MとNに関しては、私の手元にあるデータで一番古いものは2018年のものであるので、これについて見てみたい。
M,Nの順 2018→2024
東海中学 127→124 123→150
南山女子 48→45 58→85
滝中学 237→170 177→251
愛知淑徳 215→164 139→208
南山男子 64→76 54→59
名古屋 345→240 221→270
愛知中学 385→271 313→418
金城学院 259→206 107→209
2018年まではMがトップシェアで、2019年からはNに完全に入れ替わっている。
意外なことかもしれないが、東海中学と南山女子の合格者数は、Mは大きくは減少していない。
ただ、その他の減少幅が大きいことは、生徒数は減少してしまっているということが分かる。
特に私が気になっているのは、お滝さんのシェアを減らしてしまっていること。以前から私は、お滝さんはMでいいのではないか?と言い続けているのだが、数値的にはそのようにはなっていない。
Mは生徒数は1.5倍くらいにはなったのだろう。東海中学は思ったほど伸びていない。これは意外なことなのだよね。東海中学はNの方がいいと私は思っているのだけど。それもそのようにはなっていない。幾太郎の考え方がズレているのだろうか。
Mは残念ながらSAPに飲み込まれてしまう流れになってしまっているのかもしれない。ホームページでの宣伝もSAP化が進んできてしまった。来年からは最上位クラスはSクラスではなく、αクラスになるそうだ。
東海地区にはSAPは合わないと思うんだけどな。
そして、大きな疑惑が今回の集計で明らかになった。
読者の方から以前タレコミはあったのだが。
BやHは、関西受験で既に進学先が決まっている生徒を東海地区に動員して、合格者数を水増ししている
この疑惑について、昨日の記事をご覧いただきたい。
男子難関指数 東海/名古屋
女子難関指数 南女/愛知淑徳
男子難関指数
M0.52 N0.56 H0.70 B0.92 K0.45
女子難関指数
M0.27 N0.41 H0.52 B0.75 K0.41
この中の男子Bは0.92となっている。これはあまりにも高すぎる。仮に東海中学に合格した生徒が全員名古屋中学に合格していたのだとすると、92%の合格率となってしまう。いくら何でもないわな。女子Bも高すぎる。
もしBが、東海中学や南山女子を一発勝負で受験することを推進しているのであれば、こういった結果にもなるのかもしれない。しかし、それはあり得ないだろうし、あり得たらそれはそれで問題でしょう。
この結果、Bのチートはほぼ認定されたといってもよい。数字は嘘をつかないよね。
Hはどうなんだろう。確かに若干MNよりも高めの数字にはなっている。ただ、Hは学力層が高めだと言われているから。
東海中学はHでは偏差値56、Nでは偏差値60となっている。差が4あるように思えるが、実は偏差値の計算方法がこの2つでは異なるので、実際の差は2くらい。
疑惑は晴れないとしても、ギリギリ許容範囲ではあるので、断定はできないかな。
いくた
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