【脳の奥に刻まれた傷】


―― 子どものころの虐待が、大人になった今も私たちを苦しめる理由


子どものころに受けた虐待は、ただの「つらい記憶」では終わりません。

それは、私たちの脳そのものに「傷」を刻む体験です。


そしてその傷は、大人になってもなお、

私たちの「感情」「思考」「人間関係」「キャリア」「生活」にまで影響を及ぼします。


■ 脳が「危険モード」で固定されてしまう


虐待を受けた子どもは、安心を感じる機会がほとんどありません。

ちょっとした表情の変化や声のトーンに、いつも緊張して「危険のサイン」を探してしまう。


その結果、脳の中の**扁桃体(感情の警報装置)**が常に過剰に反応するようになり、

**前頭前皮質(思考や判断を司る部分)**の働きが抑えられてしまいます。


これが「感情の揺さぶり」「激しい怒り」「突然のフリーズ(動けなくなる)」として表に現れるんです。


■ 「頭に霧がかかったような感覚」や「いつも疲れている理由」


集中できない。頭がぼんやりする。やる気が出ない。

この状態、よく「ブレイン・フォグ(脳の霧)」と呼ばれます。


これは怠けているわけじゃありません。

慢性的なストレスが脳の神経伝達を妨げている状態なんです。


虐待を経験した人には、この状態が日常的に続くことがあります。

だから、ただ「頑張ればいい」では済まない。脳の回路自体が、負担を抱えているのです。


■ 怒りが人間関係やキャリアを壊してしまうこともある


少しのきっかけで激しく怒ってしまったり、恐怖で動けなくなったりする。

その怒りや反応を、自分でコントロールできなくて、あとでひどく後悔する。

それが原因で人との関係やキャリアが壊れてしまうことだってある。


でも、それも「あなたが悪い」わけじゃない。


それは、昔守れなかった自分が、今になってようやく叫んでいるというサインなんです。


■ 歯が磨けない、片付けられない、自分をケアできない…


それも「自己管理能力が低い」とか「甘えてる」わけじゃない。

心が安全を感じていない状態では、脳は「サバイバル」に全振りしてしまうから、

日常的なケアや暮らしの営みは、後回しになってしまうんです。


■ キャリアが築けないのは「能力がないから」じゃない


働くこと、人と関わること、自分を発揮すること。

それが苦しく感じるのは、過去のサバイバルの痕跡が、今も無意識に作用しているから。

  • 自分を信じられない

  • 他人が怖い

  • 少しの批判で崩れてしまう

  • すぐに疲れ果てる


これらの背景には、脳の構造的な影響が隠れています。

能力の問題ではなく、脳の保護反応の結果なんです。


■ でも、少しずつ変えていける


私たちの脳は、「傷つきやすい」けれど、「変わっていける力」も持っています。

安全を感じる体験、共感される時間、自分をジャッジせずにいられる空間。


そうしたものを少しずつ重ねることで、傷ついた神経回路に、新しい道筋をつくっていくことができるんです。


■ あなたの中の「小さなあなた」へ


もし今、あなたが「生きづらい」「自分を好きになれない」と感じているなら、

それはあなたが壊れているからじゃない。


あなたの中に、**あの頃必死で生き延びた「小さなあなた」**がいるから。

その子が、今もあなたの中で震えていて、「助けて」と叫んでいるからなんです。


■ 一緒に、癒しを探してみませんか?


そんなあなたと一緒に、自分の感情――怒りや恐怖や無力感――と向き合いながら、

少しずつ癒していけるようなライブ配信を、これから不定期で始めようと思っています。


テーマは「癒し」「怒りの裏にある愛」「恐れに向き合う勇気」など。

私自身の実体験と、自分の中を見つめるプロセスを共有しながら、一緒にワークしたり、心の声を聴く時間にできたらと思っています。


無料で、気軽に参加できるライブです。

もし「ちょっと気になるな」と思った方は、このブログに「いいね」やコメントを残してもらえたらすごく嬉しいです。

全部読みに行くし、いいねも返します!


配信が決まったら、このブログでまたお知らせしますね。


Sofia