パンデミック・インフルエンザ(H1N1)-更新 WHO(GAR) 2009年8月12日
http://www.forth.go.jp/tourist/topics/topics09-08.html#03
世界的な疫学状況と、南半球の冬期インフルエンザシーズンの概要(2009年8月6日現在)
パンデミック・インフルエンザ(H1N1)は170以上の国・地域から報告されています。報告される患者数は、疾患の実際の活動性を反映していませんが、WHOは地域事務局や加盟国との頻繁なコンサルテーションを通じて、パンデミックの進展を精力的にモニタリングしています。
特に興味深いのは、冬を迎えている南半球の温帯気候の国々です。この季節、南半球のほとんどすべての国では、パンデミック・インフルエンザ(H1N1)が優勢であり、南アフリカは特別な例外となっています。オーストラリアと南米の南部では、この冬の早い時期にパンデミック・インフルエンザ感染者数の急増を経験しました。これらの地域は、医療機関の受診者数と入院患者数の減少を報告し始めています。ウイルスは早期に流行していなかった地域に移動しつつ、これらの地域での流行はまだ続いていますが、国の流行状況としては全体として低下しています。対照的に、南アフリカのインフルエンザの流行期には、季節性の亜型であるインフルエンザA(H3N2)が流行しました。南アフリカのインフルエンザ流行期は、6月の上旬から中旬にかけてピークを迎え、低下し始めましたが、パンデミック・インフルエンザ(H1N1)が現れ、現在では他の南半球の国々と同様に優勢な亜型となっています。
パンデミック・インフルエンザ(H1N1)の流行を早期に経験した、北米とヨーロッパを含む北半球の温帯気候の地域では、ウイルスは新たな地域に広がり続けており、地域的に大きな集団発生を起こしています。しかし、アメリカでは、国全体としての流行状況は低下しています。
熱帯地域におけるインフルエンザの流行は、典型的には通年起こっており、流行のピークは年によって異なり、しばしば1年間に複数回のピークがありますが、例えば中南米や南・東南アジアの熱帯地域では、現在、感染者数の増加がみられています。
要約すると、世界的な流行状況として、南アフリカを除く南半球の温帯気候の地域では低下しています。これらの地域では、通常の季節性インフルエンザの流行シーズンにみられるように、呼吸器疾患患者数の急増と低下が特徴的でした。重症化の割合や医療基盤の負担に基づいて評価される、疾患の影響と重篤性は、まだ評価途中ですが、入院患者数の増加や呼吸器疾患の集中治療を必要とした患者数の増加についてみてみると、通常のインフルエンザの流行期より少し悪化している状況のようです。北半球では、ウイルスの広がりは続いていますが、パンデミックを初期に経過した地域では、活動の低下が観察されています。熱帯地域では、現在、通常のピークよりも多くの感染者数の増加を経験しています。現在、パンデミック・インフルエンザ(H1N1)ウイルスは世界のほとんどすべての地域で優勢な亜型となっており、これからの北半球のインフルエンザ流行期まで持続するものと予想されています。さらに、アジアとアフリカにおいてコミュニティでの流行が始まっており、人口密集地域で、ウイルスがさらに広がるリスクがあります。
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