子育てが辛い理由ーーー我が子を愛せない駄目な母親だと思いこまされてた
子どもが生まれて、私は幸せだったはずだった。
でも実際は——とても苦しかった。
毎日が重たくて、泣きたくなることが何度もあった。
なのに、まわりはこう言う。
「母親になって幸せでしょう」
「かわいくて仕方ないでしょ?」
うん、もちろんかわいい。
でも、私は心のどこかで、**「こんなにも怖い」**って思っていた。
愛せば、壊れる。
だから、私は「距離をとろう」としていた
ある本に書いてあった。
「愛着が深まることそのものが“危険”とみなされ、心の中の“批判者”が暴走し始める」
それを読んだ瞬間、私は泣いた。
ああ、私がしていたのはこれだったんだ、って。
子どもと心が近づくほどに、
私はどこかで「失うかもしれない」と怖がっていた。
「裏切られるかも」
「傷つけられるかも」
「私の愛が無駄になるかも」
だから、気づかないうちに「引こう」としていた。
その愛が壊れるよりは、最初から深く関わらない方がマシだと、
自分に言い聞かせていた。
それは、「私を守るための声」だった
今ならわかる。
その声の正体は、**インナークリティクス(自分責めの声)**だった。
私がかつて親に深く傷つけられたとき、
心の中に「次は気をつけろ」「愛すると壊れるぞ」というシステムが作られてしまった。
それは、私を守るために生まれた声だった。
でも、その声のせいで、私は「今のつながり」まで手放しそうになっていた。
私は、もう引かなくていい
今もまだ、怖いときがある。
「私なんかいない方がいいのかも」
「私は楽しませられない」
「お父さんの方がいいんじゃないか」
そんな声が頭の中でささやいてくる。
でも今なら、その声にこう言える。
「ありがとう。でも、私はここにいる」
「私は引かなくていい。私は、私のままでつながっていい」
「怖くても、私は愛していい」
誰かが、同じように悩んでいるなら
もし、今この文章を読んでくれているあなたが、
「子育てが苦しい」「愛したいのに遠くなる」そんな気持ちを感じていたら。
それはあなたがダメな親だからじゃない。
それは、過去の痛みがあなたを守ろうとして働いているサインなんだ。
責めないで。
むしろ、それに気づいたあなたは、もう次のフェーズにいる。