癒しのための怒り


私は、怒りで人間関係を壊し続けてきた。

怒りはいつも「怖いもの」だった。

怒ったら嫌われる。

怒ったら壊れる。

怒ったら、戻れなくなる。

そんな恐怖の中で生きてきた。


だけど、最近気づいた。

私がずっと封じ込めていた怒りは、

他人を壊すためのものじゃなかった。

「私を守るための力」だった。


やられる前にやり返せ——それはイカネズミの声だった


私の中に、ずっと鳴り響いていた声がある。

「お前、バカにされてんぞ」

「お前、やられるぞ。潰される前に潰せ」


その声は、怒りを私に注ぎ込む。

気づけば、頭の中はムカつきでいっぱいになって、

「どうやって相手をやり込めるか」ばかり考えてる。

でもそれは、実は**インナー・クリティックス(自分責めの声)**が

「イカネズミ」となって騒ぎ出していたんだ。


イカネズミは悪者じゃない。

子どもの頃の私を守ってくれていた存在。

でも今は、もう大人になった私が、

別のやり方で自分を守る時期なんだ。


セラピューティック・アンガーという考え方


怒りには、もう一つの使い方がある。

それが癒しのための怒り(セラピューティック・アンガー)。


これは、他人を攻撃するための怒りじゃない。

自分の中の「もう無理…」っていう小さな声を

守ってあげるための、静かで力強い怒り。


たとえば、こう言うことができる:


「もうあなたの声に従わない。

私は私の人生を、私自身の手で守る。」


怒りを、自分の力として取り戻す


私は、過去に仕事でクビになったことがある。

怒りを抑えきれず、人間関係を壊してしまったこともある。

でも今なら分かる。


あれは、「怒りのせい」で壊したんじゃない。

怒りの扱い方を知らなかったから壊れたんだ。


今は違う。

私は怒りを、破壊ではなく、回復の力として使っている。

インナー・クリティックスに言う。


「もうやめて。私はあなたに人生を壊させない。

子どもの頃は守ってくれてありがとう。でも今は、私が私を守る。」


怒りは、私の光だ


もし今、怒りが湧き上がっているなら、

それは「壊したい」という衝動じゃなくて、

**「変わりたい」「もう黙っていたくない」**という

あなたの魂の叫びかもしれない。


その声に気づいてあげよう。

怒りは、闇じゃない。

怒りは、私の光だ。


ソフィア



今日のおやつ

苺大福とカステラ