MasterCardカード: 不正使用の可能性についての確認 と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
8月31日の08:03に受信した MasterCard【Mastercard】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは 8月31日の08:03 に受信した MasterCardカード: 不正使用の可能性についての確認 と題したメールです。

 

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②と③の箇所です。

 

は、Mastercard <transaction-dispute-confirm@customerlogin-support.shop> と記述されえていますが、Mastercard (マスターカード) の場合 customerlogin-support.shop のようなドメインで送信してくることは無く、 Mastercard (マスターカード) は、mastercard.co.jp もしくは mastercard.com のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

は、クリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://vineripemarket.com/ のURLが登録されていました。

 

Mastercard (マスターカード・ジャパン) のURLは https://www.mastercard.co.jp/ja-jp.html が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

vineripemarket.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 156.251.26.36 で、香港のHong Kong SAR にあるデバイスに Tcloudnet, Inc と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

vineripemarket.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

は、クリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://e-service.shop/ のURLが登録されていました。

 

Mastercard (マスターカード・ジャパン) のURLは https://www.mastercard.co.jp/ja-jp.html が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

e-service.shop と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 38.77.234.59 で、アメリカのカリフォルニア州サンノゼ にあるデバイスに VIRTUO NETWORKS, INC. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

e-service.shop は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "transaction-dispute-confirm@customerlogin-support.shop" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (transaction-dispute-confirm@customerlogin-support.shop) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると 193.32.162.41 から送信されていて、送信元のIP アドレスも193.32.162.41 で、オランダのノールトホラント州アムステルダム にあるデバイスに PPTECHNOLOGY LIMITED と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

正式なメールを日本人宛に英語と日本語の両方で記述して送ってくるメール自体怪しいと思っていいと思いますので、このようなインチキ詐欺メールに騙されないでくださいね。ww

 

Mastercard (マスターカード) からも 、"Mastercardのブランドのついたカードをお持ちのお客様に対し、Mastercardや、カード会社及び金融機関から、口座や個人情報をたずねるメールを送ることは一切ありません。こうした詐欺メールを受け取った際は、直ちにメールを削除し、口座や個人情報開示の呼びかけには応じず、また添付やリンクを開いたりしないようにしてください。" と注意喚起されているので、クリックを促すためのリンクをクリックしないで即削除しましょう。