初恋の思い出は?
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放映から3年後、小学2年生に載せられた
怪獣図鑑「ひばく星人」という表記が問題視され、
お蔵入りとなりました。ちなみに番組内では
この呼ばれ方は一切されてはいませんでした。
実相寺昭雄監督による独特の演出が印象的なラストシーンです。
左:サナエ(桜井浩子) 右:アンヌ隊員(菱見百合子)
アンヌ「夢だったのよ……」
サナエ「ううん、現実だったわ。わたし忘れない、決して…… 地球人も他の星の人もおんなじように信じ合える日が来るまで。」
アンヌ「来るわ、きっと。いつか、そんな日……」
モロボシ・ダン(森次晃嗣)の心の声
『そうだ、そんな日はもう遠くない。だって、M78星雲の人間であるボクが、こうして君たちと一緒に闘っているじゃないか。』
まさに本当のバリアフリー。差別とは真逆のことを訴える作品だったわけです。
表層だけ取り繕ってあたかも問題を解決したと錯覚する
~抜粋終了
これも、中学生からの指摘が発端で
お蔵入りに追い込まれました。
これも9歳のお子さんの指摘。
子供って純粋で、ある動機付けを与えると
ひたすら突き進むところがあります。
大人では気づかないアラを探し出してきます。
それを大人が利用するのは
最もしてはならないこと。
数年前森友学園の映像が連日流されましたが
一方的な価値観を子供に押しつけ、
それを美しいと称する醜悪な大人達が
ひたすら気持ち悪かったのです。
ところが、森友を批判する側も
全く同じ事をしていませんか?
言葉狩り、作品を封印する勢力は
普段は権力に批判的なサイドであることが
非常に多いのです。
『しょうがい者という言葉は
言われた人が嫌だから言い換えよう』
まだ正義感だけが強い 純粋ではあるが
未熟な9歳のお子さんに対して
優しく返事をする小児科医の先生。
大人にもズシリと重い言葉です
先日書いた記事ともリンクしています。
美辞麗句に伴う、中身のないバリアフリーは
何の進歩ももたらさないと思うのです。
自らの偏狭な主張を適えたいが為に
一方的な価値観を幼いときから押しつけ
子供を利用するのは最も恥ずべき行為
と感じます。
学級委員長的な正義感から抜け出せない
おとな も多いような気がします。