁の精度

割り出せますよというのは

論文の作法として

オカシくありませんか?

と申し上げています^^

 

繰り返しますが

4分の1というのは大雑把すぎます。

これで下一桁まで数字を出すこと自体NG

また捕捉率を低く設定するほど

推進側が強調する効果なる物は

大きく出るはずです。

しかしにしたんクリニックは御殿を建て、

検査する意思のまるでなかった

この78でさえ抗原検査をされ、その結果

「2類指定のバカの壁」が立ちはだかり

介護であわや死にかけたんでっせ。

それで捕捉率4分の1はないでしょ。

 

冷静を装っていますが

書いていて腸が煮えくり返るやら

あまりの杜撰さに失笑を浮かべるやらで

確実に自律神経をやられますw

 

かくあまりにも杜撰な設定

であるからこそ冒頭の論文で

オカシナ数字が出てくるわけです。

これは運良く可視化されましたが

他の論文も一事が万事

この調子であろう事は容易に想像が付きます。

 

またまた何度でも繰り返しますが

論文の正否以前

極めて大雑把な数字を代入しているのに

有効数字5桁や7桁で

効果を出すこと自体が論外で

科学としてはマナー違反

だと私は思うのです。

が、彼はこれを「科学」と称し

繰り返しツイートされていますが

何故そこに批判が及ばないのか?

この視点ならば誰でも

即指摘できたでしょう。

ってか数学・統計・工学界隈が

気づかぬことはあり得ないと思うのですが。

 

もういい加減それくらいは……

と思うんですが何故そうならないのか??

スライムなのでわかりまへん^^;

 

 

こんな程度の(お笑い)論拠

meticulousでも何でもない分析で

生活を破壊された無念

 

マスクが出来ないだけで

爪弾きにされ

そのことで体調を崩しても

嘲笑われる屈辱

 

未だに生い先長くない

身内との面会制限&マスク

それがいつまでもノンベンダラリと

続くのがもう耐えられないのです。

 

私は2021年に実害を被る以前から

具体的に疑念を書いてきました。

身構えていたんですが

逃げ切れませんでした。

ちっぽけな力だけぢゃ

ど~にもならんのです。

 

一刻も早く賢人にこのW浦算を

木っ端微塵にして欲しい。

「証明屋」と「計算屋」の

跋扈を止めて欲しい。