
2月26日の13:44に受信した 楽天証券 を名乗る迷惑メール
以下のメールは 2月26日の13:44 に受信した 【楽天証券】楽天証券アカウントの安全確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、楽天証券 <****@usdriving.net> (****は自分のメールアカウントです) と記述されえていますが、楽天証券の場合 usdriving.net のドメインで送信してくることは無く、 楽天証券は、 rakuten-sec.co.jp が正しいドメインですので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://hnjdchina.com/?token=a*************************************************************e=d*************************w のURLが登録されていました。
***……*** の箇所は不規則なアルファベットと数字の羅列が記述されていましたが、これは受取人個人が特定されると思われるため、あえて ***……*** の記述にしてマスクしています。
このURLの記述は、明らかに楽天証券のURLで無いことが分かりますよね。
このURLをこのままメール本文中に記述していると、一目で不正なものだとわかっちゃいますね。
これはこれで一発でアウトですよね。ww
楽天証券のURLは https://www.rakuten-sec.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
hnjdchina.com と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません
メールのヘッダーを確認してみると "****@usdriving.net" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (****@usdriving.net) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると mms.promise.co.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 128.1.38.211 で、シンガポールのシンガポール中央社会開発協議会 にあるデバイスに UCLOUD INFORMATION TECHNOLOGY HK LIMITED と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信しているみたいですね。
このメールの下部に記載しているURLは、実際に 楽天証券 の正式なHPへリンクされているもので、表示されているURLとこのURLに登録されているリンク先は同じものでした。
どうしても気になるのであれば、"安全を確保するために、今すぐ以下のリンクをクリックして、アカウントのセキュリティ確認を行ってください:" の下に記述している クリックを促すためのURLをクリックせずに、https://www.rakuten-sec.co.jp/ に直接アクセスして、トップページの右上にある "ログイン" から確認しましょう。
この様なメールを受け取っても安易にリンク先ホームページにアクセスしたり、アクセス先のホームページにパスワード等を入力したりせずに、絶対にクリックしないで即削除しましょう。