緊急事態条項
憲法改正。
ここ2年間極めて定義の曖昧な
『公共の福祉』を濫用しながら
国や首長が自粛「要請」をしてきた。
が、法治国家としては
決して望ましい形態ではない。
従って『立憲国家』として
「緊急事態条項」を綿密に規定し
「国民」から「権力」を縛る形
つまり「○○以外に濫用してはなりませんよ」
という国民から権力への命令として
規定すべきだという
主張は充分首肯できる。
しかし我々国民が
そこまで成熟しているのだろうか。
80年前「鬼畜米英」を唱えたのと
極めて酷似した醜悪な事態を2年間
たっぷり見せつけられた様な気がするのだ。
鬼畜米英ならぬ鬼畜コロナ
コロナと言う字をくっつけると
君になりますw
コロナを憎みすぎることは
結局他人(君)を憎み
攻撃することになっていなかったか。
きちんと議論できるのなら良い。
が、論より情、ヒステリックに
動いているだけじゃないのか。
このままじゃ声の大きい人の号令に従順に
議論もされないまま「綿密」ではない「曖昧」で
権力者にとって都合の良い条文
最悪の改正をされてしまう未来
すべての君に不利益が生ずる
息苦しいディストピア以外見えてこない。
憲法に「情報公開」を追加するのは大賛成。
でも「公開」はされてるんだよね。
今回の厚労省データゴマカシ
も
「完全隠蔽」ではなく
見え見えの「改ざん」
きちんと『公開されている』データを
読み解けば「改ざん」が透けて見えるわけだ。
裏までよく読み込んで
『裏見ばらさでおくべきか』
矛盾点をきちんと指摘する人もいるのに
極めて恣意的な取り上げ方しかされない。
結局右左どちらかの琴線に触れない限り
問題視されないことが大問題なのだ。
「綿密」に追究するのではなく
「曖昧」で終わらせようとする国民性
というか「曖昧」にしたい悪人に唯々諾々とする
あつかいやすすぎるヒツジ。
我々の意識が変わらない限り
どうしようもないんでないかい?
今回の厚労省にな~んにも感じないのは
さすがにヤヴァ過ぎるぜ!
最後にここまで書き連ねたことと
ハゲシク矛盾するよう感じられるかも知れぬが
日本人の「曖昧さ」って決して嫌いじゃないんだw
水に流さずニッポン一億総
浦見魔太郎になるよりはよっぽどマシだよ。
ただ、絶対にあってはならぬ悪事に
対してはもっと怒りの矛先を向けるべきでは。
アイマイで~
ウヤムヤは~
大丈夫ダァ とは
志村けんさんも仰らないでしょう。
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アベガ~とか
ここぞと普段の主張の鬱憤晴らし
シンボルを叩いているばかりでは本質を見誤り
不毛な議論のスパイラルに陥るのです。
ここ数年日本で行われる議論は
こればかりだったのではないでしょうか。
問題は
『データ改ざん』という行為そのものなのです。
あまりにもこのことに世間が鈍感になりすぎ
故に容易く一線を乗り越えて、罪の意識さえない。
モラルがソフトクリームのように
とろけ出しているのに
見過ごしてはいませんか?

