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【北アフリカ&ヨーロッパ旅行記】
(2012/12/31~2013/1/7)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記① (成田空港ANAラウンジ&UNITEDラウンジ)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記②(トルコ航空ビジネスクラス搭乗)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記③(トルコ・イスタンブールに到着)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記④(イスタンブール観光→空港へ)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑤(イスタンブール・アタチュルク空港 トルコ航空CIPラウンジ)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑥(トルコ航空ビジネスクラ→チュニス乗換→トズール到着)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑦(トズールのホテル紹介→トズール観光→トズールの夕食)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑧(トズールを出発→塩湖→ドゥーズに到着)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑨(ホテル紹介→サハラでラクダに乗る→バイキングディナー)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑩(ドゥーズの木曜マーケット→塩湖の絶景)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑪(タメルザ峡谷:シェビカ、タメルザ、ミデス)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑫(トズールの動物園→地元カフェ→チュニスへ)
北アフリカ&ヨーロッパ旅行記⑮(エジプト航空搭乗→ホテル紹介→ピラミッド音と光のショー)
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ギザに到着した翌朝・・・
目が覚めると同時に窓へ直行しピラミッドとスフィンクスを堪能
スゲー!目の前にピラミッドとスフィンクスがあるー!
夢か?幻か?・・・いや、これは正真正銘の現実。
あたし・・・エジプトに来てるんだ!っと改めて実感した瞬間でした♪
■宿泊ホテル GUARDIAN GUEST HOUSE 朝食
朝食は、2Fのダイニングルームでいただきました。
昨夜はホテルで1人の旅行者としか会わなかったので、
宿泊してる人はあまりいないのかな・・・っと思っていたら
こんなに朝食の席が用意してあったのでびっくり!
立地条件がイイだけに泊まっていた方が結構いたようです。
(後からアメリカ人らしき人達が6名ほど入ってきました)
▲ネスレのミネラルウォーターと濃厚なマンゴジュースは、
この日の観光用に飲まずにお持ち帰り~。
▼他の方達がいたので撮影できませんでしたが、朝食はバイキング式です。
(ちなみに外で買ってきたものをお皿に並べていました)
①アーシエ(最もポピュラーなパン)
②何かのペースト
③ゆで卵
④ターメイヤ(そら豆をつぶして揚げたもの)
朝食を食べた後は、念願のギザのピラミッドへLet's GO
(2013/1/5 エジプト時間 8:00頃)▼まず、ホテルを出てすぐ目の前にあるスフィンクス側入口から入場し、
スフィンクスやピラミッドを横目で見ながらクフ王側入口のチケット売り場へと向います。
▲クフ王側のチケット売り場と入場口
▼ここで1日300人限定(午前・午後各150人ずつ)という
クフ王のピラミッド内部への入場券を購入しました♪
定員に達するとチケット売り場は閉まってしまうそうなのでご注意を!
▲クフ王のピラミッドの入場チケット(入場料100£E)
世界的に有名なピラミッドですが、客引きの悪質さにおいてもまた有名です。
特にクフ王側のチケット売り場の周りにはガイドや物売り、ラクダ引きなど
とにかく“しつこい”といわれる客引きがここに集中的にいます。
物売りは「あげるよ」と強引に手に持たせてお金をせびろうとしたり、
ラクダ引きは断ってもどこまでもついてきて話しかけてきます。
もちろん、せっかくエジプトに来たのだからラクダに乗るものいいけど、
法外な値段を吹っ掛けられる場合もあるので乗る前に値段交渉をすること!
