11/15(wed.) play list〜♪ | Folk Rock Bar "Phoe~be" blog

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大阪ミナミ・アメ村の Music Bar「Folk Rock Bar "Phoe~be(フィービー)"」店主の日記?!

11/15(wed.)


★昨晩(11/15 wed.)のplay list〜♪


The Amos Garrett- Doug Sahm- Gene Taylor Band/Live In Japan


Bob Dylan/Another Budokan 1978

それにしても今回の「Bob Dylan」‘78年 “武道館” 新装アイテムはまったくもって “聴きモノ” っすわ〜!

先日新入荷以降店頭on air中に居合わせたお客様皆が “めちゃめちゃエエなぁ〜!” と即反応されるのが頷けますね^^♪


Gregg Allman/Southern Blood

Alan Gerber/The Alan Gerber Album

Jackson Browne/Self Titled


Joni Mitchell/Mingus


「Joni Mitchell」’79年通算10作目スタジオ録音オリジナル・アルバムLP “Mingus” をちょい久しぶりに〜♪


本作タイトルに冠せられたジャズ界巨匠ベース奏者「Charles Mingus [1922- 1979]」誕生日を祝う様子が収録されたアルバム冒頭 ‘Happy Birthday 1975’ は、「Phoe〜be」ご来店時にお誕生日であるのを申出されたお客様にほんのちょっとした “サプライズ演出 (笑)” する際 on air “定番” の1曲. . . 昨夜も海外からの観光客の方が “誕生日” と仰られたので “営業上の流れ” で引っ張りだしつつ、やはり途轍も無く聴き応えあるとてもユニークな一枚だけにじっくりと〜♪

個人的には学生時代 (80’s 終盤) に “The Last Waltz” を観て「Joni Mitchell」の存在を知り得、何か一枚アルバムを聴いてみようと最初に買ったのが何故か本作 “Mingus” 日本盤廉価再発CD (‘88/ワーナー・パイオニア 20P2-2444)【写真LP左傍ら】 . . . 

その当初、このフォークなのかジャズなのかよく判らない、ソレ迄まったく耳にしたコトが無いタイプの “ワン・アンド・オンリー” な音世界に “何ちゅう聴き難い音楽やねん!” と正直戸惑いつつ (笑)、やはり学生時代に購入した数少ない一枚だけに判らないなりに繰り返し聴き込み馴染んではいったモノの、当時20代の耳には「Joni」は難解とのイメージが付き、別アルバムを聴いてみたいと長らく思わないままになってしまった “苦い” 一枚だったり. . .  まぁ無論今では大好物ですが^^♪

’74年作 “Court And Spark” を筆頭にジャズ/クロスオーヴァー系ミュージシャンたちとのコラボによる独自の “フォーク・ジャズ” を展開していた「Joni Mitchell」が先の敬愛するジャズ界巨匠ベース奏者「Charles Mingus」とのコラボによる作品として本作の制作をスタートさせるも「Mingus」が ‘79年1月5日逝去、急遽「Mingus」に捧げる ”追悼” 作品として方向転換、’76年作 “Hejira” 以降共演が続いていた「Jaco Pastorius (fretless b)」をはじめ「Wayne Shorter (ss)」「Herbie Hancock (electric p)」ら錚々たるジャズ/クロスオーヴァー系ミュージシャンたちを迎え録音、「Joni」オリジナル楽曲と「Mingus」作ナンバーに「Joni」が歌詞を加えた楽曲から成り、楽曲間にはアルバム随所で当初「Mingus」とのコラボ作録音時のスタジオでのやり取り (‘Rap’) 音声が挟み込まれる編集が施された構成で、「Joni」”フォーク・ジャズ” 期の音楽性を極め切ったコレまた完成度高いアルバム♪


back cover.



gatefold cover with attached cardstock page, featuring artworks drawn by Joni Mitchell, lyrics and credits.


本作US初版LPは「Joni Mitchell」アルバムではちょくちょくある “二段階” 見開きジャケ仕様. . . 

【↑写真】先ず見開くと「Joni」による「Charles Mingus」への想いや本作制作にあたっての “序文” と歌詞が見開き左側に、そして「Joni」による「Charles Mingus」を描いた絵画が右側に. . . 



【↑写真】そしてさらに見開くと、左側に先の残りの歌詞とパーソネル・クレディットが記載、そして右側に「Joni」による別の「Charles Mingus」絵画が. . . 



US original LP (‘79/Asylum 5E-505).


♪〜’God Must Be A Boogie Man’ (written by Joni Mitchell)

personnel on this album: Joni Mitchell (g/vo) with Jaco Pastorius (fretless b/horn arrangement on B-4), Wayne Shorter (ss), Herbie Hancock (electric p), Peter Erskine (ds), Don Alias (congas), Emil Richards (perc).


♪〜’The Wolf That Lives In Lindsey’ (written by Joni Mitchell)

♪〜’The Dry Cleaner From Des Moines’ (written by Charles Mingus/lyrics by Joni Mitchel)

♪〜’Goodbye Pork Pie Hat’ (written by Charles Mingus/lyrics by Joni Mitchell)

やはりジャズ・ベース奏者「Mingus」へのトリビュートがテーマの本作だけあって、前作 “Don Juan’s Reckless Daughter” (‘77) でも顕著だった名手「Jaco Pastorius」によるベース・プレイが一層際立った「Joni」と「Jaco」によるデュオ・コラボ的質感をさらに突き詰めた作風が兎に角印象的. . . 

あと、本作LPの音質の良さは特筆モノで所謂 “オーディオ・チェック” の際よく使用されるのも頷けますね!♪


そして、本作に伴う ‘79年ツアーは「Jaco (b)」と本作録音にコンガで参加していた「Don Alias (ds)」のリズム・セクションに加え、「Michael Brecker (sax)」「Pat Metheny (g)」「Lyle Mays (kbd)」の強力面子で敢行、ツアー中同年9月サンタ・バーバラ公演がライヴ・アルバム/フィルム “Shadows And Light” (‘80) としてリリース、「Joni」とジャズ/クロスオーヴァー系ミュージシャンたちとのコラボ期集大成的名演が繰り広げられたワケですね. . . 個人的にも本作 “Mingus” を先の学生時代にワケ判らず無理やり聴き込んでいたときから暫し経年したのち “Shadows〜” 映像版を観て途轍も無い衝撃を受けたのがキッカケとなり「Joni Mitchell」と本格的に向き合うようにシフトしたんですよね. . . 


John Simon/Journey 

“Rolling Thunder Revue: A Bob Dylan Story By Martin Scorsese” (DVD◎)


*”♪昨夜のplay list〜♪” フル写真↓

*当blog関連記事があるタイトルはリンク、併せてご覧くだされば!↑


「Phoe〜be」今晩(11/16 thu.) 19:00〜 営業致します!

今宵もエエ音たんまりで楽しく呑りまショ〜!♪


皆様のご来店心よりお待ちしています。


Folk Rock Bar “Phoebe”

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