私は今、人生の中でとても大きな岐路に立っています。


それは、元夫に対して「CPO(Civil Protection Order / 民事保護命令)」を申し立てるかどうかという選択です。



CPOとは、ストーキング、ハラスメント、脅迫、DV(ドメスティック・バイオレンス)などの行為から身を守るために、裁判所を通して相手に接近や連絡を禁じる命令を出してもらう法的な手続きです。


正式に認められれば、警察が介入できる拘束力のある命令であり、相手がこれを破れば逮捕や刑罰の対象になります。


申立てをすれば、まず相手に通告され、裁判所で審理が開かれ、判断が下されます。



これは、単なる警告ではありません。


もし私がこれを進めた場合、元夫は**「加害者として法的に認定される可能性」がある**ということです。


社会的信用を大きく損なう可能性もあり、職場や子どもの学校などで知られることになれば、彼の立場が危うくなるでしょう。



私はこの現実を十分に理解しています。



彼から送られてくる数々のテキストには、支配、威圧、ガスライティング、エモーショナル・アビューズのパターンが繰り返されています。


私はその証拠を、ひとつひとつスクリーンショットとして記録してきました。


精神科医のドクターも、「これはもうストーキング行為として立件できる内容です」とはっきり言ってくれました。

それでも、私は迷っていました。



心の中には、強い怒りが渦巻いています。


「彼を懲らしめたい」


「こんなに私を傷つけてきたことを、公にしたい」


「もうこれ以上、誰もあんな目に遭ってほしくない」


そんな思いが、日々うずまいています。



でも、私は娘の母親でもあります。



彼女が大切にしている父親の姿が、私の行動によって崩れてしまうかもしれないという怖さもある。


「娘のために、私は我慢した方がいいんじゃないか」


「私がやり返すことで、また争いが始まるんじゃないか」


そんな考えがよぎり、踏みとどまる瞬間もありました。



でも最近、私はようやく気づいたのです。

これは復讐ではなく、“境界線を引く”ということ。

そして、“私自身の尊厳”を守るということ。



私は、娘にこう教えたい。

「誰かにひどいことをされたら、黙って耐えるのではなく、声を上げていいんだよ」

「あなたの心と身体を守ることは、自分を大切にすることなんだよ」って。



そして、自分自身にもこう伝えたい。



「怒りを感じることは悪くない。

でも、その怒りをどう選択に変えるかが、私たちの生き方をつくる」って。



CPOを申し立てるかどうか、私はまだ決めていません。


でも、少しずつ、自分の中で答えが輪郭を帯びてきています。



それは、“懲らしめる”ためではなく、“私と娘を守る”ための選択。


愛は、時に境界線の中に宿ると、私は信じたいと思っています。




ソフィア