2019.7.7記~若干加筆修正

  渾沌、七竅に死す

こんとん しちきょうにしす 荘子より

  

  昔、南海にシュク、北海にコツ、その真ん中にコントンという3人の王様がいた。

 

  あるときシュクとコツが、コントンの領土を訪れ、2人は大変な歓待を受けた。感激したシュクとコツは、コントンに何かお礼をしたいと考えた。

 

   人間の顔には7つの穴が開いている、目が二つ、鼻の穴が2つ、耳の穴が2つ、口が1つ。これらを通じて物を見たり、匂いを嗅いだり、音を聞いたり、食べたり呼吸したりする。

 

   ところがコントンはノッペラボウで、

これらの穴がなかった。

  

  気の毒に思った2人は、

1日に1つずつコントンの顔に

穴を掘っていった。

   7日目に、コントンは

死んでしまった。

 

  

 大昔に読んだ記憶のある本

「本の中の世界」 湯川秀樹著

 この本の中にも、渾沌が出てきました。

 素粒子と荘子

ひらがなにすると極めて似ている言葉

 近代物理学2300年以上前

思想が結びつきます。

 

 

 花山カオル

天才バカボンに登場するロマン小説家。

バカボンのママの憧れの人。

 

 彼の美文は想像を絶する不潔なゴミ屋敷に住んでいるからこそ 紡ぎ出されるのだが、ママに部屋を掃除された途端、ゲリ便ピピピーッとか汚い文章しか書けなくなった。

※子どもの時読んで一番印象に残ったエピソード。

アニメ「元祖天才バカボン~ゴミだらけは美しいのだ」

を見るとよく分かりますが、唯一の無料動画は音声なし。

有料動画なら多数あります。

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 無為自然、余計なお世話。

 うっせぇわ

 社会問題もタイガースも

 

若者の瑞々しい感性

混沌 21世紀バージョン

2300年前も今も共通する。

 

良くコメントをいただくブロ友さん左差し

に教えていただいたのですが

人間の脳は1万年進化していない。

 

我感覚す、故に我過つ