成田悠輔氏と西浦博氏の発言について

 

 
今年初めに起こったソードー
 
成田悠輔氏が1年以上前にした発言
『高齢者は集団自決』云々。
 
上の記事上矢印を含め何度か発言の経緯と
私なりの見解を書いてきたのですが
あまりにも解釈が直接的
浅薄すぎではなかったか。
見出しだけで踊らされすぎじゃなかったか。
 
どのような議論の流れなのか
その人物が実際どう動いてきたのか
それらを包括的に判断せず
見出しだけで反応するのは
愚かだと思うのですよね。
 
これも意図的なマスコミの切り取りかも
知れませんが、尊敬すべき知識人の方々は
ほとんどがありふれた成田叩きをされていた
ようにも見えました。少なくとも裏側を
読み取る姿勢は私には感じませんでした。
 
確かに言葉は挑戦的だったかも知れないが
成田氏独特のアイロニーで
現状批判と問題提起をしたに過ぎないと
どう考えたって私には
そう解釈しか出来なかったんですよ。

 

私が返す返す指摘している

『医原病』とも通じる概念ナリ。

 

このままパスタ屋さんを

大繁盛させるような社会

右を向いても左を見てもスパゲッティ症候群

を加速させるんで良いんですか?ってこと。

 

みなさん極めて脳天気でいらっしゃいますが

現状を放置しておけば

医療福祉制度は破綻する。

高齢者の集団自決を求めるしかなくなりますよ。

まさかそんな事は出来ないでしょう

果たしてどうしますか?

と問うてるに過ぎない。

冷静な分析で予想されるディストピア

敢えて過激な表現で喉元に刃を突きつけている

印象さえします。

 

翻って西浦博氏による4月末の発言

オモシロス左差し

 

これこそ、そのノーテンキの象徴でせう。

高齢者のQOLやADLを損ねておいて

それに微塵も責任を感じていない。

数字も冷静な分析とはとても言えず

ヒステリックに煽るため意図的に盛って

過度なタイサクを強いてきたことは

何度も指摘してきました。

 

西浦氏は成田氏と違って

実行責任者だったのです。

直接社会に3年以上も影響を与えたのです。

もはや繰り返して書きませんが

その強引なやり口については

この3年ずっと疑問を呈してきたとおりです。

そしてこの期に及んでこの捨て台詞なのです。

 

何故彼の傲岸でふざけた言葉に

批判挙がらないんですか?

それどころか何故未だに従うんですか???

 

余りにも現状認識が出来ていないし

この先に対する見通しも甘すぎる

故なのかなぁ。

 

自立意識の高い老人を増やすのも

解決の糸口なはずなのに

それとは真逆な押さえつけに

何の総括もない。

 

所詮知識人だって

マスコミが切り取った煽りにしか

反応しないのですね。

 

一体どうなっているんでしょうえー?

 

毎晩ノーテンキなお祭りで忙しい

決して映画化などは望まないw

一介の介護者より