三井住友信託銀行を名乗るフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
3月22日の18:55に受信した三井住友信託銀行を名乗る迷惑メール

 

以下のメールは3月22日の18:55に受信したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、三井住友信託銀行 <dngzij@gmail.com> と記述されえていますが、三井住友信託ダイレクトの場合 gmail.com で送信してくることは無く direct.smtb.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、

https://www.sonersezersezgi.com/ のURLが登録されていました。三井住友信託ダイレクトのURLは 

 

sonersezersezgi.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが204.44.75.133で、アメリカのカリフォルニア州ロスアンゼルスにあるデバイスにQuadraNet Enterprises LLCと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

sonersezersezgi.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "dngzij@gmail.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(dngzij@gmail.com) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると gmail.com から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 119.115.101.75 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicomと云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

gmail で送信すると送信元は gmail.com とはならずに mail-xxx-xxx.google.com のような表示になるため、明らかに不正で気を付けないといけないメールです。

中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレスにgmail.comと云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

三井住友信託銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。