私達は歩いてゆっくり見たかったので全部断り続けました。
▼クフ王のピラミッド
クフ王の大ピラミッドは、ピラミッド建築の頂点とされ最大規模を誇ります。
本来の高さは146mですが現在は頂上部がなくなったため137mで、
頂上の中央に建っている鉄の棒は本来の頂上を示しているそうです。
かつて表面は外装用の化粧岩で覆われていましたが、
今では全部盗まれてしまいゴツゴツした石がむき出しになっています。
▲クフ王ピラミッド:北側より撮影
▼こちらが本来あったピラミッド頂点部。(結構、適当に置いてありますw)
▼北側にあるクフ王のピラミッド内部への入り口面です。
中央の凹んだ部分がもともとの入り口で、
その下の人がいる所が盗掘用として開けられた内部への入り口です。
▼入り口にはもぎりのおじさんがいるのでここで買ったチケットを見せます。
残念ながら内部の撮影は禁止なのでここでカメラを預けるのですが・・・
棚とかはなく入り口すぐ横の石の上にポンっと置かれるだけなので
正直、盗まれやしないかと心配でしたが無事に手元に戻ってきました。
▼クフ王のピラミッド入り口付近から撮った写真です。
クフ王のピラミッドの傾斜角度は51.5度くらいですが横から見ると意外と急です。
▼入り口付近から見上げた画像。
こんな急なピラミッドに盗頂する人がいるっていうんだからビックリだわ
【ピラミッド内部の様子】
絵や文字は一切描かれておらずむき出しの石が四方を囲んでいます。
入り口を入ると背中をかがねて歩く細いトンネルがしばらく続き、(←この時点で薄っすら汗かく)
そこから天井が高い大回廊を通って大きな石棺のある王の玄室へと向います。
(私達が行った時は、王の玄室までしか見ることができませんでした)
王の玄室ではピラミッドパワーを信じる人達が座り込み瞑想してる姿があって、
何もない空間ですが何かしらのパワーを感じずにはいられませんでした。
▲南西側より撮影
▲南側より撮影→手前の建物は太陽の船博物館、右側に並ぶのは女王のピラミッド。
■カフラー王のピラミッド
カフラー王のプラミッドは3つ並んでいる内の真ん中です。
高さ143m、クフ王のピラミッドよりやや小ぶりですが保存状態が大変よく
表面を覆っていた上部と下部の一部に化粧岩が残っており、
エジプトで一番美しいピラミッドだと言われています。
▲頂上部の化粧岩
▲手前がカフラー王で奥がメンカウラー王のピラミッド
■メンカウラー王のピラミッド
3大ピラミッドの一番奥にあり、高さ65.5m、底辺105mと最も小さく、
他の2つのピラミッドと比較して体積で8分の1ほどの大きさです。
北面にはピラミッドを破壊しようとして失敗した大きな傷跡が残っています。
▲メンカウラー王ピラミッドの内部説明の看板
▲破壊跡の下にある現在の入り口
▼クフ王とカフラー王のピラミッドは赤色花崗岩で表面を覆っていましたが、
メンカウラー王のピラミッドは硬質石灰岩で化粧されていました。
財政が逼迫していたと言われていたが、それでも贅沢な造りになっています。
▼メンカウラー王のピラミッドの向こう側は、もう西方(リビア)沙漠!
■スフィンクス
人面獣身で有名なスフィンクスは、ファラオや神を守護する聖獣とされています。
全長57m、高さ20m。頭はカフラー王に似せて造られたという説もあります。
アラブ人の侵入で鼻が削られ、イギリスに髭をとられてしまい現在に至ります。
髭は現在、大英博物館にあってエジプト政府は返還交渉中らしいです。
▲スフィンクスとクフ王のピラミッド
▲スフィンクスとカフラー王のピラミッド
▲カフラー王の海岸神殿
▲スフィンクス側から見た街並み
ピラミッドを4時間観光した後、
スフィンクスが見つめる先にあるホテルへと戻りました。
(2013/1/5 エジプト時間 12:00頃)
▼荷造りを終えて最後にホテルの屋上からピラミッドとスフィンクスを撮影。
何度見ても、どこからみても、神秘的な光景です!
念願のギザに3大ピラミッドとスフィンクス。
4500年も前からあるこのスケールの大きさはまさに圧巻の一言!
あまりの感動にいまだにその興奮が冷めることはありません。
エジプトの歴史を全身で感じられるこの素晴らしい世界遺産を
いつまでもいつまでも大切に守り抜いて欲しいものです。
つづく・・・。