
1月13日の12:50に受信した Amazon【Amazonカスタマーサービス】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 1月13日の12:50 に受信した 【重要】Amazonプライム会員資格の一時停止についてのご案内 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <Amazon.gaub708@gilt.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 gilt.jp のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
gilt.jp は 海外・国内の有名ブランドのアパレルや雑貨などのショッピングを行える会員制ファッションサイトを運営している GILT がオフィシャルに使用しているドメインなのに、なんで アマゾン からのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、これらの文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://gamalondon.com/hkawakatsu のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
gamalondon.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 43.133.208.16 で、日本の東京都内 にあるデバイスに ACEVILLE PTE.LTD. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
gamalondon.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "Amazon.gaub708@gilt.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (Amazon.gaub708@gilt.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると glibhads322 から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 118.120.231.14 で、中国の四川省徳陽市 にあるデバイスに CHINANET Sichuan province network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク("アカウントにログイン" 、"プライム会員資格を再開する" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。 |
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。