
3月27日の11:51に受信した エポスカード を名乗る迷惑メール
以下のメールは3月27日の11:51に受信した 【重要なお知らせ】EPOS Netご利用確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、エポスカード <raxmeuhxei@service.dgwsmotor.cn> と記述されえていますが、エポスカードの場合 01epos.jp が正しいドメインですので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
ccTLD(国別コードトップレベルドメイン)が .cn と云うことは中国なので、これだけで怪しくて本文を読む必要もなく即ごみ箱行です。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://withered-firefly-adaa.gv9gmo7y.workers.dev/ のURLが登録されていました。エポスカード のURLは https://www.eposcard.co.jp が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
withered-firefly-adaa.gv9gmo7y.workers.dev と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが172.67.133.144で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコにあるデバイスにCloudflare, Inc.と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
withered-firefly-adaa.gv9gmo7y.workers.dev は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用しているみたいですね。
しかし、メールのヘッダーを確認してみると "raxmeuhxei@service.dgwsmotor.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(raxmeuhxei@service.dgwsmotor.cn) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると service.dgwsmotor.cn と云うところから送信されていて、ここのIP アドレスを確認すると 45.159.209.187 で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスにCGI GLOBAL LIMITEDと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信しているみたいですね。
エポスカード からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。
また、"エポスカードからのお知らせには必ずメール本文にお客さまのお名前を表示しております" と告知しているので、メール本文に "お客さまの~~" と云う文言があったならフィッシングメールですね。