
3月27日の9:46に受信したイオン銀行【AEON CARD】を名乗る迷惑メール
以下のメールは3月27日の9:46に受信した AEON ご利用確認のお願い と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、AEON <sbll@gmail.com> と記述されえていますが、イオンカードの場合 gmail.comで送信してくることは無く email.aeon.co.jp もしくは ma.email.aeon.co.jp もしくは aeon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://www.fsvacations.com/ のURLが登録されていました。イオンカードのURLは
https://www.aeon.co.jp/ 、イオン銀行のURLはhttps://www.aeonbank.co.jp/が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
www.fsvacations.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが38.60.198.88で、シンガポールにあるデバイスにLightNode-SGと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
www.fsvacations.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "sbll@gmail.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(sbll@gmail.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると gmail.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.189.228 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
gmail で送信すると送信元は gmail.com とはならずに mail-xxx-xxx.google.com のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレスにgmail.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。