5年生の夏にやりたいこと | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

5年生の夏は受験まで一年半の時期。受験生になる準備をしたい時期です。

 

優秀な受験生が出来ていること・・・優秀というのは成績優秀という意味ばかりではなく、受験生として優秀な子供が出来ていて、そうではない子供が出来ていないこと。それは学習管理です。

 

「お母さんから計算プリントをやっておくように言われているからやるよ」

「今日の計画では漢字練習をしておかないといけないからやるよ」

 

どっちの子供が優秀なのか・・・っていうことですよ。

受験にはお母さんが伴走することも多いのですが、なるべく自主的に動ける受験生でないと最難関は難しいでしょ。他人の管理では、なかなか細部まで出来ないものですから。

高校生ならば分かるものですけどね。点数ではなく、完成度を高めようと思ったら、他人の管理では難しいものです。

 

中学入試を課する中学側の意義目的の一つは、自主管理能力があるのかないのかということを判別することでしょう。なるべくそれが出来る生徒に来て欲しいと思っているので、入試が課されているということはあると思います。

 

5年生の夏の学習計画は、まずは子供に立てさせるということではどうでしょうか。

6年生になったときに「お母さん、今日は何をやればいいの?」と聞く子供なのか、「今日はこれをやるべきだと思うからやろうと思う」と言う子供なのか。

もはやモチベから違うでしょ。

 

いくた