
3月26日の18:20に受信した楽天カードを名乗る迷惑メール
以下のメールは3月26日の18:20に受信した 【最終警告】[楽天市場]情報の有効期限が切れ、アカウントの使用が停止されました。 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、楽天カード株式会社 <vxfjw@gmail.com> と記述されえていますが、楽天カードの場合 gmail.com で送信してくることは無く mail.rakuten-card.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://acorensoe.cyou/shemoma01.php のURLが登録されていました。楽天カードのURLは https://www.rakuten-card.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
acorensoe.cyou/shemoma01.php と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが45.15.166.16で、アメリカのデラウェア州ホッケシンにあるデバイスにDediPathと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
acorensoe.cyou/shemoma01.php は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "vxfjw@gmail.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(vxfjw@gmail.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると gmail.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.189.67 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
gmail で送信すると送信元は gmail.com とはならずに mail-xxx-xxx.google.com のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレスにgmail.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
楽天カードでも "楽天カードからメールでクレジットカード番号やポイントカード番号を聞き取ることはありません。入力を求められたら入力を控えるようお願いいたします。" と注意喚起していますが、この様なメールを受診したならば開くことなく即削除しましょう。
どうしても気になるのであれば、https://www.rakuten-card.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。