7月6日に書いた記事です。

 

 

上差しホーナーに本塁打の無限ループを浴びた

球界のマッチ(近藤真彦)こと池田親興投手

 『マッチだけによく炎上します』

 

閑話休題

 76って実は不思議な数字なのです。

76

76×76=5776

76×76×76=438976

76×76×76×76=33362176

76×76×76×76×76= 2535525376

76×76×76×76×76×76= 192699928576

以下ずっと下2桁は76です。

同じ性質の2桁の数は25もありますね。

 

76は面白くて、3桁だと376、4桁だと9376のN乗がループします。

 

『76とかけまして、

ぬかるみのマラソンと解きます。

その心は…… どこまでかけても76

(難路・軟路)が続きます。』 

~以上、抜粋終了。

 

 さて、いつまでも続く 堂々巡りのマラソンというと、これが真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

 

ウルトラセブン 『超兵器R1号』より

モロホシダン(森次晃嗣)とフルハシ隊員(毒蝮三太夫)のやり取り

 

モロホシ「侵略者は、超兵器に対抗してもっと強烈な破壊兵器を作りますよ
フルハシ『我々は、それよりも強力な兵器をまた作ればいいじゃないか
モロホシ「それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ

 

 幼いときにも見たシーンですが、これは強く記憶に残っています。放映されたのが1968年ですから、当時の軍備拡張に対する揶揄が含まれていたと言われています。

 これはモロホシダンはM78星雲からやって来た超人ですから、どことなく地球人に対して上から目線で、机上の空論を振りかざしているに過ぎない、と言った批判の声もありそうです。

 

 ここまで大きくて重い問題ではなくても、人生は決して整えられた平坦な道ではなく、ぬかるみの難路でマラソンをし続けているようなもの、とは言えそうです。

 今年はずっと続いたコロナ騒動で、それを強く感じた一年でもありました。76のかけ算は、馬鹿馬鹿しいほど単純な話なんですが、考え出すと不思議で、何かを語りかけられているような気がしてくるのです。

 

 下矢印 ウルトラセブン絡みで書いた過去記事になります

 

 数の不思議

 

 虚心坦懐に大自然を受け入れる、まずはそこから……のような気がします

 平坦な道にする努力は勿論ですが、私たちが歩んでいるのは難路なのです。

 難路ではありますが、無理に平坦にしようとするのではなく、時にはある程度受け入れることで穏やかな道になる、ように作られているような気がします。

 あっ、時折「常に平坦な道を歩いている」と錯覚して、冷道を究める、困った場合もありそうですが