1/11(thu.)
★昨晩(1/11 thu.)のplay list〜♪
Jerry Garcia & David Grisman/Grateful Dawg (DVD)
Jerry Garcia Acoustic Band/Almost Acoustic
John Hartford/Aereo- Plain
米ブルーグラス “鬼才” SSW/バンジョーほか弦楽器奏者「John Hartford」’71年作LP “Aereo- Plain” ♪
‘70年前作 “Iron Mountain Depot”【＊当blog関連記事↓リンク】を最後に ‘67年レコード・デビュー以来所属した “RCA Victor” から “Warner Bros.” へレーベル移籍後2作品リリースしたうち最初の一枚♪
＊「John Hartford」’70年作LPを記した当blog関連記事♪↓
名ギタリスト「David Bromberg」制作のもと、「Norman Blake (g/mandolin)」「Tut Taylor (dobro)」「Vassar Clements (violin)」「Randy Scruggs (b)」の “猛者” ヴェテラン・グラッサーたちとともにとてもリラックスしたシチュエーションで本作レコーディング・セッションが敢行. . .
ジャケ写真の長髪髭面飛行士ゴーグル姿からも窺い知れる「John Hartford」の “ヒッピー” 然なムードでレイドバックしつつも何処かしらブッ飛んだような決して一筋縄で無い持ち味がトラディショナルなブルーグラスと邂逅し独自の音楽性が体現された本作は、のち “New Grass” と称される新たなブルーグラス・スタイルの先駆けとなった革新的名作♪
back cover.
US original LP (‘71/Warner Bros. WS 1916).
1st issue on “Warner Bros.” olive green label.
本来なら歌詞インサート付属なれど、残念ながら在庫分は欠品. . . “安心と実績” オリーヴ・グリーン・ラベルらしく流石の出音で楽しめるだけに惜しいトコ (トホホ. . . )
インサートだけ欲しいっすw
♪〜’Turn Your Radio On’ (written by Albert E. Brumley)
personnel on this track: John Hartford/Tut Taylor/Vassar Clements/Norman Blake (vo), Norman Blake (g).
this track ‘Turn Your Radio On’ was recorded at Electric Lady Studios, New York, NY.
album produced by David Bromberg.
アルバム冒頭↑リンク曲名はジャケ裏録音メンバー写真下部にもサブ・タイトル的にレタリング、原曲 (こちら♪) は 30’s 〜 40’s サザン・ゴスペル・ナンバーを名匠「Norman Blake」によるアコースティック・ギター伴奏でメンバー全員がヴォーカルを担当. . . そしてアルバム最終も同曲をリプライズ演奏 (こちら♪) で〆なので、ラジオ番組仕立ての本作テーマ曲ってなカンジですかね？！♪
♪〜’Steamboat Whistle Blues’ (written by John Hartford)
personnel on this track: John Hartford (vo/banjo) with Norman Blake (g), Tut Taylor (dobro), Vassar Clements (violin), Randy Scruggs (b).
this album except above track ‘Turn Your Radio On’ was recorded at Glaser Sound Studios Inc., Nashville, TN.
「John Hartford」はミュージシャンであると共に、ミシシッピ川を航行する蒸気船 (Steamboat) 操縦士としての顔を持つ人物であり、彼の楽曲やアルバム・ジャケットにはソレが多々描かれていますね. . .
♪〜’Up On The Hill They Do The Boogie’ (written by John Hartford)
personnel on this track: John Hartford (vo/g) with Norman Blake (mandolin), Randy Scruggs (b).
↑リンク曲あたりでの、何とも飄々とした “グルーヴィーな鼻歌” とでも云ったムードの唄いクチこそ「John Hartford」の真骨頂やないかと. . .
何処となく “大道芸人” 的風情が漂っているような？！
♪〜’Boogie’ (written by John Hartford)
personnel on this track: John Hartford (vo).
先の一筋縄では無い持ち味とは ↑リンクでの奇妙な独唱 (笑) あたりまさに！この “タガ” の外れ具合、ったく可笑しいよなぁw
♪〜’Presbyterian Guitar’ (written by John Hartford)
personnel on this track: John Hartford (g) with Randy Scruggs (b).
“長老派教会ギター” なる意味不明なタイトルの (?!) 優しげな音色に和むアコースティック・ギター・インストゥルメンタル・ナンバー♪
♪〜’With A Vamp In The Middle’ (written by John Hartford)
personnel on this track: John Hartford (vo/banjo) with Norman Blake (g), Tut Taylor (dobro), Vassar Clements (fiddle), Randy Scruggs (b).
また↑リンク曲あたり当時の “SSW” 的フォーキー・サウンドにリンクした “唄心” 溢れるムードなんて絶品！グッとクるよなぁ〜！
♪〜’Steam Powered Aereo Plane’ (written by John Hartford)
personnel on this track: same as above track.
本作タイトルの “Aereo- Plain” は、”Aeroplane (飛行機)” のスペル替え (‘Aereo’ はイタリア語で飛行機、’Plain’ は無地の意でマトモに捉えたら意味不明の造語w) でしょうが、そのタイトルが付いた↑リンク曲は ‘Plain’ が ちゃんと 飛行機 の ‘Plane’ と表記されていますね. . .
本作で聴ける音楽は、その演奏形態からして無論ブルーグラスに違いないでしょうが、「John Hartford」が奏でるソレはまったくほかとは違う、カテゴライズが無意味に思えるまさに唯一無二の “John Hartford Music” でしかないような気がしますね！
やっぱ聴くほどに大好物やなぁ！このレコード♪
Phil Everly/Star Spangled Springer
The Youngbloods/High On A Ridge Top
＊”♪昨夜のplay list〜♪” フル写真↓
＊当blog関連記事があるタイトルはリンク、併せてご覧くだされば！↑
「Phoe〜be」今晩(1/12 fri.) 19:00〜 営業致します！
週末 “TGIF” ナイト〜！
今宵もエエ音たんまりで楽しく呑りまショ〜！♪
皆様のご来店心よりお待ちしています。
Folk Rock Bar “Phoe〜be”
