どういう生徒であれば、医学部に合格できるか | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

 昨日の記事を書きながら、かつて教えた生徒のことを思い出しました。


その生徒は東海高校卒で、既に4浪していました。同級生が次々と医学部に入り、医療系以外の同級生は既に社会人にもなっている歳です。

彼は自分に実力がないことを認識していました。だから決して慌てることなく、着実に毎年学力を伸ばしてきたということでした。


浪人を始めたときから、既にある程度の年数は織り込んでいたということです。なかなかそんな考え方は出来ないですよね。私も浪人経験があるので、浪人生活が精神的にも肉体的にも、とてもつらい生活であることは認識しています。1年間だから我慢できるものですが、長期間を見込むものであったら堪えられないものだと感じます。それでも彼は続けてきたということです。


そして、彼は4浪のその年に、第一志望の医学部に合格して、今では医師として立派に頑張っています。

 

若くして胆力のあった彼ですから、今後も活躍していけることでしょう。

 

いくた