★囚人のジレンマ

 

共同で犯罪を行ったと思われる2人の囚人A・Bを自白させるため、検事は囚人A・Bに次のような司法取引をもちかけた。

  • 本来ならお前たちは懲役5年なんだが、もし2人とも黙秘したら、証拠不十分として減刑し、2人とも懲役2年だ。
  • もし片方だけが自白したら、そいつはその場で釈放してやろう(つまり懲役0年)。この場合黙秘してた方は懲役10年だ。
  • ただし、2人とも自白したら、判決どおり2人とも懲役5年だ。

なお2人の囚人A・Bは別室に隔離されており、相談することはできない状況に置かれているものとする。

 

※以上、wikiより拝借

 

この時囚人はどう考えるか

1.もう一人の囚人が黙秘と仮定した場合

自分が黙秘した場合は懲役2年

自白した場合は釈放だから

自白を選ぶ。

2.もう一人の囚人が自白と仮定した場合

自分が黙秘した場合は懲役10年

自白した場合は懲役5年だから

やはり自白を選ぶ。

 

どっちにしても自白になるのですね。

 

よって右下マスの双方懲役5年に

収束することとなる。

 

ここで双方の懲役を合算してみよう。

左上は2+2=4年だが

それ以外は10年となる。

 

つまり全体の利益としては左上

双方黙秘が最も高くなるわけだが

決してそうはならないという矛盾。

 

各々が疑心暗鬼で自分にとって

最適の行動を選択した結果

実は自己にも不利益なばかりでなく

社会全体には利益をもたらさない

こともあり得るということ。

 

今まさに社会全体で起こっていること

じゃないかと私は疑っています。

今回の場合、自己の利益=保身

と置き換えても良い。

 

★同調圧力の正体

例えばマスク。

これって殆どの場合

他者の目を気にしているだけではないのか。

 

他者の行為がどうであろうが

自分マスクは「叩かれない」から

マスクをつけているだけ

実はこれが大多数ではないか。

 

この表は極めて単純化している。

因子は「叩かれる」だけ。

これだと囚人のジレンマの如く

左上が社会にとっての最大利益で

あることは示していない。

 

複数要因が絡むカオスなので

それを数値化することは抑も難しい上

極めて恣意的で、エライひとたちが今

されているのと全く同じになってしまうから

絶対にできませんw

一応は効果についての疑義は呈しておきます。

 

 

一度立ち止まって

考え直したらどうだろうか。

抑もマスクの効果ってなんですか?

具体的に数値で示されたことがありましたか?

何となく効果があると

思い込んでいるだけではありませんか?

 

マスクのデメリットって考えたことありますか?

デメリットのいくつかは容易に想像つくでしょう。

もしメリット以上にデメリットがあったら

右下は社会全体にとって実は最悪解

左上こそ最適解になるわけですが

その可能性を考えたことってありますか?

 

もし効果が専門家の指摘ほどでなかった場合

左上は少なくとも開放感が得られるよなぁ

くらいは直感できると思います。

 

左上こそ最適解なのに

右下と錯覚させられているだけ

の可能性は あ~りませんか?

 

保身、保身、保身

これはマスクだけではありません。

おそらく知識人、あるいは医学関係者の中でも

今の対策に違和感を抱いている人は多いはずです。

では何故声を挙げないのでしょうか。

 

要するに、同調圧力、保身でしょう。

疑義を呈すると、その社会から

爪弾きにされるからではないですか?

 

 

今回の騒動の場合

みなが黙秘してしまうことこそが

社会全体の最適解を阻んでいる

可能性がありませんか。

 

今は黙秘&黙秘で表の右下にいる状態

左上に行くと光が射すのではないか。

 

例え少数派でも違和感を抱いている人が

もっと声を挙げれば

状況は一変するはずです。

 

巨人の星はいいけれど

嘘人の保身はあきまへん。

 

見て見ぬふりは最大の罪です。

各々が表の左上「少し叩かれる」

勇気を持って発言すること

そこにこそ光明を見出せそうです。

 

悪貨は良貨を駆逐するVSパレートの法則

せめて2割が声を挙げればビックリマーク